2016年5月28日対広島 0-6● 後がない小杉の致命的な失点


敗戦処理のアラサ―投手

 今日の試合の9回表
ベイスターズファンも少し帰宅に向かい始めた横浜スタジアム
5点ビハインドのマウンドに立った男は
今年31歳になるプロ8年目の投手
5月10日以来の約20日空いたマウンド
「登板間隔が空いてしまったから打たれた」
「失点したけどラッキーヒットだから問題ない」
などの言い訳もできないし、その余裕もない
彼にとっては野球人生の分岐点にもなりかねない大事なマウンドだった
小杉陽太31歳 背番号54
彼が登板した5月29日のの試合を振り返る

開幕投手(仮)山口が壊してしまった7連勝

今日の試合は7連勝がかかっていたが同時に
貯金生活か借金を抱えて交流戦になるかの
大事な1戦となった
しかし残念ながら、開幕投手(仮)である山口が6回表に
2本のホームランを打たれたことで試合を決定づけてしまった
今シーズンの山口は勝ち星が付いてはいるがいまいち安定感に欠ける
怪我で開幕出遅れた影響がまだ残っているところもあるが
やはり山口特有のメンタル的なことも左右してしまっている

ハイライトは失点した6回表より直前の5回裏
広島の先発中村恭平のコントロールが乱れて
倉本の四球、白崎のヒットで1,2塁に出塁した
その後の高城
週に1度の出場で1打席1打席が大事と考えているためか
バットを短く持って中村の落ちる球に喰らいつきファウルで粘り
8球目で四球を勝ち得て満塁とした

そして1死満塁で打席は山口
山口自身バッティングがいいだけに本人で決めたい気持ちもあったのだろう
3回振って三振
結果的に併殺にならなかったし、タイムリーを打てとも言わないが
コントロールが落ちていた中村だっただけに
山口にはバットを振らずに四球を狙うくらいの気持ちでいて欲しかった
バットを振れば併殺もあるしファウルになれば手の痺れも残る
山口の積極的な打撃は買うが、時と場合による
結局このイニング得点できなかったことが
直後の4失点にもつながっただけに勿体なかった

若手のリリーフ充実の中で後がないアラサ―

山口が試合を壊してからは
7回に大原、8回にルーキー熊原と無失点に抑えるも
中村恭平、ヘーゲンズ、ジャクソンから得点を奪う事が出来ない
5-0と5点のビハインドで迎えた9回表
マウンドに立ったのは30歳の小杉

今シーズンここまで3試合に登板
開幕1軍登録されたが
3月27日に広島戦、29日の巨人戦でそれぞれ救援で登板して失点
3月30日に登録抹消され約1カ月半ファームで調整し
5月10日に再び1軍登録されて登板している
防御率は9.00
敗戦処理としての役割しか彼には与えられていない

昨シーズンはベイスターズが絶好調だった交流戦前まで
貴重なセットアッパーとして結果を残していたが
交流戦に入り徐々に疲れが見え始めて失点をするようになり
7月31日のマウンドを最後にファームに落ちた
再び9月に昇格するも春先のような結果は残せなかった

年齢を考えても小杉には時間がない
現在のベイスターズは先発陣、救援陣共に充実している
特にリリーフは須田-三上-山崎という勝ちパターンが確立され
左投手でもない限り中々1軍のブルペン入ることが難しい
熊原のような若手であればチャンスもまだまだあるだろうが
31歳になり、たいした実績もない小杉には1試合1試合が
忍び寄る戦力外と対峙することにもなる
今日の試合もそうだった

失点してはいけない場面での失点

敗戦処理ではあるが
彼にとっては敗戦処理という枠組みでは測れない大きな重みのある登板
この回先頭打者の石原を直球2つで凡打
直球が浮ついているのが気にはなったが
今の小杉には
内容よりも結果、過程よりも答え
どんな形でも一つのアウトが大事だ

次の打者は田中広輔
今日の小杉は
直球のコントロールも良くない、ましてや変化球の精度も悪い
2球目をファウルにしてもらってストライクをとった以外は全て見られて四球

3人目の打者菊池には
高城が落ちる球で低めにボールがくるようにリードするも
ランエンドヒットで進塁打に

すると次の打者丸には
落ち切らなかったフォークを打たれてアンラッキーなポテンヒットになる
これが2死のためスタートを切っていた菊池が本塁に還ってきて失点

ポテンヒットでなければ…2死でなければ…
失点しないでこのイニングのマウンドを降りることができたかもしれない
しかし、残念ながらツキもなかった

チームが7連勝出来なかったことや
借金を完全に返済した状態で交流戦を迎えられなかったことは残念だったが
それ以上にアラサ―投手である小杉が結果を残せなかったことも残念だ
今日の登板で小杉が降格することも充分も考えられる
ファームには実績もあるベテランの長田や先発・救援をこなせる三嶋、高崎、萬谷
怪我からの復帰を目指すエレラや左腕の林などもいる

アラサ―投手の小杉にとって今日の1失点は重い失点となったかもしれない

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  1. 偏った見方かもしれませんが、山口 小杉あたりは、悪しきベイの姿そのものですね。
    特に山口、5回裏の大チャンスがついえた後、これでもし6回表のカープを0点に押さえたら勝機はあるなと思ったら、『やっぱり』打たれましたものね。0点でなくても2点以内でも希望は持てたのに・・・・
    残念ですが、恐らくこの人引退までこんな感じでしょう。 お山の大将がいつになっても払拭できない典型かも。 ホントに惜しい‼

    1. おっしゃる通りですね
      本来は機能の試合は山口に対しての叱咤記事を書こうと思ったんですがあまりにも不甲斐なさ過ぎて書く気にもなれませんでしたね
      正直私は山口がFAでても、どうぞどうぞって感じですね

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