2年連続失敗した開幕投手公言という失態 2017年3月31日 対ヤクルト 2-9●


今年“も”した開幕投手公言

2017年年明け、キャンプまでまだ1カ月ある中
監督2年目を迎え、本気で優勝を狙えなくてはならない17年の幕開け
ここでこの外国人指揮官はまたしても必要のない公言をした
「今年の開幕投手は石田に任せた。本人には既に伝えてある」

まだ3年目…
昨年9勝をあげたとはいえ、ローテに定着したのは昨年からで
今年が実質2年目の投手…
そしてまだ自主トレが始まるかどうかという時期での開幕投手発表
現役投手全てがノースローである時期にも関わらず…

昨年もそうだった
2016年正月明けには「開幕は山口に任せる」と公言した
前年わずか3勝でありながらも期待を込めて早々と開幕投手に指名した

昨年は山口が直前に怪我をして開幕を投げることはできなかったが
チームは白星を手にすることはできた
今年はどうだろうか

石田-戸柱は、なぜバレンティンと勝負した

正月から開幕投手を意識して調整した石田
さぞ、素晴らしい投球をしてくれものと思ったが
神宮の天気のようにピリっとしない

球が高めに浮き、コントロールは定まらない
得意のカーブも決まらない
序盤3回までノーヒットでありながら四球3つを与える
4回にはカウントを獲れる球がなかなか見つからないバッテリーをあざ笑うかのように
ヤクルト打線に逆らわない打撃をされ2失点

さらに5回
ヒットの坂口を2塁に置いてバレンティンの場面
この日のヤクルト石川の状態を考えても、3点差がつけば命取りになるだけに
何としてもここで失点するわけにはいかなかった
それだけにバレンティンを歩かせて左の雄平勝負で充分良かったはずだ
しかしバッテリー横浜ベンチは勝負を選択し、手痛いタイムリーを喰らってしまった
この1点で今日の試合に勝負は7割方決まってしまったように思える

2年連続で失敗した開幕投手公言

今日の石田の状態は非常に良くなかった
雨の影響もあっただろうが、コントロールが悪すぎた
それでもしっかり6回3失点で試合を作った点は素直に賞賛したい

それにしても石田はオープン戦でも調子がいまひとつだった
オープン戦の成績だけで考えれば今永の方が安定していた
しかし、ベイスターズの開幕投手はオープン戦の成績は考慮されない
なぜならオープン戦の始まる前に既に開幕投手が決まっているのだから

開幕投手を争うためにキャンプ・オープン戦とチーム内で凌ぎを削ることはない
大エースがいるならまだそれもわかる
しかし、このチームにはエースと呼べる選手はいない
それでも花形である開幕投手になろうと
キャンプとオープン戦でアピールしても意味がないのだ

確かに大黒柱であるエースがいない球団であるからこそ
開幕投手を敢えて早々と指名し公言することで
その投手にエースとしての自覚を促す狙いもあったのかもしれない
しかし、昨年それは失敗に終わったはずだ

昨年開幕投手に指名された山口は
オープン戦で確かに結果を残した
しかしオーバーワークで開幕直前に戦線離脱し
公言されていた開幕投手が開幕にいないという目の当てられない状態になった
結果的に井納が代行して勝利を収めたとはいえ
開幕投手公言は意味を為さなかった

山口はその後復帰し自身キャリアハイの11勝を上げたが
CSを前に再び離脱し、オフにはベイスターズを去った
ラミレス監督の開幕投手公言は昨年失敗に終わっているのだ

しかしそれでも今年同じことをし、今度は調整不足の石田で星を落とした
今年も開幕投手公言は失敗した

まだ、暗黒期を脱していない自覚を持て

今年は私のようなネガティブファンも「ひょっとしたら…」という期待を持っているシーズンだ
だからこそ、しっかりした競争がチーム内にも欲しい
しかし開幕投手公言、スタメン事前発表など
相変わらずチーム内の競争意識より
ファンサービスと云う名のメディアサービスを重視するこの球団では
期待できないのか…

今日の試合石田以外にも不安要素がたくさんでた
「12球団1安定している」とシーズン前言われていたリリーフ陣も
須田・高崎が散々であった
高崎に至ってはなぜ、オープン戦無失点で済んでいたのかが不思議な
酷いピッチングである
むしろ、リリーフ陣が不安と言われたヤクルトに
ルーキ・石山・秋吉でベイスターズから1本のヒットも許さない継投で返された

