藤浪対策の処方箋は実らず、ラミレス采配の自信作守護神パットンで散る 2017年5月14日対阪神 2-4●


初めて施した藤浪対策

昨年の藤浪の対チーム別防御率である
広島3.08  巨人3.12 中日5.67 ヤクルト3.25
2点台で抑えているチームはこの4球団からはない
しかし対ベイスターズにだけは対戦防御率が低い
その数字は1.77
荒れ球で四球を多く出す投手相手に
1点台で抑え込まれるベイスターズ打線は異常と言ってもいい
我慢して振らないで見れば、と素人考えでも思ってしまうところである
しかし今シーズン苦手藤浪対策を問われた指揮官は

「シンプルにしっかり準備して振って行く」
「ファーストストライクを打って藤浪のペースにしないこと」

藤浪対策というよりラミレス監督の常套手段しか提示していない
結局藤浪相手に今シーズンも対戦防御率は1.38
全く歯が立たない
ベイスターズ以外にはヤクルト戦の登板しかない藤浪
たまたまのローテの巡り合わせだろうが
藤浪が料理しやすい、藤浪対策を出来ていない2球団ということか…
しかしようやく指揮官は藤浪対策の処方箋を施した

「藤浪は今年21個の四球の内右打者に16個だしている。右打者がキーマンになる。特に桑原には期待したい」

左右打者の四球数に注目するというのは正直疑問な点もあるのだが
それでも今ベイスターズに求められるのは
普段とは違う野球で藤浪潰しをするということ
右打者をスタメンで並べたラミレスのアイデアも決して悪くない
しかし藤浪は元来左打者に投げづらさを感じ
対左打者に良く打たれているというデータは気にしないのか

采配が的中したとのか単なるミスか初回の攻撃

スタメンは梶谷筒香倉本先発投手今永以外は右打者を並べた
セカンドには田中浩康を6番で
捕手は今永のピッチングに安定感がないことから嶺井を起用した
もし今日今永が好投すれば嶺井と今永で今後も組ませる可能性が高くなるだけに
前回好投した平良との相性も良い嶺井が1軍の2番手捕手になる
そして今日の今永嶺井次第では高城の降格も考えられる
その采配が的中したのかどうか
初回理想的な攻めをベイスターズはする
指揮官がキーマンと言った桑原が5球で四球で出塁すると
梶谷が相手の送球ミスを誘う内野安打で2,3塁
続くロペスが逆らわずセンター返しのタイムリーで2点先制
理想的な形の攻めを出来た
しかし後続が続かず2点止まりとなった
この攻撃は采配が的中したという見方も出来るだろう
右打者桑原が四球を選びチャンスメークしたのは
采配的中と言っていいものだろうか
ただ、その一方で桑原からロペスまではいつもと同じ顔ぶれであって
特に藤浪対策を考えて並べたわけではない
また相手のミスに助けられたところもある
初回の攻撃が藤浪対策の処方箋が効果的に出たとは言い難いか…
それでも2点を初回から奪えたことは大きかった

今永のミスと4番筒香のブレーキ

しかし2点の援護をいきなり貰ったことが今永に微妙な心理的影響を与えたのか
2回表にあっさり2失点
今年の今永は昨シーズンに比べコントロールが悪い
また右打者に対して今年は長打を打たれるケースが目立つ
原口に対しての長打もそうだった
またランナーを出してから極端に力が入る
2年目として結果を求めることに焦りを感じているのか
これはキャンプ前に競争させず
早々と開幕投手に石田を指名してしまったことと無関係ではないだろう
それでも嶺井と徐々に息もあって何とか6回を2失点と抑えた
その一方で初回にあれだけ理想的な攻撃をしたベイスターズ打線は
藤浪の前に沈黙
結局5四死球をもらいながら2得点で
7回まで106球程度しか投げさせることが出来かった
初回に効果が出たと思った藤浪対策は結局何でもなかった
さらに藤浪をのせてしまったのは4番筒香
藤浪相手に3打数0安打
藤浪の球威におされポップフライが目立った
初回と3回はランナーがいた場面だけに
筒香に1本出れば状況は好転していた
昨シーズンも藤浪との対戦成績は
9打席5打数0安打4四球と打てていない
藤浪を打ち崩せなかった1番の敗因は筒香にある
指揮官がキーマンに推した桑原が
藤浪から2度出塁しているだけにもったいなかった

