菅野対策を考えなかった、ラミレスベイスターズ無抵抗な敗戦 2017年5月2日対巨人0-5●


5月反攻最初で最大の難関、菅野

4月を11勝12敗2分で終えたベイスターズが本気で優勝を狙うためには
交流戦も始まるこの5月が本当の意味でシーズンを占う
そのラミレスベイスターズの5月反攻
初戦にして最大の難関が今日の巨人の先発菅野を打ち崩すことだ
WBCで日本代表のエースとして君臨したこの投手は
現状現役選手ではNPBナンバーワンだろう
しかも2試合連続完封勝利を達成しており状態は最高だ
それでも昨シーズン菅野の対チーム防御率最低だったのがベイスターズである
対戦防御率は4.05
ベイスターズファンの印象としても
菅野に抑えられているというイメージはないはずだ
この菅野に対して
今日のベイスターズがどう打ち崩すか
ベンチがどう対策をとるか
そしてどう菅野との勝負を仕掛けるかが注目だった

濱口をずらして水野を今日先発にする策はなかったか

菅野に対してベイスターズの先発はルーキー濱口
ここまで2勝をあげ安定感も見え始めた
しかしやはり制球力にばらつきがある濱口は投げてみないとわからないところはある
それでも4試合で2勝負けなしの濱口は今ベイスターズの先発ローテで頼れる1人だ
そういった点も踏まえると私としては今日の先発を濱口することに疑問を持った
と、言うのは明日の先発が同じくルーキーのドラフト2位水野、プロ初登板となる
これは結果論ではなく今日の先発に水野の方が良かった気がする
丁度1週間前の甲子園から一軍の練習に参加し心の準備はできていたであろう
相手先発菅野ということを考えると敢えて濱口を当てず
水野をあてて「勝てればラッキー負けても想定内」ぐらいの采配はしても批判はなかったのではないか
また初物に弱い巨人相手だからこそ
水野のようなややサイドの変則投手を
敢えてエース菅野の時にあてることは今のベイスターズが日本のエースに勝ちにいくには
奇策も必要だった
明日の巨人の先発が大竹ということを考えても
濱口で明日確実に勝つ計算もひとつの作戦だ
この試合解説をしていた前監督がよくやる
「胸と胸をあわせる正々堂々の戦い」では勝てない
しかしそれでも菅野に濱口を当てるというなら
絶対に勝って欲しかった

スモールベースボールをやる気があるのか

スタメン起用もここ数試合と変わらず特に奇策はしてこなかった
桑原、倉本といった私が個人的に今元気がないと判断する2選手は
対菅野の打率がいいので納得はいく
ただ、石川は対菅野に対しては数字が悪い
ここは田中浩康や山下を起用してみても面白かった
菅野の左打者へのアウトコースは制球力も良く、左打者が打ち崩すのは難しい
また試合前ラミレス監督は対菅野に対して

「うちは菅野に対してはスモールベースボールで勝負するよ」

と話していたがそのスモールベースボールを見せるなら
捕手を西森にしてみる手もありではなかったか
彼を一軍で代走要員で置くならここでスタメンマスクを被らせるならここだった気もする
西森は起用しないにしても
ラミレス監督が掲げたスモールベースボールは不発だった
いや不発どころか本当にスモールベースボールをしようとしていたのかすら怪しい
盗塁はする場面すらなかったから仕方がないにしても
粘って四球を狙いに行くとかセフティーで勝負しかけるかとはなく
いつものように
ファーストストライクを打ちにいくという間違った積極策で日本のエースと勝負した
何がどうスモールベースボールなのか
はわからないまま完封されてしまった
ラミレスベンチが本気で菅野対策を考えていたのかすら怪しくなる
小川打撃コーチは今日の菅野を

「左打者へのアウトコースのコントロールが良く感じられる。コースを絞ってワンチャンスを活かせるように集中して打席に入って欲しい」

素人の私が気付いたことを何を今更である
それなら梶谷、筒香以外を右打者並べるくらいの粋を見たかった

優勝の最大の難関、菅野を避けては通れない

ここまで首脳陣の采配を批評してみたが
今日の試合に限っていえば菅野相手に何をしたところで勝てる方法は少なかったかもしれない
今の菅野に対しては実力もさながら、名前負けすらしてしまう
筒香が完全に復調したなら付け入る隙もあったが
まだ本調子ではなく、濱口が7回まで4点も失えば勝ち目はない
しかし今日の試合を見る限りやはり代打陣が薄い
残念ではあるが今の乙坂、山下では役者が落ちる
後藤、下園といったベテランの代打が必要になる
ベテランの確かな経験がないと1流投手相手に勝負にすらならない
試合の流れを変えるだけの選手がベンチにいない現状は苦しい
絶対的なエースにはそういう選手が必要である
優勝の最大の難関である巨人
いや日本のエース菅野を打ち崩さない限り
ベイスターズが優勝戦線に躍り出ることは出来ない
もしCS進出を狙うだけなら
冒頭の私の意見のように菅野に対しては負けを想定し捨て投手を起用することも出来る
しかし指揮官は菅野相手に本気で勝ちにいこうとしたからこそ
ローテを崩さずに勝負をかけたのだ
だからこそ、試合の采配でも本気で勝ちにいく意気は見たかった
今シーズンの菅野は我々ベイスターズファンが昨シーズンまで見てきた菅野とは違う
この投手を打ち崩すことが優勝への大きな一歩となることだけは間違いない
そのためには確かな采配が必要だ
指揮官だけでなく、作戦コーチ経験のある光山や打撃コーチ小川
そして1998年横浜優勝の立役者の1人である青山ヘッドにも大きな責任がある

