伝説の22番をつけた高崎健太郎の現在地


伝説の背番号22を背負った元エース

昨年まで三浦大輔がつけていた背番号18は今とりあえず半永久欠番的扱いになっている
おそらく次三浦が監督するまでは敢えて空き番号にしておくんではないかと思う
ベイスターズファンにとってはこの背番号18番は特別な意味を持つ番号となっている
しかしあの優勝した98年、ファンにとって永久欠番になるのではないかと思っていた背番号は18ではない
大魔神佐々木主浩がつけた背番号22
永久欠番になることはなかったが、今でも特別な番号であることは間違いない
優勝したあの年から19年たった今年、その背番号22をつけた32歳は苦しんでいる
2012年開幕投手を務めた高崎健太郎はもがいている

背番号22が1軍マウンドに立たなかった屈辱

開幕投手を務めた5年前
彼は7勝10敗、防御率3.20で1年間ローテの柱として踏ん張っていった
しかし翌シーズン以降、2015年シーズンまでの3年間でわずか6勝
12年シーズン一年分の7勝に及ばない
そして再起をかけ後がない中で臨んだ昨シーズン
彼はキャンプから躓いてしまった、第二クールだった
親指付け根の炎症による痛み、痛風だった
アスリートには筋肉を鍛えすぎ良くある症状とはいえ
期待を裏切り続けてきた元エースが離脱するには、印象が悪い怪我だった
ファンからすれば「働かなかったお前が贅沢病か!?」
球団が発売した麻婆豆腐の宣材写真に高崎が使われていたのもバツが悪かった
その後左人差し指の炎症もあり、イースタンで15試合に出場したものの
結局昨シーズン背番号22が横浜スタジアムのマウンドにたつことはなかった
90年に佐々木が入団して以降
佐々木(~99)-べタンコート(00)-吉見(01~03)-佐々木(04~05)-高崎(07~)と継がれた背番号22
大魔神がつけてから横浜スタジアムのマウンドに背番号22が立たなかったのは
誰も22番をつけなかった2006年を除けば初めてのことだった

後も前もない元エースに活きる道

「先発がいいとかリリーフがいいとか言ってる余裕はない」
強い決意で今シーズン11年目を迎える背番号22は今プロ野球人生の正念場にいる
今年キャンプから精力的にブルペンに入り首脳陣にアピールし
オープン戦ではリリーフとして1失点も失わずに実力で開幕一軍切符を奪った
彼にとっては開幕投手を務めた2012年以来実に5年ぶりに一軍で開幕を迎えた
そんな彼は早速開幕戦の3月31日、4番手としてマウンドにたった
2-6と劣勢の場面だった
それでもブルペンからマウンドまで全力疾走してきた高崎を見て
「今年の高崎はやってくれる」
多くのベイスターズファンはその勇姿に期待したはずだ
ところが、内容も結果も散々だった
マウンドが雨でぬかるんでいたかもしれない、ボールが濡れて投げにくかったかもしれない
それでも今の彼には絶対に結果が欲しかった
いや出さなければならなかったマウンドだった
1イニング被安打4で3失点
「高崎は変わってねぇな-」スタンドからタメ息にもならないファンの声が降ちてくる雨の音と重なる
その3日後の今日、彼は一軍から登録を抹消された
戦略的に予定されたものなのか
31日のわずか1試合の結果のみで首脳陣が評価してなのかはわからない
しかし、いずれにしろ彼がもう一度チャンスをもらえるのは少し先になるだろう
いや偏重起用の多い指揮官の中では彼はもう1軍のマウンドに立たせてもらえるチャンスもないかもしれない
しかし、ここで諦め腐ってしまってはいけない
かつて38年ぶりの優勝を味わったファンにとって特別な背番号をつけているのだから…
そして、先発として奮闘していた時
味方の援護なくても黙々とマウンドに立ち続けてきた彼にここで終わって欲しくない
開幕投手を務めた2012年中々味方の援護をもらえなかった高崎は
口癖のようにこう言っていた
「今年のテーマは我慢なんです。僕がもっと我慢して抑えていればチームは勝てるんです」
我慢の先にきっと彼が目指す目的地があるはずだ
32歳の元エースはまだ諦めていないはずだ

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  1. たった1回の失敗で登録抹消は納得できません。
    それならあれだけ打てないシリアコはとっくに抹消です。
    高崎の復活があればずいぶん楽になってくるし、先発が足りないから思い切って先発要員として
    戻って来て欲しいです。
    ただ、健太郎はプロを甘く見ていました。社会人時代から練習はあまりしない方で、プロに入っても何とかなるで、年を重ねてしまった。今こそ奮起だ健太郎。

    1. コメントありがとうございます
      まさにプロを甘く見ていたと言う点は同意ですね
      特に1,2年目はそういう点が多々見られましたね
      ただベテランの域になった彼には今はそういったところはないようですね
      今永が離脱となれば…チームにとっては苦しいですが高崎にはチャンスです。彼がどこまで今年復調してくれるかは期待したいですね

  2.  気付いていなかったですが4月3日付けで高崎が登録抹消されていたんですね。 開幕戦1イニングの登板だけで。
    今年はオープン戦気迫のこもった投球で、やっと手にした開幕一軍切符。 それも、負試合でのロングリリーバーという慣れない席でのものだったでしょうが、どんな立場であっても彼の活躍を期待していました。
     思えば、あのキレッキレッのスライダーとストレート、そして何より回を投げ終えてマウンドを降りる姿がカッコよかった。 三浦と彼が頑張っている間に他の選手がレベルアップして強いチームになって欲しい。 それが、弱小球団時代の夢でした。
     今年はファームでも若い投手が多く登板機会が少ないかも知れませんが、必ず結果をだして、一軍でまたあの雄姿を見せてくれるものと信じています。

               「悲運の名投手だけで終わるな!」
     
     

    1. そうなんです、高崎は抹消されました。
      三浦と高崎のピッチングにファンは夢を見るしかなかった弱小時代…今暗黒期を脱しかけてはいますが
      もし優勝するならやはり高崎の復調がかかっていると思います
      彼が再びマウンドで躍動するのを私も願っています

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