2016年6月12日対オリックス4-0○  山口をエースと呼んでいいのか  


ハマのエースが、三浦から変わる時

2000年頃から我々ベイスターズファンは「エース」という称号を三浦大輔の代名詞としていた
優勝した1998年には背番号11の斎藤隆や背番号21の野村をエースと呼んでいたが
2000年代に入ると完全に三浦がエースと呼ばれ
そしてそれは気付けば昨シーズンまで続いていた気がする
もちろん一年一年の成績を見ていけば、三浦より成績を残してきた選手はいる
それでも結局“エース”という称号は背番号18の専売特許であった
その大きな理由の一つは三浦より若い活きのいい投手が出てこなかったからだ
しかし今日の背番号11のピッチングを見て口の悪い私も
彼をエースと呼んでみたなくなった

高城のリードが山口を落ち着かせる

今日の山口のピッチングのハイライトは1回裏だろう
先頭打者の小島に変化球が真ん中に集まっていたために少し調子が悪いのかなと思っていた
小島を凡打にした後、次打者西野に粘られ不運な内野安打を許す
3番の糸井にはアウトローのストレートをうまく捉えられてツーベースヒット
1死2、3塁と苦しい場面だった
昨年までの山口ならここでワイルドピッチでもして失点するか
ランナーを満塁にして大量失点するのがオチだった
しかし今日の山口には全く戸惑いがない
それは今年常にコンビを組んでいる高城のリードもあるのだろう
T-岡田に対して直球とフォークを外角内角に使い分けて追い込むと
最後はフォークボールを空振りさせる
次の中島には149キロの直球で凡打にし
このピンチを見事に無失点で切り抜ける
これはまさに山口の球の力とそれを活かす高城のリードのおかげだ

威風堂々、危なげなし

初回のピンチを抑えて以降
山口・高城のバッテリーに危なげはなかった
2回から許したランナーは6人のみ、3塁を踏ませることはなかった
特に今日の山口のフォークボールのキレはテレビでもわかるほど素晴らしかった
また直球の走りも良くて高城は直球を勝負球として要求することが多かった
奪三振は5つだが、17個の内野ゴロはストレートでひっかけさせる
外野フライでのアウトはたった3つのみ、外野への安打を含めても
外野へ飛んだボールは6つのみだった
今日の山口の球質が重かったことがわかる
テレビで見ていても威風堂々、危なげなし
今日の山口の投球は見ていてもハラハラする場面がなく
いい意味で面白みはなかった

接戦で勝てる投手になるか…

今日の山口は9回を0に抑え2試合連続完封勝利
エースと呼んでも問題ない活躍をみせている
しかし一方で今シーズンの山口で気になるのが
勝った試合は全て味方の大量援護に支えられているというところだ
前回の5日のロッテ戦では11得点の援護もあったが
4月9日、5月8日、5月22日と全て7点以上の味方の援護を受けている
言ってみれば投手戦、緊張感が高まる対決での白星という展開はまだここまでない
リリーフ時代からメンタル面が気に成る山口なだけに
1点も許されない投手戦でどんなピッチングを見せてくれるかが気に成る
そういった試合でも今日のようなピッチングを見せることが出来れば
まず間違いなく山口はエースと呼ぶにふさわしい選手になるだろう

背番号11がエースと呼ばれるか

今日で山口は5勝目
高城もしっかり山口をリードしている
このバッテリーで今シーズン15勝以上勝ち星を掴むことが出来れば
18年ぶりの優勝も夢ではなくなってくる

1998年背番号11をつけた男、斎藤隆は
前年の怪我から見事に復活してチーム優勝の大きな立役者になった

その18年後、背番号11が再びエースと呼ばれる日が近づいている

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  1. 確かに昨日のヒーローインタビューで女子アナにエースと呼ばれて、山口は変な顔していましね。 あれはチーム事情を知らない女子アナが大阪人特有のサービス精神でエースと呼んだだけで、気にしない方がいいと思いますよ。(何を隠そう私も大阪人なんですが)

    今年のベイスターズには、6人のローテーション投手の他に、セットアップエース、抑えのエース、そして精神的支柱のレジェンド三浦、さらには育成出身者のエース砂田、困ったときのエース長田まで何人エースがいるかわかりませんよ。 皆んなが自分の出番で、俺がエースだと思って仕事しているから今の結果があるのではないでしょうか。

    さて、もうDH制は日本シリーズまでありません、 ラミレス監督が、どんな采配をするのか? どんなネタを提供してくれるのか? 楽しみですね。

    1. ピエロの赤い鼻さんは、関西出身だったんですね
      俺がエースとたくさん出てきてくれる年なんていつ以来でしょうか…投手力だけなら98年以上ですね
      DHなしのラミレスがどう選手を起用するか…どこでロマックを使うか
      進藤とどこで会話するか…など話題はつきませんね!笑

  2. 貴殿の言う通り、接戦での勝利をものにできるようになればエースですね。
    後は突然崩れるどすこい病が1失点くらいでおさまってくれれば–。

    昨日のダミレス采配で唯一の不満は山下3塁、シラタキ1塁。これは逆でしょう。
    シラタキはヤクルト戦で致命的なエラーをして2軍落ちしましたが、私の評価としては
    山下よりは守備はかなりうまい。
    エリアン2塁で、シラタキ、そして何とか石川をサードにして、山下、飛雄馬で争って
    もらいたい。石川サード、誰か思いつく首脳陣は居ないのか?
    それより、ロマック下げて、ザガスキーを1軍へ。野手は候補いないし、ザガスキーは
    2軍でも安定しています。昨日は1回を三者三振で閉めています。

    1. 石川サードについては他球団のスカウトもそう考えている人が多いと何かの記事で読んだことがあります
      なぜ、この球団が石川の遊撃手にあんなに拘っていたのかはほんとに謎ですね
      まあ村田という大物がいたからサードで使うのは難しかったんでしょうが
      今シーズンであれば今からでも遅くない気はします
      エリアンもまた怪しくなってきましたし、内野の改造は大いにありでしょうね

      やまぐちも接戦を勝てる投手に成って欲しいですね

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