19年前の1998年
ベイスターズにも苦手な投手がいた
それが当時最後まで優勝を争った中日ドラゴンズ野口
ベイスターズのマシンガン打線は彼を打ち崩した

2017年ベイスターズは菅野智之というエースを
叩かなければ先に進めない

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  1. こんにちは。
    本当に優勝目指しているのでしょうか?
    相手のエースから外して勝率を高める工夫をする。
    至極当然の事ですよね。
    菅野対策……..見受けられませんよね………….
    代打陣………開幕してからずっと、ゴメス、下園は必要だと感じています。
    でも上げる気あるのかな?…………….
    このままだとまたクライマックス狙いのチームで終わってしまう気がする。
    監督としての成長を願ってやまない日々です。

    1. コメントありがとうございます
      相手のエース菅野にがっぷりで戦いを挑むあたりが弱者の戦い方をしないラミレス監督のまずい戦い方だと思います
      まだまだこのチームは若い弱小チームである意識を持って奇策や奇襲をかけて戦って欲しいのですがそれができないのかもしれません
      代打陣はやはり薄いですね、これでは戦いになりませんよね、優勝を狙うなら本気で戦って欲しいです

  2. 先日は岡田 、その前はバルデス、 で今回は菅野に完璧にやられる・・・・・
    でもって前から苦手な藤浪、岩貞、大竹そして石川・・・
    その上、他球団は去年以上にうちを研究してきてる。
    それに対してなぁんにも手立てのない隙だらけ打線。それにおっしゃる通り薄っぺらな代打陣・・・
    勝つパターンが余りにも少なすぎるような気がしてなりません。
    シーズン始めの手探りはもう終わり! 温情起用、若手主体もいいが、(良くないか!)本気で鬼になって勝負に挑まないと、奈落の底に突き落とされますね。

    1. コメントありがとうございます
      苦手投手を作っている現状は上位を目指しているチームには痛いですね
      全く無策で二度三度やられているのはベンチ・スコアラーの怠慢です
      今日も宮崎を昇格させましたが、相変わらずベテランの昇格はありません
      もう少しチーム全体をみて起用を考えて欲しいですね
      このままではCSをギリギリ狙う野球になってしまいます

  3. 昨夜、負けた時に貴殿のタイトルを創造したが創造通りでした。
    前日に菅野が普通に投げたら勝てないら足を絡めた野球と書いたが、逆に巨人にやられてしまった。TV放映前からランナー出るとエンドランを仕掛け、進藤の時は重盗をやられ、
    エンドランは記録上は決まらなかったがこの足を使ったプレイがボディブローのように効いて最後は重盗で負けを導かれてしまった。

    そして「濱口をずらして水野を今日先発にする策はなかったか」というコメであるが
    実は私にはMというベイを熱く語る人が居て、昼にTELで「快星会さんのブログには書かなかったが私が監督なら、濱口と水野の順番は逆にする」と言っていた。理由はほぼ同じだが
    ①濱口で負けて、次の日水野だと水野にもプレッシャーが掛かり連敗の可能性がある
    ②逆に水野対菅野で負けても痛手は少なく、翌日の大竹との投げ合いなら勝てる。
    ③水野は中9日になり感覚が空き過ぎてしまう。
    ④濱口も4月から目一杯やっているから1日でも休みを多く与えないと潰れてしまう。
    しかし、どうやらこれは勝ってな推測だが全国中継がまずかった気がしている。
    頑張っている濱口を全国にPRしたかったのではないだろうか?

