22番高崎健太郎が終わってはいけない理由


・4年前の開幕投手がいない…

3月3日のヤクルトのオープン戦、ラミレス監督に早々と開幕投手に指名された山口俊が好投を見せた
練習試合含め、実戦で彼はここまで結果をだし続けている
個人的に開幕投手を早い時期に公言することに違和感を感じていた
決して絶対的エースが存在しないベイスターズ投手陣の中で競争を煽らないで
早々と先発投手の花形である開幕投手を指名したことは失敗すると思っていたが
ここまでの実戦を見る限り、山口は実力で開幕投手を勝ち取りつつあると言って問題ないだろう
素直に脱帽である
2016年の開幕投手が山口に決まりつつある中、気になる選手がいる
DeNA元年の4年前2012年…
京セラドームで開幕投手を務めた右腕のことである

・31歳の離脱に後も前もない

先月キャンプもまだ第2クールが終わる頃、今年31歳を迎える高崎健太郎が親指付け根の炎症で離脱した
発表は“痛風”だった
「いい年したおっさんか」「うまそうなもん食い過ぎ」「自分の立場分かってるのか」…
ファンからも辛辣なコメントが残されたが
もちろん一般人がなる「痛風」とは違う
アスリートが筋肉を鍛えすぎたことで痛風になることはめずらしいことではない

しかし、彼が痛風だろうがインフルエンザだろうがアキレス腱切ろうが
「後がない」31歳の投手にとっては開幕前に離脱してしまったという事実は重いだろう
昨年7試合に登板して2勝3敗で終わった彼には
「もう後がない」という表現より「もう何もない」という表現の方がいいかもしれない
12年の開幕投手が横浜の地で復活することは難しいのだろうか

・エース候補から脱皮できなかった22番

2006年希望枠でベイスターズに入団した高崎健太郎
ベイスターズにとっては特別な番号である「22番」をつけファンの期待も大きかった
1年目から2勝をあげて、将来のエースとしての片鱗もみせた
2011年開幕3戦目に好投し、1年間ローテーションを守った
そして2012年には初の開幕投手として大役を果たし7勝をあげて、二桁勝利も間近だった

しかし2013年、球が高めの甘いところにはいってしまうことが多くなり
大事なところで滅多打ちを喰らう場面が目立ち、リリーフに転向させられた
それでも復調することはなく、2014年・2015年と徐々に1軍のマウンドで目をする機会は減った

ベイスターズの22番は
ファンから「高さ危険太郎」と揶揄され、今では存在すら認識されなくなってきた
しかし、私は高崎がエースに脱皮できなかった原因は本人以外にもあると思っている

 

・援護がなくてメンタルがやられてしまったエース候補

「今年のテーマは“我慢”です」
2012年、高崎があらゆる雑誌媒体でのインタビューこう答えていた
前年の11年シーズン、5勝15敗で終わってしまった高崎であるが
好投しながらも打線の援護がなく勝ち星が伸びなかった
広島マエケンなどエースと対峙することも多く、最少失点に抑えながらも
打線の援護なく尽きて勝ち越し点を奪われることが多かった

そこで12年のテーマは“我慢”だった
しかし12年のシーズンも彼は打線の援護なく勝ち星を伸ばすことができなかった

私は彼が脱皮できなかった原因はこの2年間で打線の援護が少なかったことに尽きると思う
高崎に限らず、この球団は若手投手が好投する時打線の援護がなく勝ち星をつけてあげることができず
そういった経験を積み重ねてきた若手投手が「最少失点に抑えなきゃ」と必要以上に意識させすぎてしまい
メンタル面が弱くなってしまい、成長を促せなかったところがあったと思っている

高崎は2013年頃初回の立ち上がりから汗ダラダラでマウンドにたっているのを見るとそう思ってしまう
もちろん、高崎の投球テンポの悪さが野手の援護を受けにくいものにさせてしまったことも触れておくが…

30代以上の先発投手が久保・三浦というベテランしかいない
今のチームには高崎のような貴重な中堅投手の存在は必要不可欠だ

 

・後がないなら、前を向くしかない

31歳高崎健太郎は、このまま終わるわけにはいかない
同世代の後輩井納が30代に入り、開幕投手山口、4年目の三嶋、ルーキー今永・熊原など
ベイスターズの先発ローテには必ずしも高崎の名前は必要がなくなってきた

しかし彼にはここで終わってはいけない責任がある
かつてベイスターズファンの夢を叶えた先代の番号を引き継いだのだから…

ベイスターズの22番がここで終わってはいけない

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