ベイスターズ4代目背番号3 スティーブ・コックス  高すぎた授業料


ベイスターズ史上最大の失敗助っ人

2016年シーズン
ベイスターズは新助っ人としてぺドリック・ロマックを獲得したが
現在のところ戦力とはなっていない
その後シーズン途中にザガ-スキー、エリアンを獲得した
外国人選手をスカウトして能力を見極めるのは難しい
その選手の能力が高くても日本という文化や風土に馴染むことができなければ活躍はできない
特に助っ人外国人は基本体に1年契約であるために文化や環境に慣れるのを待っている時間がない
さらに、メジャーで実績ある外国人であればチームに来てくれても遊び半分で来て帰る選手もいる
ベイスターズは優良助っ人が過去に多く在籍しているが活躍出来ず投資に失敗した助っ人はその何倍もいる
その失敗助っ人の中での史上最悪の一人に数えられるのが2003年に1年間在籍した助っ人
スティーブ・コックス
2002年に引退した石井浩郎の後に背番号3を付けた選手だ

ブラッグス以来のバリバリメジャーリーガ-の来日

2003年、昨年より親会社となったTBSはベイスターズの監督に
OBでメジャーにも明るい山下大輔が就任する
森野球で暗くなったチームを文字通り明るくするのが目的だった
そんな山下の伝手と豊富なTBSの資金力で獲得した助っ人が
スティーブ・コックス
2000年よりデビルレイズのレギュラー一塁手として活躍
3年連続2桁本塁打を達成し4番打者として試合にも出場した
2002年には148試合出場し16本塁打
メジャーリーガーとして実績のある選手であった
2002年オフ監督に就任した山下大輔は左の大砲の獲得を熱望
球団はヤクルトとの契約が切れるペタジーニの獲得に動くが巨人との争いに敗れ
コックスの獲得に動いた
28歳でレギュラーに近い選手を横浜に呼ぶにはそれなりの金額が必要だった
ベイスターズはコックス相手に3年契約で移籍金100万ドル、年俸275万ドル
破格の条件を出して獲得した
バリバリのメジャーリーガーの来日ならぬ来ハマは、ブラッグス以来のことだった

怪我に次ぐ怪我でわずか15試合で…

球に逆らわない広角打法は中距離打者タイプでありながら
日本では20~30本塁打も期待できるパワーも備えている
28歳とこれからの飛躍をも予感させる選手だ

当時の2003年ベイスターズFANBOOKにはと書かれている

確かにファンもメジャーでレギュラーだった選手に期待は高まった
しかし来日にしてまもなくの春季キャンプで半月板損傷
開幕出遅れが決定的となった
手術後の回復に時間がかかり、1軍昇格は5月14日とずれ込む
コックスがファームで調整を続けている間、ベイスターズの1軍では
タイロン・ウッズという同時に来日した新外国人が活躍
ウッズは外野手も出来た選手ではあったがファーストが正規ポジション
本塁打量産体制になっていたウッズの活躍は
必ずしもチームはコックスを必要としなくなっていた
来日最初の試合となった5月14日の巨人戦で5番ファーストで先発出場するも4タコ
その後15試合に出場するが今度はふくらはぎを痛め2軍落ち
メジャー時代に痛めた古傷も癒えず、さらにウッズの外野の守備は目も当てられない内容であったために
ファーストはウッズの定位置となりコックスに与えるポジションはなくなり
球団は2年目の契約を破棄、違約金を払って退団が決定した
コックスは、1年も日本に居ないまま帰国した

コックスの失敗で大物獲得に二の足を踏んだ

コックスの失敗はそれからのベイスターズの歴史の分岐点となってしまった
資金力をかけても活躍せずに1年で帰国してしまうなら
安い外国人を何人も獲得した方がいいという考えになる
大物獲得に二の足を踏むようになってしまった
結局スカウトも計算できない助っ人獲得を金をかけずにスカウティングしなければならないために
ダメ助っ人をまた獲得する悪循環でチームはコックスが在籍した2003年以降
TBS時代の2011年まで最下位でなかったのは2シーズンのみ
コックスの失敗が球団の長く暗い暗黒時代の序章となってしまった

DeNAになってからは計算の立つ他球団の実績ある、お古選手を獲得している傾向にあるが
2014年にはコックス以来の大物助っ人グリエルを獲得するも
そのグリエルも2015年には来日するしないの騒動で契約破棄
コックス騒動がそうだったように
数年後DeNAの低迷の分岐点がグリエル問題にならないことを願うばかりだ

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