サイドスローは、死せず 加賀繁


忘れられた、背番号16番

対バレンティン秘密兵器も、そのバレンティンが1軍の舞台にこなければ存在は価値はなかったのか
昨シーズンの登板はわずか9試合に終わった
防御率は7.88
今年31歳になる年齢を考えれば、今シーズンは引退をかけたシーズンになる

加賀繁
今年プロ入り7年目を迎える彼は目に見えた結果が欲しいシーズンになる
今年のキャンプでは2軍調整ながらもラミレス監督の口からは期待を表す言葉もあった
それでもかつての中継ぎエースは、今も苦しんでいる

先発で結果を出しながらのリリーフ転向

「ほんとに加賀を先発から中継ぎにしたのはもったいない」
私とよく現地観戦する友人は2011年から毎年のように加賀の起用に文句を言っている

ルーキーイヤーの2010年、加賀は低迷する尾花ベイスターズを一人支えていた
4月25日のヤクルト戦で初先発をすると5回1失点でプロ入り初勝利
以降は先発ローテ入りし24試合先発マウンドに立った
しかし防御率は3.66とまずまずの成績を残しながら、勝ち星はわずか3
当時村田、内川以外に大きな期待を持てなかった打線に援護力はなく
加賀は3勝12敗と大きく負け越してしまった
「加賀は負けと勝ちの数字が逆でもいいぐらいですよ」
解説者のお決まりの文句を何度も聞いた

先発として規定投球回も達成した加賀であったが、翌年からは中継ぎに転向
2年目の11年シーズンはリリーフに仕事場を移したことで投球回が前年の半分以下となったが
それでも勝ち星は4勝と前年を上回る
加賀は2年目以降ベイスターズの中継ぎに欠かせない選手として重宝される
彼がリリーフで結果を出している時でも
それでも冒頭の私の友人のように
「加賀は先発で行くべき」と考えていたファンは多かっただろう
事実、加賀本人も先発への拘りは強く2014年には自ら先発再転向を首脳陣に申し出ている
しかしそのシーズンも加賀は先発で結果を残せず、リリーフに再度転向している

ラストチャンスの先発を…

14年シーズン先発転向した加賀はオープン戦序盤、結果を出していた
しかし、オープン戦途中怪我で僅かの間離脱し、復帰後の公式戦で先発では全く結果を出せなかった
それでも私は友人の影響を受けたからではなく加賀にもう一度先発転向のチャンスをあげて欲しい

加賀自身、プロ野球人生において今が一番の正念場であろう
先発だろうとリリーフだろうと結果を出さなければ後がない
しかしだからこそ、一番自身が挑戦したい場所で勝負させてあげたいと思ってしまう
彼が新人時代に味わった誰もいないマウンドで

「もう、どすこいは終わった」
数年前、ファンは耳を塞いでリリーフカーに乗り、マウンドで悲壮感を漂わせていた山口をこう評していた
しかし、今や彼はベイスターズになくてはならない先発投手へと転向し成功している
山口と2歳しか違わない加賀にもそうなる可能性があると思っている

加賀繁はまだ終わっていない

秋山登のサイドスロー、98年開幕投手の川村丈夫
彼ら2人と共通点のあるサイドスローの16番はまだ死ねない

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