筒香嘉智の復調を待つ余裕があるか… 2017年4月16日対ヤクルト 6-3○


LAのライトフライが全てだった

彼の不調は、あの一打から始まったと言っていいだろう
既に1ヶ月がたとうしている
日本時間3月22日、ロサンゼルス ドジャーススタジアム
降り続く雨はそこで国を賭けて世界最高峰の野球をしている選手達を苦しめた
試合前屋外でのフリー打撃練習が出来なかったことで
ボールの感覚、飛び方の感覚を確かめることができなかった日本の背番号25にとっては
不安を感じながら打席に入っていたのかもしれない
しかしそれでもここでは言い訳ができない
8回裏2死1,2塁 ビハインドはわずか1点
日本人の願いは彼の逆転スリーランだった
ノ-ボールツーストライクと追い込まれた3球目の真ん中のチェンジアップ
テレビを見ている私は職場で思わず叫んだ
「行ったあああああ」
私だけでなくテレビ観戦していた日本人が皆叫んだはずだ
特に何度も彼の放物線を見てきたベイスターズファンは確信したはずだ
「これはホームランだ」と
しかし打球は平凡なライトフライだった
このロサンゼルスの一打がスタンドに入らなかった
これ以降筒香のバットがスタンドにボールを運ぶことは1カ月がたとうしている今日までない

既に威圧感もない寂しすぎる背番号25

ここまで14試合で47打数で本塁打はなし
今日の試合でも快音はなかった
全打席振り返る
1打席目:1回裏 ランナーなし 相手投手オーレンドルフ
ロペスが本塁打で先制点をあげた直後の打席
スタンドで見ていた私は筒香が本塁打を打つならここかと思っていた
初球のインコース直球を見逃すと2球目のインハイの変化球を見逃すと
3球目はど真ん中にきたスライダーを見逃し4球目のアウトハイを見逃しボール
2-2というカウントになってここまで4球バットを振らないと
最後の5球目のインコースストレートも見逃して三振
4番打者が1球も振らずに三振するという最悪な打席だった

2打席目:4回裏 ランナーなし 相手投手オーレンドルフ
2-1とビハインドになった4回裏の先頭打者
ここでも筒香は本来の打撃ができない
制球も安定していなかったオーレンドルフが3球連続でボール球
カウント3-0と打者有利になった
しかし前の打席全て見逃してしまったためか結果が欲しい気持ちが強すぎるのか
高めの球をファウルにすると5球目はアウトコース直球に手を出してしまいレフトフライで凡退
ストライクを見逃しボール球に手を出すという悪循環を抜け出せない

3打席目:5回裏 1死2塁 相手投手原樹理
この打席は完全にヤクルトに舐められたと言っていい
オーレンドルフがロペスに打たれ4-2となり
ヤクルトベンチはここでリリーフ
敗戦処理とロングリリーフができる原樹理を登板させた
筒香という4番を前に原
ヤクルトベンチは筒香を歩かせるかなとも思った
しかし開幕カードで筒香を狂わせたヤクルト捕手中村には自信もあったのだろう
勝負を選択し筒香は高めの直球をセカンドゴロ
ランナーが1塁にいれば併殺打であっただろう
完全に今の筒香が救いようのないスランプに陥ってしまっているのがわかる

4打席目:8回裏 1死ランナーなし 相手投手原
既にヤクルトバッテリーは筒香に恐ろしさを感じていないのだろう
ここでも原は自信を持って直球で押して4球目のシュートを筒香がバットを折ってヒットにするも
力負けしている

筒香の復調を待つか休ませるか

ここまで不調が続くと今の筒香をどう起用していくべきなのかという話もしていかなくてはいけないだろう
本来日本の4番で本塁打打点のタイトルを獲得した選手の起用を変えるというのはご法度であろう
しかし、山崎康晃の配置転換をした今4番である筒香の起用法も考慮する必要はある
本来であれば筒香の前後を打つ打者を調整して調子があがるのを待つ方法がベストではある
好調のロペスを筒香の後ろに起用することで相手の筒香への攻め方を変えてあげるべきなのだが
いかんせんここのBOSSは3番ロペスに情熱的な拘りがあるようなので期待できない
で、あるならば日本の国旗を背負って戦い疲労がとれない筒香に休養を与えることも作戦だ
相変わらず脹脛の古傷を気にしているようだし
ここで一度リフレッシュの機会を与えるのもいいのではないだろうか
中途半端に1軍ベンチにいさせても休めないだろうから登録抹消したっていい
今の不調のチームに“筒香”は絶対必要ではあるが“今の筒香”であればまだ代えは利く
もちろん、梶谷・筒香を欠いた以上優勝という目標は捨てなければならないが…

守護神康晃は諦め、優勝は諦めない

筒香の話題は一度置いといて
今日の試合の気になった点をあげておく
まずは7回の山崎の起用
ここ2試合結果がでていなかった山崎を守護神から外した

「今年はクローザーという形での成績は良くなかったということでこれからは7回で使う。8回は砂田か三上で、守護神はパットン当分これでいく。今年は絶対に勝たなければならないから」