頼りの4番筒香もWBCの疲れがまだ残っているようだ

昨年たまたま広島が走って、他がコケテくれたおかげで
初めてクライマックスシリーズに進出することができた
しかし借金があったことを忘れてはいけない
一昨年、前半戦首位で折り返して最下位に落ちた球団である

多くのファンが横浜スタジアムに訪れているからといって
この球団が暗黒期を脱したと思ってはいけない
優勝候補でも何でもない
常に競争意識を持ってしっかり戦っていかなくてはならない

だからこそ、開幕投手という投手にとって最高の名誉ポジションを
競争なしで与えてはいけない

優勝した1998年、権藤監督は最後のオープン戦が終わるまで
開幕投手を決めなかった

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  1. 昨日のバネへのコメントも私でしたが、最近やっと手に入れたスマホからで名前が匿名になっていました。今日はPCからなのでFOX 40年来のベイのファンになっているでしょうか?

    さて、今年も自分が監督だったら結果論ではない、その時の話をしたいと思いますが、やはり今年もラミレスはダミレスと呼ぶことが多いかもしれません。開幕戦を落としたダミレス采配の罪を記載します。貴殿と重複も多々あります。
    ①開幕投手を早い時期に公言。
    中畑が三嶋で大失敗し、ダミレスも同じ道を歩んでいます。三嶋、石田ともオープン戦ではイマイチだったのが共通点。やはり開幕投手は誰もの憧れ、それが他人になったら正直他の投手はつまらないし、やはりオープン戦で一番好調で実力で勝ち取った投手を指名すべき。
    ②先発オーダーまで公開と打順
    百害あって一利無し。名将のむさんなら大笑いでしょう。そして私は宮崎やシラタキが好調で下位打線に控えているなら2番梶谷はまだ譲るが、昨日の5番以降は非力なアンパイな打線。そしてロペスは本人が熱望しての3番なら仕方ないが、基本反対です。理由はダブルプレーが多く、筒香の前でチャンスが潰れる。梶谷が1塁に居れば投手が盗塁も気にして筒香だが、3番ロペスが1塁に居ても投手は筒香に専念できる。
    それにこれは結果論だがロペスが昨日のようにHR打ってランナー無しの筒香はつまらない(笑)
    ③シリアコの先発
    昨日も書いたが、守備では明らかに上のシラタキで行くべきだった。結局は2回のバレのトンネルでの
    無死1塁がその後のピッチングに影響があったと思う。それに石川が先発ならシリsコ翻弄されるのは予想できた。
    ④5回裏のバレとの勝負
    ここは貴殿と100%意見一致。ただこれはベンチが指示をするべきだったと思う、
    ⑤6回表の先頭石田に代打無し
    この瞬間に私は切れました。ダミレスの6回までという意図はわかるが、フラフラの石田にあの寒さ。やはり状況に応じた采配が必要だったと思う。私なら誰を代打と思案していた。佐野はランナーがいるチャンスでつかいたい。塁に一番出れる確率が高いのは関根?と思っていたらそのまま石田。2-0くらいで石田が好調なら続投はわかるが3-0で石田不調での采配ではない。
    ⑥7回の満塁での新人進藤の起用
    勝ちにいくならここでパットン。進藤にとり今後、この経験が+となったということを期待しているのだろうか?もしかしたら、このまま沈む可能性もある、どちらにしても新人に任せる場面ではない。

    結局は試合が決まったあとで出し惜しみをしていた代打陣を意味のない場面でだしただけ。
    昨年も4月は固執した采配でボロボロになったが今日あたりは宮崎、シタラキを使って欲しい。
    というよりもライアン心配だから雨で流れて欲しいです。

     

    1. FOXさんでしたが、お久しぶりです。
      今シーズンもよろしくお願いいたします。
      本当にコメントで書いていただいたことに同意ですね
      特に6回表の場面で既に100球近くの球数を投げていた石田に代打を出さなかった理由がよくわかりません
      エースとしての自覚うんぬんを言ってるのであれば、相変わらずのおめでたい采配で…
      また7回の進藤は進藤自身が可哀想でしょうね。
      確かに昨年の春先、ロマックに固執したりで借金を作ってしまいましたからね
      今年も他が落ちてこない限りかなり苦しいでしょうね

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