1998年5月23日 対阪神7回戦@甲子園 苦手虎を退治する時


5月下旬でも貯金があります!

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【スタメン批評】
“ベイスターズ”
前日の試合猛打賞の畠山はこの時点で6番ライトのレギュラーを完全に掴んだか
畠山以外はお馴染みのメンバー
先発はこの日がラストチャンスの可能性もあるマホームズ
“タイガース”
打撃好調の矢野を再び2番で起用するも打線を固定できていない状態が開幕から続く
若手の7番今岡だけが期待の星か…
先発は94年ドラフト1位の井上貴朗、この3年間で通算16試合に登板するもまだ1勝もできていない
【試合経過】
マホームズと井上両チームともにローテの谷間同士となったこの試合
戦前の予想通り打ち合いになる
2回ベイスターズは谷繁マホームズの下位打線が安打を放つと
上位3人で得点を奪いこの回だけで5得点
井上をノックアウトさせる
一方そろそろ勝ち星が欲しいマホームズ
しかし8安打で3四球と制球が定まらず5回途中で4失点
勝ち投手の権利を得ることは出来ずに五十嵐に交代
しかしベイ打線は8回に途中から守備に入った佐伯の3点タイムリーツーべスでダメ押し
五十嵐の後を関口、島田、横山そして9回ピンチに佐々木が登板し3者連続三振で斬り
8-5で勝利
チームはこの勝利で貯金生活復活
しかしマホームズがこの日2軍に降格し先発投手陣は非常に苦しい状況に陥る

“PlayBack’98特別コラム-あの時あの星たち-”
98年5月23日号 「優勝の鍵は虎退治」

-チームが優勝する最大の条件-
優勝には苦手球団を作らないこと、つまり1球団でも大きく負け越す相手を作らないことが必須だ
それはきっと今でも18年前でも変わらない
苦手球団を作るということはそれだけ優勝から遠ざかる
この18年もの間ペナントを掴むことができなかった今のベイスターズを見れば明らかだろう
15年シーズン、交流戦大きく負け越したことばかりクローズアップされるが
優勝したヤクルト相手に8勝17敗と9つもプレゼントをしてしまっている
そして13年シーズンから数シーズン遡れば広島カープより下にベイスターズがいたのは
カープを苦手にしてきたからだ

-張り子の虎にビビっていたお星様―
1998年開幕前
97年2位と躍進し優勝を目指す横浜ベイスターズは
長年の苦手球団といかに互角以上の対戦成績を残せるかが急務であった
ベイスターズ元年93年に13勝13敗と5分で乗り切ったのを最後に
94年は7勝19敗、95年には12勝14敗、96年12勝14敗、97年10勝17敗
4年連続負け越していたのが阪神タイガースだった
しかもこの時のタイガースは現在のベイスターズよりも弱いお荷物球団であった
それなのになぜかベイスターズは勝てなかった
あまりの苦手ぶりは当時の球団社長大堀が虎退治の神社で知られる加藤神社にお参りにいくほどでもあった
97年も、もしタイガースと五分で戦えていれば98年を待たずに優勝できていただろう

-38年前から因縁のあるタイガース-
ベイスターズは、タイガースと深い因縁がある
1960年初めて大洋ホエールズが優勝を決めたのは甲子園球場、もちろん相手はタイガース
それから4年後…
マジック1で迎えた9月26日の甲子園
1試合でも勝てば4年ぶりの優勝というダブルヘッダーで連敗し
阪神が逆転優勝、大洋は球団2度目の優勝を逃し
後に平松が200勝あげようとスーパーカートリオが走ろうと
本拠地が川崎から横浜に移ろうと左門豊作を補強しようと
優勝することはなく
98年当時
ファン歴37年だろうと1年だろうとファンのキャリアが長かろうが短かろうが
優勝経験がないファンがほとんどの球団になってしまっていた

また90年代はホエールズからタイガースに移籍し活躍する選手も多かった
92年阪神を2位に浮上させたパチョレック
左腕の大門、阪神で4番も打った平塚、虎の中継ぎエースとして君臨した伊藤敦規など
かつてマリンブルーのユニフォームを着ていた選手が
縦縞のユニフォームを着て古巣大洋・横浜相手に躍動していった

こんなところにもベイスターズがタイガースに勝ち越せなかった理由かもしれない

-ハマスタ開幕3連勝と甲子園3連勝の5月末のカードが10・8に繋がった-
1998年ベイスターズが7年ぶりに迎えたハマスタ開幕戦
迎えた相手はその苦手阪神であった
「3連敗は避けたい」とエース野村を3戦目に起用した権藤の先発投手起用も当たり
苦手阪神相手に開幕3連勝【参考記事:4月3日開幕戦
チームは開幕ダッシュに成功した

しかし波留の離脱などで4月を5割で乗り切るのがやっとであったベイスターズにとって
敵地甲子園で3タテすることがチームに虎に対する苦手意識を完全に払しょくするには必要であった

事実5月22日からの甲子園3連戦を前にベイスターズの対タイガース成績は
3勝2敗と開幕3タテしてもほぼ五分…

そして迎えたこのカードの頭をエース野村の好投で先勝
さらに23日先発はマホームズは苦しかったが打線の援護とリリーフ陣の粘りで連勝
翌24日も6得点で勝利(試合記事は後日更新)
4年間苦手であった阪神相手に甲子園で3連勝
敵地甲子園での3連勝はなんと20年ぶりのことであった
開幕の阪神3連勝とこのカードの甲子園3連勝
2つの3タテが10・8の甲子園に繋がる

その3タテを決めた24日の試合、あのかつての球界のエースが先発マウンドにたった

次回は5月24日対阪神6回戦を振り返る

【試合結果】
ベイスターズ8-5タイガース@甲子園球場
勝:五十嵐 1勝
負:井上  1勝3敗
S:佐々木 9S
観客動員:38000人
試合時間:4時間12分

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