石川雄洋、控えとなった背番号7が掴んだもの…


暗黒時代の象徴、背番号7

昨シーズンCS進出を果たし、長い長い暗黒時代をベイスターズは抜け出したと言っていいだろう
今シーズンは指揮官も選手もそしてファンも本当の意味で「目標は優勝」と言える
思えば2005年の3位を最後に10年間このチームはBクラスに低迷し、7度最下位にいた
この暗黒時代に良くも悪くも象徴と言える選手が背番号7だ
石川雄洋31歳
今シーズンでプロ入り13年目を迎える
2004年高校生ドラフト6巡目で入団し1年目から首脳陣から期待をかけられ
3年目のシーズンからはレギュラーとして試合に出るようになり昨シーズンには通算1000試合出場を達成した
しかし彼が出場した1000試合は、まさに暗黒時代のベイスターズの歩みで
その暗黒時代の中心にいた彼の軌跡とも言える
その彼が今シーズン、プロ野球人生で最大の転機を迎えている
いや、正念場といってもいいのかもしれない

歓声も罵声もない開幕…

彼が正念場を迎えるだろうという予想はファンであれば誰でもできた
今シーズン、例の如く年明けに期待するスタメンを発表した指揮官の口から
「石川雄洋」の名は呼ばれることがなかった
良くも悪くも彼の名前はこのチームの指揮官達は口にする
12年から15年まで指揮をとった中畑清も彼にチャンスを与え、叱咤激励しそしてまたレギュラーとして期待した
それは16年から指揮をとっているラミレスもそうだ
昨シーズンのキャンプ前のレギュラー発表でも彼の名前はトップバッターで期待されていた
シーズン始まってからもどんなに不調でもセカンドで彼を起用することに固執してきた
しかしチームのCS争いがし烈になってきてから彼はベンチを温める機会が増えた

そして今シーズンも開幕した4月9日
彼はナゴヤドームではなく横須賀スタジアムにいた
2番セカンドで今季初めてイースタンでのスタメン出場
横浜スタジアムであれば彼に対して歓声もしくは罵声が浴びせられるが
この日は静かにバッターボックスに入った
2打席で1四球とサードゴロ、5回からはベンチに下がった
背番号7の13年目のシーズンの開幕だった

チャンスが与えられず、掴むシーズン

1000試合の出場を果たしている彼だが、その功績を私は讃えられない
それは以前も記事にしたが、彼が1000試合ものチャンスをほぼ無条件で与えられる間に
実績も能力も上の選手がチームを去らなければいけなくなったからだ
現在は楽天で球界一の守備を誇る藤田一也、現在は西武で欠かせない内野手となっている渡辺直人
彼らは石川の偏重起用の犠牲者と言っていいだろう
彼らを放出し、その上に石川の1000試合がある
それにも関わらずチャンスを与えられた石川は一流選手にもなることはなかった
藤田や渡辺が他球団に出されたのは、なにも石川が悪いわけではない
球団の編成、首脳陣に責任がある、それでもファンのイライラは石川に集まる
結果横浜スタジアムで一番歓声も浴びるが罵声も浴びるのが彼となった
野次のあまりの激しさに耳栓をして試合に臨むこともあった
そんな石川は今シーズン、チャンスを無条件で与えられる事はないだろう
彼の正規ポジションであったセカンドにはヤクルトから移籍した田中浩康がいて
宮崎、エリアン、柴田…と選手は揃っている
30歳を迎える選手に今までのようにチャンスを与えていくことはないだろう
プロ野球で常にチャンスを与えられ続けてきた背番号7にとって初めて危機感を感じるシーズンとなるだろう
「バントならいつでも教えます」
キャンプ前、珍しく若手に門戸開放しコミニケーションをとっている石川
自身が今どういう立場にいるのか理解しているのだろう
チャンスを初めて自らの手で掴まなくてはならないシーズンとなる

私は石川雄洋という選手を好きになれなかった
しかし今シーズン、彼に一番の期待をかけている

それはチームが石川という呪縛から放たれことで
石川自身が大きく変わる気がしている

チャンスを与えらずとも、掴んだ時
背番号7は栄冠を掴むと信じている

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  1. 確かに快星会さんは私に比べたら石川には厳しかったですよね。
    私が少し甘いのは球団の編成、首脳陣に責任があるとい書いてある通りだからです。
    (あくまでも予測ですが—)
    私は中畑時代から石川3塁と言って来ましたが、そうしていたら彼も良かったと思います。
    進藤、石井といった名ショートと比べたら、学生野球レベルの守備、特に肩を知りながら
    ショートに拘った球団、首脳陣の犠牲かな。
    長いシーズン、昨日の後藤、石川が救世主になって欲しいし、出て来たら声援を送ります。
    あっ、今日もハマスタ行って来ます。
    先発を比べたら勝ちそうな気がしますが—。
    今永が本当に大丈夫なのかが心配です。
    私なら日曜日の天気予報の段階で、井納には火曜はどうせ中止だからスライドで水曜日、
    今永はもう1日休ませ木曜日を告げていました。
    まー井納より勝てそうだから今永歓迎です。濱口の影響され石田とともに相乗効果がでればと期待してきます。
    リーリーフ陣を1枚増やして欲しいが動かずかな?

    1. いつもコメントありがとうございます
      石川に対しては私は試合に臨む姿勢含めてあまり好きにはなれなかったんですが
      彼が本当の意味で変わるなら今年だと思っています
      今までと違って自分がいなくても待望論がでないチームを見て彼が一皮も二皮もむけるんではないかと期待しています
      実は今日私も観戦に行きました。批評は明日の朝書きますが残念ですし、ラミレスに対してまた不信感が生まれました

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