早めに動いたラミレスの石橋を叩いた継投策

6回裏の攻撃でラミレスらしくない采配を見せた
先頭田中浩康が死球で出塁し次の嶺井は送りバントの構えを見せる
「藤浪相手にバントは難しいのでは…」とおもったが案の定失敗した
そして次の8番今永で代打エリアンを送った
今永の球数は99球
今までのラミレスならもう1イニング行かせただろう
しかし昨日の中止と明日移動日
今日は勝ち継投の投手を
最初から7回から使う予定だったのだろう
それならば嶺井のところも体調不良だという石川を
送りバント用の代打を出すという選択肢もあったのではないか
今永を最初から変える予定であるならば
とことん勝負をかけても良さそうだが中途半端になってしまった
結局得点出来なかった
7回山崎8回三上と勝ち継投をつぎ込み無失点に抑えていたが
何となく不安が残ったまま9回の攻防に入った

パットンと嶺井初バッテリーで敗戦

そして9回はラミレス采配自信の守護神パットン
嶺井とは初めてのコンビとなる
パットンが守護神となって最初に打たれたのも
高城と初めてバッテリーを組んだ時
それだけに不安があった
嶺井が先発マスクを被った10日の試合も
途中から戸柱がマスクを被っているため
パットンとは組んでいない
石橋を叩くならここで戸柱を出しても良かったのでは…
嶺井と息が合わなかったこともありこの回に2失点した
捕手に影響されるようなら守護神とも言えないが
指揮官も最善の策はとって欲しかった

走りたがる桑原を止めるもの…

今日の試合をキーマンと指名され2度出塁した桑原は
仕事をしたと言っていいだろう
しかしまた盗塁失敗した
しかも1ボール2ストライクというカウントで走り
荒れる藤浪のボールで楽々アウトにされた
追い込まれたあのカウントでは梶谷は盗塁を助けるスイングも出来ない
なぜ、あのカウントで走ったのか聊か理解に苦しむ
盗塁成功率がここまで低いと桑原にグリーンライトは危険すぎる
ベンチのサインであれば言語道断だが…
走りたがる桑原を制止出来ないのか
3塁コーチャー上田も問題だが
1塁コーチャー万永にも責任がある

首位阪神に手も足も出なかったベイスターズ

結局昨日の中止もあったが
このカード阪神相手に連敗
上位9戦(中止があるから8戦)を勝ち越すなど
というのは夢のまた夢に終わった
しかも内容はスコア以上に
手も足も出なかったと言っていいのかもしれない
初戦はメッセンジャーに対策をとらず
井納の舐めたピッチングも相まって敗戦
今日は藤浪対策を謳ったものの
結局出会い頭の2得点のみ
自信を持った指揮官の采配はまた失敗だった

これで交流戦前の貯金5などという目標は
『絵にも描けなかった餅』という感じか

現実的に交流戦前に5割で終われば上出来という感じか

クラインの昇格でエリアンは降格し
また野手陣も大幅に入れ替わるだろう
『彼らを評価するが出塁しても代走や守備固めを使うために
さらに他に2選手を使わなければならない』
と二の足を踏んでいたベテラン下園・後藤の昇格も
そろそろ無視出来なくなってきた
高城の降格も可能性がでてきた今選択肢は増えるだろう

来週は広島・巨人と上位陣との戦いはまだまだ続く
この6連戦を3勝以上で戦えるか

ここからラミレス采配の真価が問われる

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  1. 昨日の負けは一言で言うと、賛否両論あった井納に代打送らずのダミレス自らの采配ミスに対する焦りから来た空回り采配だと思います。
    従って序盤こそ危なかった今永に対してまだ行けるはずの交代が象徴しています。
    昨日書いたようにあの試合は勝ちに行かないと完全に虎に対して苦手意識を作り、1球団に多くの苦手投手をつくり、数字上ではなく、CSで虎には勝てない=優勝は無くなると私は感じていた。シーズン中の単なる1試合ではなかった。それをダミレスも後悔したのでしょう。

    田中浩康を6番、嶺井7番は1回田中のダブルプレイ、2回の記録はWPだが実質パスボールの嶺井のキャチング、6回の打撃を買っての嶺井に上手くないバント失敗。そして今永への代打
    という焦りまくりの采配。みなさんが言うようにあそこでバントなら石川で後半は守備固めも兼ねて戸柱。以前、戸柱と比べると高城、嶺井、バネは後逸ばかりと言いきりましたが
    (その後高城は少し成長した旨を記載)やはり嶺井は下手だった。でもこれは貴殿が書いたように試合に出ての経験も必要。でも。もっと練習することにより上達はする。

