2016年5月7日対広島戦 ● 7番セカンド石川は戦力なのか?  


この記事は試合批評です

“改めて問われる、石川雄洋のスタメン価値”

-ペナント参加条件である5月攻勢に石川は必要な戦力か-

ブログ移転後、そして今シーズン初めての試合批評をしようと思う
マツダスタジアムでの広島戦
試合前3連勝中だったベイスターズにとっては4月に溜まった借金を5月にどれだけ返せるかが
ペナントレースに参加できる条件といってもいい
もし、5月末に4月末と比べて借金が増えているようなら今シーズンは完全に終焉した
そのためにも5月攻勢には指揮官の采配に失敗が許されなくなる
しかし打線は梶谷復帰後息を吹き返し「4月先発が良かっただけにこれでチームの調子は上向く」と
楽観的な考えもできるが、不安も多くある
そんな中で私は、ラミレス監督の石川雄洋の起用法に注目している
シーズン前「1番セカンド石川」と公言していたラミレス構想ではあるが
開幕の出遅れ、石川の不調と必ずしも「1番」という打順で起用することが難しくなっている
チームの“聖域”とも揶揄される石川は本当にチームの戦力になるのか
今日はその石川の打席に注目しながら試合を振り返ってみたい

-“7番石川”の存在-

石川は、本日7番セカンドでのスタメン出場
開幕前の構想が『1番』である石川を7番でここ数試合使っている
本日の試合前の打率が2割に満たない、打率.195であることを考えれば納得ではあるが
それならば、スタメンで使う必要もあるのかは甚だ疑問ではある…
打席を振り返る

:第1打席:2回表 1-0でリード
場面は、無死1、3塁
前の打者山下のタイムリーで先制しこの試合の大きなハイライトになりそうな場面
しかし石川の心理状態からすれば内野ゴロゲッツーでも得点になるこの場面、気楽に打席にも入れただろう
結果は4球目のカットボールをライトにタイムリー
個人的にはここでの打席に期待が薄かったのでこれは素直に打った石川を誉めていい場面だろう
アウトにならずに2点目を黒田から奪えたのは大きかった

:第2打席:4回表 3-3で同点
場面は、無死1塁
前の打者山下が出塁しているだけにバントやエンドランも考えられる場面
ここでベンチはエンドランのサインを出したのか、ランナーはスタート
石川は2球目のややボール球をうまく打ち返す
しかし名手セカンド菊池の好プレーで併殺打
これは菊池を誉めるべきであって石川は責められないだろう

:第3打席:6回表 3-5で2点ビハインド
場面は、2死
代わった今村からカウント3-1となった5球目のボール球に手を出してファウル
続く6球目は高めの直球であったが詰まりながらもショートの前に
石川の常套手段ともいえるヘッドスライディングも飛び出し内野安打にした

:第4打席:8回表 4-10
場面は、2死2塁
大量ビハインドでもあるし、初球をレフトフライで凡退した

4打数2安打…成績を見れば仕事した数字と言えるだろう
しかし、石川という選手を考えた場合『7番』で使うなら価値はない

-四球を増やせないなら、石川に未来はない-

個人的に今日の石川はどんな形であろうと
2点目のタイムリーを打ったことで大きな仕事をしたと考えていいだろう
しかし気になるのは、3打席目の場面
1-3というボール先行の中で手がでてしまった5球目
ファウルにはなったが、振らなければ四球だった
積極的に打つ方針であるラミレス野球の中で本意ではなかったのかもしれないが
やはり私は石川にもっと四球を選んで欲しいと思う
プロ入りしてから石川の四球の数が少ないことは昨年も記事にしたが
参考記事:石川雄洋は過大評価か?過小評価か?

やはり1番を打って欲しいと思うだけに、出塁率を増やしていく必要がある
ファウルは多いが、ボール球に手がでてるだけと揶揄されてきた石川だけに
彼がいまひとつ脱皮できていないのはこんなところにも表れていると思っている
今のような感じだともう30代の川は中途半端な選手として終わる気がしてならない
石川がもう一段レベルを上げるには
消極的と言われるかもしれないが、四球を選ぶためにバットを出さない必要もあるのではないだろうか
結果的に見逃し三振が増えようと、空振り三振が元々多いだけにそれは大きなマイナスにはならないはずだ

-石川を本当の意味で聖域にするためにも-

そしてやはり、今の石川を無条件にレギュラーで使うべき選手だと思わない
やはり、しっかり他の選手と争わせてレベルアップも計っていく必要があるだろう

プロ入り後、ファンの目に見えるようなレギュラー争いを石川がしてきたとは思わない
渡辺直人や藤田一也といった名手達と横一線で争ってきたわけではない
14年にグリエル入団後、外野手コンバートなど同情できる起用もあったが
それでもプロ入り後の石川はポジション争いだけいえば恵まれたといっていいだろう
だからこそ、今一度特別待遇はしないで他の選手と争わせて欲しいと思う

『元キャプテンだから』『顔がいいから』『あのヘッドスライディングがかっこいい』ETC..
彼がチームの顔の一人であり、ファンが多くいるのはわかる
しかし、どうしても私は今の彼がレベルが高くないベイスターズ内野手の中でも
レギュラーとして無条件で使う選手だとも思わない
だからこそ、ファームで結果まだ出てないうちに石川を昇格させたのにも納得がいかなかった
現に成績的に見れば彼が本調子でないことは明らかだ

FA宣言せずに1年契約で残留し年俸がアップした
そろそろ石川が真のレベルアップを図るためにも彼に本当の意味のレギュラー争いを
チームとして考えて欲しい

石川に本当の意味でレギュラーとして使う価値が生まれた時
セカンド石川が本当の意味で“聖域”と呼ばれる時
このチームは優勝に近付くだろう
しかし、残された時間は少ない

今日の敗因は、バント失敗も含め井納にある
しかし、チームがここまで低迷している原因にはやはり競争があるようで競争されてない起用にもあるだろう

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  1. 石川ファンには失礼ですが
    乱暴な言い方ですが、私は石川を使う限り優勝はないと思ってます。
    これは、数年前藤田選手を出した報いですよ(オカルト的ですが)。
    それなら代わりに取った内村を使えば、ベイスターズに足りないずぶとさが今頃確立できたものを・・

    もう伸びしろのない石川を使い続けるのは如何なものかと思っております。
    かと言って競争相手もいないし・・というかおっしゃる通り競争させてないし
    石川を擁護し続けたツケですな。

    1. コメントありがとうございます
      記事の中では自重しましたが
      私も石川を使うより内村を使う事でいやらしい野球を目指して欲しかったです
      しかし残念ながら前任の指揮官も現在の指揮官も、自分のチームの戦力分析がうまくできていないようで…
      現在打率2割前後…これなら確かに若手を使うことでもしたほうが意味はありますよね
      石川が若手と呼ばれた時代贔屓起用されたように…
      またコメント待っています!

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