なるほど、指揮官はまだ優勝を諦めていないようだ。
守護神山崎に固執していると思っていたがそうではないようだ。
私自身一度守護神と決めた以上4月までは任せた方がいいと思うが(抑えに関してのみ)
ただこのラミレスらしからない柔軟な采配は一定の評価をしたい
しかしならば、なぜ全幅の信頼があって新守護神にするパットンを今まで8回に起用しなかったのか
なぜ8回三上に拘るのかについても説明して欲しいところだが
現状安定した投手がいないだけにそれも理解できないことはない
それでも8回三上の方が守護神山崎康晃より失敗していることは指揮官自身確認して欲しいところだ

さらに相変わらず左右ジグザグ打線に拘っているのか倉本を6番で起用しているが
今日で調子を取り戻したようには見えるが6番で起用するおりは7番8番で気楽に打席に立たせて欲しい
ただでさえ4番筒香~9番までの期待値が低い打線に相手バッテリーは責めやすいだけに

今日は荒波が昨日昇格してすぐスタメンで起用された
守備の動きも良く期待はできそうだが、彼に思う事はあるのでそれはまたコラム記事で書くことにする

侍JAPANに選手を供給することの是非

話題を筒香に戻す
今の筒香にの不調を見て思い出すのが2009年のシーズン
内川、村田といった前のシーズン首位打者と本塁打王を獲得した2人の選手をベイスターズは日本代表に送り
結果日本は優勝し二人は野球界に大きく貢献したが、村田はWBCで怪我をし開幕から離脱し
内川も疲れがぬけずこのシーズンは打率3割は残したが後半は休み休みの出場だった
WBC過去3大会で多くの主力選手が野球人生を棒に振っている
ヤクルト石井弘、松坂大輔…etc
みなこの国際大会で無理した影響がその後の野球人生を左右させてしまった
今の筒香の不調を考えてもやはりWBCが選手にとって野球界にとって果たしてプラスになるかは判断できない
もちろん、出場した選手・選手を代表に送ったチームには敬意を表するが

現状筒香にとって本当に侍JAPANに出たことがプラスになったのかはわからない

“大会を通じて成長することも出来たし、色々な課題も見つけた。チームに戻ったらその問題を解決して優勝に貢献したい”

こう大会後語った筒香
今ベイスターズの課題は筒香の復調だ
侍JAPANに選手を供給することにを悔させないためには25番の一発しかない

一つの勝利に浮かれている状況にはない

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  1. 昨日、私なら負けていたかもしれません。
    私なら4回の2死満塁でクラインに見切りをつけ代打でした。
    後から聞いた話だがクラインは打点をあげたのは高校以来、ダミレスも期待していなかったとのことだから勝ちに行く采配ではなかったことは確かの結果オーライ。
    クラインでは広島に打たれ、走られ100%通じないから山田以外は走らないヤクルト戦に出したから4回では交代できなかったのが実態でしょうかね。
    そして山崎7回は、したくてもハマスタではできなかったと思います。あの英断は凄いです。

    筒香に関しては、昨年の交流戦の時にふれたと思いますが、145キロ以上のストレートが打てない。だからパリーグのパワー投手に抑えられた。その化けの皮と言ったら言い過ぎだが、セの投手はストレート見せ球で変化球で逃げていた。結局その変化球を筒香はとらえていたが
    今年は開幕のヤクルトから始まり、先日の阪神戦なども顕著にストレートで攻めてきている。
    打てない焦りと今までと違う攻めに明らかに空回りして混乱している。
    さて、この打開は???
    これが適切かわからないが今は150キロでるピッチングマシンがあると思うからひたすら本当に速い球を打ちこむしかないのではと思ってしまう。試合前のバッテイング投手の120キロくらいの球をスタンドに入れていても意味がない気がする。
    一度、2軍も一つの荒療法だがこれを乗り越えないてもらわないとベイの優勝もない。

    さて、火曜からの広島戦備えて誰を入れ替えるか?雨で中止となる日はなさそうで
    GWに向けて連戦が続く。柴田は必然、そして佐野もリフレッシュして欲しい。
    そして中継ぎ投手が急務である。こちらもダミレスの英断を期待する。

    1. コメントいつもありがとうございます
      7回山崎の決断はラミレス指揮官を素直に誉めたいですね
      私もあの決断はできません、しかしこれをしたならば尚更優勝をする采配を他の部分で求めていきたいと思いますね
      筒香が復調しない限りはこのチームの優勝はありません、そこをなんとかラミレスの名采配、名指導で頑張って欲しいですね
      さて、王者広島に勝つにはあの打線をいかに抑えるか、ということはロングリリーフ含め中継ぎの補充は急務
      ここからがラミレスの正念場でしょう

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