    昨日の収穫は、前日けなした高城がワンバウンドを止められるようになっていたこと。
    ただ、TVの解説、そしてニッポン放送の谷繁も言っていたが「チェンジアップの連投ではだめでストレートを混ぜてこそ空振りが取れ効果的になる」まさにその通りである。
    高城だけでない、今のベイの全捕手は谷繁の下記を読み、もっと精進して欲しい。
    「谷繁元信氏が語る捕手の神髄投手をリードする9のポイント」⇒これで検索方

    そして内野陣に苦言、TVで桑田が言っていたが、新人の進藤が判定の微妙はあったにしろ
    ピンチで踏ん張っているのになぜ、誰も声を掛けない。だから今年のチームにチーム力を感じない。すぐに98年と比較する私も若い人からするとウザイかもしれないが98年は必ず、石井琢朗、駒田がマウンドに行っていた。
    自分は投手もやったし、内野手もやったのでその大切さはわかる。ただ、投手の時に言われてムットしたのは「頑張れ、ど真ん中でいいからストライク入れろ」ところが私は
    「ふざけるな頑張っている、ストライクが入らないから苦労しているんだ」だった。
    だから私は内野の時は投手に「インコース投げて俺のところに打たせろ」或いは「投げたい球でなかったらキャッチーに首を振れ」と具体的なことを言いました。

    今回、桑田と中畑の解説を聞いていたが正直大嫌いな桑田の投手心理の解説は100点で、
    中畑はわかっていないと痛感した。谷繁の解説や先にあげた捕手の9つは思わず唸った。
    この2人がコーチで居てくれたらと思った。

    さて、今日の水野君は初回が全て、初回さえ無難に行けば行けそうな気がする。
    後は打線だが、桑原の1番はそろそろ見切ってもらいたい。スタメン起用は良いがかなり前から言っているが6番。
    そして、采配はあてにならないので選手のチーム力でカバーして勝ちってもらいたい。

    1. コメントありがとうございます
      さすがにFOXさんというところで、水野を昨日先発させてみたかったというのは本当にあります
      昨日の結果を見ても濱口より水野ほうが味方打線に与える攻撃のテンポの良さもあった気がします
      果たして全国中継が遠因になっているかはわかりませんが、メディアの露出や演出を考える球団やラミレスであれば有り得る話ですね
      谷繁のリードの記事は私も読みました、今のベイスターズの捕手陣は若い事もありますがまだ確かな指導者に巡り合えていないために
      インサイドワークも手探りになってしまっていますよね、光山も決して現役時代捕手として一流とは言い難いとは思います
      内野陣の声掛け少ないのは気に成ります、ただ現状ベイスターズの内野陣には投手に声をかけるだけのリーダーシップをとれる人物がいないのかもなと思います
      ここ数年振り返っても積極的にマウンドにいって声をかけたのはバルディリスや渡辺直人ぐらいでした
      今ならロペスだけですね、日本人でないのが気に成りますが…わたしは以前からロペスにキャプテンを任せた方がいいと思っていますが
      桑原1番はそろそろかえていくべきでしょう、彼のガッツはチームに必要ですがあの打撃では1番は任せられません
      指揮官の采配がこれからはダイレクトに勝敗に優勝に日響くだけに考えて欲しいです

  4. 快星会さん、こんにちは。
    記事の内容に、いつも共感しまくってます。

    私的には、ラミレス監督は”良くて勝率5割そこそこ”の監督だと思っています。
    だって、試合後のコメントがいつも「仕方ない」「明日はアナザーデイ」ですから。
    敗戦から学んでこそ、チームの成長があると思うのですが。。

    このままでは、”思いつき”と”思い込み”が、たまたまハマれば勝つ という、実に未成熟なチームになってしまいます。
    監督が負けても楽観的なのは、最初は「あえて」と思って好意的にも感じていましたが、どうやら「いつも」のようなので、最近はイラッとしてばかりです。
    迷采配で負けた試合よりも、もっと名采配で勝った試合が見たくて仕方ないです。

    世間のラミレス監督への評価が高めなのは、いったいどこを評価しているのでしょうか。
    選手のモチベーション管理に長けているような評価もありますが、むしろ逆な気もします。
    はたして何人の選手が「ラミレス監督を漢にする!」「ラミレス監督を胴上げしたい!」と本気で思っているのでしょうか。

    けして圧倒的な戦力を持っているわけではないベイスターズが優勝争いをするためには、もっと的確な戦術で「負ける試合を1つでも拾う」必要があると思います。
    そんなことが出来る名将・知将がベイスターズにやってきてくれることを、心から望んでいます。

    1. コメントありがとうございます
      ラミレス監督の試合後のコメントは私も気に成っていました
      前向きなコメントをはくのは悪い事ではありませんが、あまりに内容がないというのか
      指揮官としてもう少し試合の反省点を言葉にしてもらいたいですね、これは前任の中畑監督の「切り替えて明日頑張る」というのと同じですね
      試合を反省する分析力がないのかメディア向けにわざとそう話しているのかはわかりませんが
      もう少し建設的なコメントが欲しいですよね
      世間のラミレス監督への高い評価は私も疑問に思っています、確かに昨シーズンチームを初のCS進出を果たしたことは賞賛するべきだと思いますが
      今の戦力で有ればCS進出は決して難しいことではなかっただけに過大評価しすぎなところはあるでしょう
      今年ラミレス監督がどこまで名将として近づけるのか、期待と不安持ちつつ5月からの采配を見ていくつもりです
      コメントありがとうございました、またお願いします

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