30歳控えの山崎憲晴の絶望の向こう


・30歳控え選手を襲う悲劇・

今年30歳を迎える控え内野手にとってシーズンが始まる前の
この時期に苦しい現実を受け入れることになった
横浜DeNAベイスターズ山崎憲晴が左膝靭帯断裂で手術が決定
リハビリ期間も考慮すれば彼が再びグランドに戻るには1年近くの時間が必要となる
「今季絶望」
それは主力でも若手でもない30歳の控え内野手にとっては、受け入れがたいことだろう
チームにとっても内野全ポジション守ることができ、捕手までもこなす彼を1年間使うことができないのは痛い

キャッチャーと共にラミレス体制下でレギュラーが決まっていないポジションである遊撃手
山崎憲晴もその候補の1人にあげられていた
倉本、柴田といった若い選手と共に長年不在の正遊撃手争いに加わっていた
さらに新助っ人ロマックのサード適性が首脳陣の間で疑問符がでてきた今では
サードのレギュラー候補としての可能性もあった
そんな彼の2016年は手術とリハビリで終わってしまうのだろうか

・プロ1日目で結果を出すも…・

山崎憲晴のここまでのプロ野球人生を振り返れば、まず最初に語られるのが
2009年プロ1年目の開幕戦
8番サードで新人ながら先発出場を果たし、その試合で外野へ3方向打ち返し3安打猛打賞
プロ野球人生の初日に大きな結果を残しベイスターズ暗黒時代のファンの僅かな希望のひとつであった

しかし華々しいデビューを飾った1年目は69試合に出場するも
2年目以降は守備固め代走での起用が多くなりプロ入り4年目にはわずか18試合の出場に終わってしまった

そろそろ本当の意味で結果が欲しかった2013年のシーズンでは交流戦で活躍するなど115試合に出場
ショート・サード、セカンドを守るユーティリティープレイヤーとして首脳陣の評価も高かまる
翌14年シーズンも115試合、昨年は不調や怪我で25試合の出場に終わってしまったが
緊急時には捕手が出来るように練習し、キューバ―選手とのコミニケーションを円滑にすすめるために
スペイン語まで勉強する彼の姿勢は弱小球団のベイスターズにとっては大きな力になっていたはずだろう
参考記事:5代目背番号0 山崎憲晴 器用貧乏選手の泥臭い生き方

 

・長年懸念の遊撃手問題・

山崎憲晴もレギュラー候補のベイスターズのショート
このポジションは長年空席のままになっている
2008年に98年の英雄石井琢朗の退団以降、誰ひとりシーズン140試合守り続けた選手はいない
石川雄洋や梶谷隆幸といった現在ベイスターズの主力である選手たちも
このポジションの定位置奪取に挑戦したが、勝ち取ることは出来なかった
さらに藤田一也、渡辺直人といった12球団有数の守備力を誇る2人も
正遊撃手獲得する能力があったにも関わらず、無能な現場と球団によって放出されてしまった
そしてショートのポジションは琢朗退団してから8年目たった今もレギュラーはいない
この空席を埋めない限り、CS出場なんて夢物語を語る資格もないだろう

・低レベルな遊撃手争い・

現在ショートのポジション争いは
離脱した山崎の他に2年目の倉本、ルーキー柴崎を中心に争われてはいるが
正直小粒な感じは否めない
倉本にしろ、柴田にしろ守備面に関しては大きな穴はないが
打撃に関しての期待は薄く、大型ショート登場という形にはならない
ラミレス監督本人も「ショートには守備以外求めない」と話すだけに
今シーズンも低レベルな遊撃手争いになるだろう
それだけに、1年間シーズン戦うには、山崎のような経験ある選手の力が必要であった
倉本、柴崎という若手を大きく育成するためにも経験のあるライバルは必要だった

おそらくこのチームの長年の懸念であるショート不在の問題は今年も解決しないだろう

怪我からの復帰は
今季絶望ということになりそうな山崎憲晴に対して
「無理せず、ゆっくり治して欲しい」と言葉をかけることは
30歳を迎え長くないプロ野球人生のゴールの足音が近づく彼には
激励の言葉にも温かい言葉にもならないだろう

だからこそ、彼には無理をしてでも
今年1軍のグランドに立つつもりでリハビリをし

グランドでチームを引っ張って欲しいと願っている
10月の中旬からのポストシーズンには
彼のフォア・ザ・チームの精神が必要になるだろう

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