2016年5月13日対阪神戦2-3● “メイン”捕手戸柱の6回と8回の明暗 


メイン捕手戸柱が正捕手に成る日

私は、野球で一番すきなポジションは捕手だ
だから、昔から市川・谷繁や細山田などもっとも好きな選手の一人に捕手の面々をあげることがある
さて、2016年のベイスターズにはやっと長年懸念であった正捕手が誕生しそうだ
それがルーキー戸柱
ここまで40試合中34試合にスタメンマスクを被る
山口が先発する時に高城がマスクを被るがそれ以外はほぼ戸柱が先発マスクだ
今日はその戸柱を中心に今日の試合を振り返る

“打てる”捕手ではないが“打てない”捕手でもない

2009年に相川がヤクルトに移籍して以降、ベイスターズの捕手に求められた第一条件が
“打てる”捕手ではなくていいから“全く打てない”捕手はやめてくれ!
2009年~2013年頃まで細山田や武山、さらには黒羽根にしても高城にしても
打率が1割台、よくて2割ちょいというのがベイスターズの捕手陣の打率だった
『9番投手以外にも8番に自動アウトがいる』そんな揶揄もされたが
今年の戸柱は開幕してから多少疲れもあり、調子の波もあるが
ここまで打率は.239  本1 点5
確かに極端に成績がいいわけではないが、自動アウトと揶揄されるほどではない
過去のベイ捕手陣を見ても充分合格点だ
今日の先制点も戸柱だった

第1打席:2回裏 一死 1塁
山下がヒットで出塁した今日最初の打席
初球外角高めの球を見逃す、ここで山下が盗塁に成功して1死2塁のチャンスとなる
藤波が若干コントロールに苦しみカットボールがそれから2球高めに外れカウントは3-0
すると4球目の低めの外角直球を見逃してストライク、5球目の甘い球に振り遅れファウル
フルカウント
ここでインコースのやや真ん中よりに入った球をひっぱり1,2塁間への先制タイムリーヒット
ラッキーヒットにも見えるが
3球目までの藤波のボール球に手を出さずにしっかりフルカウントまでにしたことが
藤波に多少なりとも神経を使わせたことになった結果だと思う
打てないのにバカの日とる覚えのフルスイングをするよりやはりこういう打撃は好感が持てる
これが大きな1点となる

6回と8回の明暗わけたリード

一方で、リード面でも素晴らしさをみせる
①6回表阪神攻撃:1死 1,2塁の場面
板山のヒットと高山の四球、2人のルーキーにチャンスを作られてしまったこのイニング
井納と戸柱のバッテリーが素晴らしかった
4番福留の場面では1-2のカウントから勝負球でフォークでゴロで仕留めたが
昨年まで後逸が多いベイスターズ捕手陣の中でも守備が安定している戸柱だからこそ
井納も腕を振り切って投げられたとのだろう
次打者ゴメスの場面でもフォークのワンバンドをしっかりとめており
戸柱の守備の巧さがこの回のピンチを切り抜けた
フォークをピンチに投げられたバッテリーの勝利といっていいだろう

しかし、それは8回の守備の場面で全く逆の結果になってしまう

②8回表、1死1,2塁の場面
大和の同点タイムリーそして高山の打席でアホみたいな落球をした山下のせいで
1死1、2塁と今までのベイスターズなら確実に逆転されてジエンドの場面!
4番福留相手に初球インコースにスライダーを投げてファウルにすると
その後直球2つ続けて凡打にする、特に3球目はこの回になっても147キロでていた
直球のキレがここまでいい!
しかし5番ゴメスの場面
初球をストレートの釣り球で外すと
2球目から4球目はフォークを続けてカウントは2-2
しかしこの時のフォークは6回の時にキレの良かったそれとは明らかに違った
それだけに勝負球が難しくなってしまった
5球目は直球をが低めにいってファウルにされる
ここでバッテリーとしては選択肢が難しくなった
フォークが甘く入ればやられる、かといって直球で本塁打なら万事休す
戸柱は、ここでフォークを要求するが井納は腕をふりきれずに高めに外れ2塁打
結果論になってしまうが、アウトコースに直球を投げてみるのひとつ手だったのかもしれない
ここでの失点は勝負を左右してしまうだけに
精度が落ちているフォークが最適だったのか
逆に福留の時に直球が147キロでていることなども考慮するとフォークに頼り過ぎてしまった感もする
それでも、バッテリーは責められないが…

戸柱で1年間我慢できるか…そして黒羽根は

ラミレス監督はセンターラインの固定を開幕前から拘っていた
センター梶谷、遊撃手倉本は既に固まった
そしてここまで戸柱も固定されたように見える
しかし、1年間フルで新人捕手が戦っていくのは難しいだろう
戸柱が捕手としてのレベルの高い持ち主であることは認めるがプロで1年マスクを被り続けることの難しさは
やっている人間だけでなく観ている人間にもわかる
ラミレス監督がどんなに正捕手をこだわっても、絶対疲れが出てきつくなるときがくる
それでもラミレス監督は我慢できるのか見てみたい

そして、現在ファームで幽閉状態の“ベテラン”黒羽根
彼が必要になる時はくるのだろうか…

ベイスターズの正捕手争いはまだ終わらない!

ここまで読んでいただきありがとうございます
最後に応援クリックお願いします! (※ブログ村に移動します)
にほんブログ村 野球ブログ 横浜DeNAベイスターズへ

記事更新時に通知を受け取ることが出来ます。

関連記事

  1. いやあ セ・リーグは昨晩、どこもかしこも凄え試合してますなあ
    文字通り混セんのこの闘いに、チキンにならず常に前向きに進んで欲しいですね
    ベイのお坊ちゃんたちは優しい子たちが多いんで、この厳しい闘いについていけるかどうか心配・・・・・・
    って冗談じゃない‼ 決意してプロに入ったんだから、エラーしたら下なんか向かず、その後はよりでッけぇー声で、俺んとこに打ってこいよとボール呼ぶくらいでなきゃあ、この世界やめたほうがいい
    正に闘志なき者は去れ ですよ
    この痺れるような状況を思う存分楽しまなきゃあ 尻尾巻いて逃げる奴はいらん

    スミマセン つい興奮してしまいました

    1. もちろん、その通りですよね
      エラーしても下を向かず、『次の打席でとりかえします!」と投手に話かけにいくくらいの選手に成って欲しいですよね
      だいたい、最下位のチームが下を向いても何もないですからね
      あれだけの観客を見て闘志をだして欲しいです

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。