    「藤浪は今年21個の四球の内右打者に16個だしている。右打者がキーマンになる。特に桑原には期待したい」⇒この言葉は桑原に対して早打ちするなとマスコミに通じても言った発言と思っています。日常的にも多分言ってはいるが行動に移し切れていない桑原にわかってもらうように。しかしその言葉があの暴走盗塁にも繋がった。奇しくも前日私が盗塁に対してコメントしたばかりだった。ノーサインと言えどダミレス采配の焦りが選手にも伝わっているし、逆に勝ちに行かないあのダミレス采配では勝てないという選手の焦り、怒り、それは前夜の荒波の私曰はく良く走った、皆さんが暴走と言った件にも表れている。もう選手も、試合後に社交辞令の誉め言葉だけで自らのミス采配に謝罪がないことにうんざりしている。
    ダミレスとコーチ間だけではなく、選手も采配に不満を感じ始めている、いや不満が爆発していると思う。

    筒香、打率はそこそこだが今の姿は4番では無い。はっきり言って彼に対してあまりにも甘すぎる。私が監督なら4月20日前に一度、ファーム。これはGWでは営業上筒香無しはファンへの裏切り。GW前にリフレッシュさせGWから爆発の期待を込めての4月20前。
    あれだけチャンスで打てないなら、広島の3連戦先発で外し、代打も検討すべき。
    しかし、昨年から言っているが145キロ以上のストレートが本当に打てない。
    完全にもはやそれを見破られている。以前、言った160キロでるバッテイングマシンは
    冗談ではなく、本当に購入しての打ちこみが必要。

    最後にその他の選手も1軍、ファームの入れ替えをと言ってもクラインは昨日もファームで5回8安打、2四球、失点5、まさかこれで1軍先発???
    先発が居なくなった今、昨日の試合で砂田を使わなかったのは先発に戻すためと信じたい。

    1. コメントありがとうございます
      昨日の敗戦でかなりの確率で優勝はなくなりました、後はしっかりCS進出を狙った野球をするしかありませんね
      さて、ラミレス監督を初め首脳陣はかんり問題です、特に光山とばかり話していてヘッドの青山とは一定の距離をおいているラミレスもきになります
      走塁コーチャーの上田はいわずもがな、桑原に何の指示をだしているかわからない万永
      投手コーチとしてブルペンに居た方が意味があるような篠原、みな問題ですね
      控え選手は特にフラストレーションがたまっているんでしょうね
      ベンチがここからどう動くか、既にラミレス采配も問題ばかりですね
      さあ明日からの広島戦どうなるでしょうか

  2. 今日の阪神戦……..
    絶対勝ちが必要でした。優勝する為には……..
    当然、まだたくさんの試合数があり今後ベイスターズが爆発すれば優勝できる可能性はいくらでも
    あるのですが………..あくまで数字上の話。
    1勝5敗………数字上はまだ対戦が沢山あるので、勝ち越しはまだまだできる可能性はあるのですが
    ……….あくまで数字上の話。
    今後を考えるとそうやすやすと阪神に勝ってばかりは、想像できない。
    相性等いろいろあると思いますが、いきなり不得手が得手になる事はあまり考えられません。
    今後5分でも、負け越しです。するとおそらく優勝の可能性は極めて小さくなりました。
    今年もクライマックス争いに早くもなったと判断します。
    藤浪対策なのか………ちょっと疑問ですが一応やってみたのでしょう。
    いつものオーダーで、6番田中…………..、弱いですよね………
    右打ちにこだわるとエリアンも、出せない………右打ちなら誰でもいいのか?6番バッター…….
    初回阪神のミスもあり先制、筒香凡退も田中の時1.2塁……..ゲッツー……..。
    初回に畳み掛けたかったところ。
    3回クリーンナップ凡退…………。ここ迄の序盤でもっと点が取れないと。
    6回おっしゃる通り石川でいいですよね、体調不良もあとで代打出してるんだから。
    バント下手な選手ばかりのベイスターズで石川は信頼できるんだから。
    あと、嶺井おそらく先発の今永とは、当然試合前打ち合わせしてるんだからある程度いいでしょう。
    でも、他の投手とはそこ迄準備できてないでしょ。そんなに出てないんだから。特にパットン。
    この間も見かけましたが、康晃に鳥谷の打席ツーシームを4球も続ける…………なんで?
    そりゃ見極められるさ。そんなに今落差ないんだから。
    ストレート混ぜないと。
    9回糸原の場面もストレート4球続けて………..なんで?
    変化球混ぜないと切れのあるストレートも効かないでしょ。
    そこまでパットンのストレート今日キレキレでしょったけ????????
    嶺井のリードも分かりませんでした。
    桑原……….四球とヒット(一応)でも言ったでしょ、走るなって!!!!!
    というかあのカウントで、グリーンライトで走ってたらおそらく桑原大ぼけ。
    ベンチの指示でしょ。なんで走らせるの??????桑原だよ???????
    ????????????分からんこの監督…………….。
    ツーアウトになってもせめてロペスに回したかったでしょ。
    そりゃ盗塁成功できれば願ってもない形だけど、3ボール2ストライクのセオリーになってからでしょ
    盗塁させるなら!!!
    筒香は、責任感が強く真面目な選手です。チームリーダーなんだけど、まだ実質3年目よ。
    若手から中堅になる頃よ。
    自分が調子悪いと、チーム優先とは言っても余計力みが入ったり悪循環してる気がする。
    若い選手が多い中で、筒香に重圧掛かり過ぎでしょ。
    梶谷、宮崎、そしてロペスと年上の選手はいるんだけどチームリーダータイプじゃないし。
    石川……….ベテランですが前のチームリーダーの筈ですがタイプじゃないよ……….ね.
    レギュラーの頼れるベテラン選手いないんだよね……..。
    代打でもいい、ゴメス、下園いた方がいいんじゃない?
    阪神を見ていると若手とベテランが融合してとてもいい雰囲気。
    広島もそうだけど新井の存在。
    優勝するチームってそうだよね。
    若い選手だけのチームってずっと勢いでいかないと優勝できないですよね.
    番長もいないんだよね。今年から…………投手陣もみんな若いな………チームリーダーって投手で誰?
    ともかく連敗しましたので、広島、巨人には5割では勢い戻りません。
    両チームにまず勝ち越さないと、立ち直れないですよ。
    そうでないと、おそらくこのままずるずる行くと思います。
    今年4位指定席………….。
    前の予感が当たらない事を願います。(今年はみんな、調子悪かったね〜で終わらないように)

