試合を早々と投げたラミレスと諦めなかった選手とファン 2016年6月26日対巨人4-9●


2勝1敗では合格点ではない

もし今日勝っていれば、広島カープへの挑戦権はベイスターズにあっただろう
しかしどうもベイスターズは優勝争いをしたいようではないようだ
今日の試合早々とベイスターズはジャイアンツにカープへの挑戦権を譲った
6連敗の中で始まったこの3連戦を2勝1敗で終えたわけだから合格点と見る向きが多いだろう
しかしそれは合格点ではない
そして今日の試合、指揮官ラミレスが早々と試合を投げたようにも映った
たまたま現地観戦できた今日の試合を振り返る

梶谷の休養で変わったスタメン

昨日の記事で私は「明日(26日)の試合でベイスターズのスタメンが変わってるようでは負ける」と書いたが
今日のように梶谷が身体の違和感を訴えての欠場だっただけにスタメンが変わったのは仕方がない
しかし梶谷の代わりに誰を起用するのかは興味があった
松本も関根も対左打者に対しては高い打率を残している(松本は昨年の成績を参考)
松本を思い切って使ってみるかと思ったが関根を起用した
決してその起用を責めるつもりはないが、松本を試してみる価値はあっただろう
ましてや6番で落ち着いた倉本の打順をあげるくらいなら
松本に3番を任せてしまって他の打順を
昨日と同じで弄らない方法のほうがしっくりきたのではないか
しかし今日気に成ったのは打順うんぬんではない

ギャレットに3本打たれた責任はどこにある

今日の試合は巨人の9得点中7打点のギャレットの活躍が注目される
7番打者に3本もホームランを打たれてしまえば敗戦は確実だ
この責任は誰にあるのだろうか
打たれたモスコーソ、リードした戸柱
もちろん彼らに責任はある、しかしそこだけではないのではないか
ギャレットの3本の本塁打を振り返りながら見ていく

第1打席:2回表 1死1,2塁
初回を終えた時点でモスコーソの調子は決して悪いようには見えなかった
しかし2回先頭の長野にストレートがばらつく、6球目をライトに運ばれる
阿部を併殺崩れ、ショートの悪送球にモスコーソが足をひねったようにも見えたが
モスコーソはベンチからコーチとトレイナ-が出てくるのを制止
しかし続く村田に巧くセンター返しを打たれ1,2塁
そして打席にはギャレット
一発だけを防ぐ配球をしていくことが望まれる場面
次打者が実松、内海
ボール球で誘い最悪四球で満塁にして次の2人で勝負して問題ない場面だった
ベンチは確かな指示を出すべきだったが投手コーチがベンチから出て間をとることはない
そしてルーキー戸柱とモスコーソは甘い球を放ってスタンドへ…先制3ラン
最悪な形で打たれる

第2打席:4回表 先頭打者
先ほどの打席を踏まえてどう攻めるか気になったが
全て直球しかも全てインコース
4球目はやや外に戸柱は構えたが球はシュート回転してインコースに入り打たれて最上段
2打席連続本塁打は、バッテリーのインコースに固執したリードが裏目にでた
しかしこの直後ベンチからコーチが出て間をとることはしない

第3打席:5回表 2死1,2塁
チャンスの場面で村田がサードゴロでホームタッチアウト
ツーアウトになった
この場面ここもギャレットを歩かせても次は実松、もう1点も失いたくない場面
ベンチはどうするのか篠原コーチが出てきて指示をするものと思っていた
しかしベンチは出てこない、捕手もマウンドへはいかない
そして戸柱は高めに直球を配球して4球目インハイを先ほどの打席と同じようなコースを打たれた
3打席連続本塁打、ここで試合は決まった

この3本の本塁打、モスコーソの制球力が甘かったこと
戸柱のリードが中途半端だったこと
これが直接的な理由ではある
しかし、気になるのは
今日の試合ベンチから一度も投手コーチが出てきて間をとらなかった

モスコーソのためより戸柱のために

ベンチからピッチングコーチがでてきて間をとることが決して全てにおいて良い結果になるわけではない
モスコーソのような助っ人投手の場合、ベンチから出てきて間をとられるのであれば
自分のタイミングが狂わされると嫌がる選手も多い
今日もモスコーソが事前にベンチにそう言っていた可能性は高い
しかし今日は何より戸柱の間をとってあげたかった
特に1打席目と3打席目はギャレットと無理に勝負にいく場面ではない
ボール球で攻めて欲しいところでもある
投手コーチがモスコーソと戸柱の間に入ってどう勝負するかを確認することも出来た
篠原コーチの事が嫌いなら光山コーチでもいい
コーチが嫌なら内野陣が無理やり間をとってもいい
なぜ、二人だけでギャレットと勝負させてしまったのか
観ていて不可解で不愉快な場面であった
ラミレス監督は、ベンチで何を考えていたのか

モスコーソを続投するにしても降板させるしても

また今日の試合ラミレス監督がこの試合を捨てたのかと思ったのはモスコーソの代えどきだ
3回裏、戸柱がヒットで出塁しモスコーソに打席が回る
この時点でビハインドは4点
結果論ではなく勝負をかけて代打を出すのもありだった
この3連戦の重要さがわかっていれば…しかしここでは出なかった
リリーフ陣の疲労も考えればここで代えなかったのもわかる
しかし4回にギャレットに本塁打を打たれた後に代えることも
5回にギャレットの打席で代えることもできた
リリーフの負担を考えたにしては、昨日2イニング投げた小杉、連投の大原、長田、勝ちパターンの三上
明日が移動日であることを考慮しても今日は無理した起用がもっとできたはずだ
3連勝を狙うためにはモスコーソの早い降板も決断できた
結局8失点するまでなにもしなかったベンチの采配に勝つ気があったのかは疑問だ

選手、ファンは諦めなかった

指揮官含めたベンチからは今日の試合への闘争心や気持ちは見られなかったが
選手やファンの今日の試合への気持ちは強いものを感じた
8点のビハインドがついても粘ったリリーフ陣
9回に魅せたベイスターズの反撃
「追いつかない程度の反撃」と揶揄するにはもったいないものだった
そして最速で100万人を突破しても尚多くのファンが駆け付けた横浜スタジアム
炎天下の中で熱射病で体調を悪くする方もいた中で最後までほとんどの人が席を立たない人達は
マウンドまで歩くことすらしない首脳陣に比べてよっぽど戦っていた戦士だろう

今日の敗戦を「また切り替えて戦う」とかコメントしているようではこのチームは強くならない
引きずればいい、引きずって引きずって落ち込めばいい
きっとそこから1勝の重みを実感するはずだ
ラミレスには、ベンチから観た大勢のファンで埋まったスタンドがどう見えたか

横浜にまた熱い夏がやってくる

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  1. 勝負事は、甘いことやってるようではなめられてしまいます。
    相手を完膚なきまでに叩くこと、非情になること、相手ファンからトコトン嫌われること、今まで我々はそれをやられてきたんだ。
    昨日の試合を首脳陣が手ぇ抜いたかどうかは定かではありませぬが、もうね、あまっちょろい事やってる暇ないッスよね。
    次は阪神戦。連敗中の虎にお付き合いするのか?❗はたまた甲子園で悲鳴が出るほど虎をぶちのめすか?❗
    たまにゃあ鬼になれよ❗嫌われろよ❗ベイスターズ。

    1. 手を抜いたというより、甘いってことですよね。自分にも相手チームにも
      阪神広島との対決に勝ち越すことが出来ればチームは変わっていくでしょうね
      ほんとうに嫌われる野球をやって欲しいです

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