    1. コメントありがとうございます
      いやー本当にその通りですね
      まさにこのコメントに昨日の試合の文句が凝縮された感じですね
      右打者に多くの四球を出しているというのはわかるんですが
      その右打者に今のベイスターズベンチは打てる選手がいないわけですからね
      データを見たところで駒がなければいや、コマを用意できる監督でなければ意味がありません
      桑原の盗塁もラミレスお得意のスモールベースボールなんでしょうが…スモールなのは監督の器ぐらいではないでしょうか…
      さて、後ろを向いても仕方がないですがCS進出という夢を捨てず(既に優勝はあきらめていますが…)選手にはしっかり奮起して欲しいですね

  3. お疲れ様です。
    今日のラミレス迷采配の象徴的シーンは、仰る様に梶谷のところで桑原が走ったところでしょう。今シーズンコントロールに悩む藤浪に、「なぜ?」というより「おかしいだろ!」と思うシーンでした。阪神はあれで楽になった事でしょう。今日の藤浪、阪神であれば固くいっていれば、勝てたような気がしました。同点になっても流れはずっとベイスターズにあったのに、いつも通り何もせず、バントのサインを出しやすい人のときだけ、バントをさせているような気がする。あの時も、盗塁は、「するよするかもよ」と思わせておくだけで良かったのに、若くて経験のない選手のお任せにしてしまった。おっと、一番経験のないのはラミレス本人だったか。
    あともう一つ、セカンドは固定していないと言っておきながら、石川だけは指定席の様にいつも一軍に上がると自動的にレギュラーなのは何故なんでしょうかねぇ。今日は体調不良ということでしたが、そういったことも含めてなんだかとっても、もやもやした気分なんですが。そんなんだから今日も1回のチャンスで田中が力んでゲッツ―になってしまったんじゃないかと勘ぐってしまいます。あそこも今日のキーポイントでしたからね。
    いずれにしろ、ラミレス采配は、何もしない、もしくは何もできなかった権藤の再来みたいで非常に嫌な気分がします。

    1. コメントありがとうございます
      そうなんですよね、昨日の試合流れ的にはベイスターズが終始きていた気がします
      しかしベイスターズがもしくはベイスターズベンチが流れを阪神に帰しているような気がしましたね
      石川もいつのまにかレギュラー指定席にしてしまいましたね
      私としてはあくまでレギュラー与えられていない石川に期待していたつもりでしたが
      残念ながら今はほぼ無条件でレギュラーを与えてしまった感が否めませんね
      ラミレスも経験ないとはいえ2年目なんだからもう少し考えた采配をして欲しいですね

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