全ての嫌な空気を払拭してくれた今永の完封勝利、最下位相手に最低限の勝ち越し 2017年6月25日対ヤクルト6-0○


表ローテで最下位相手に負け越しは許されない

リーグ戦再開後に最下位チームとやれるのは
幸運なのかそうではないのかはわからない
ただひとつ言えることは指揮官の目標が
3位死守だろうが優勝であろうと
最下位のチーム相手に負け越すことは許されない
だからこそ最下位相手にベイスターズは
先発の表ローテと言える3人をあてたわけだ
井納、石田、今永彼らで2勝1敗以上の成績でなければ
かなり苦しいことになる
ましてやバレンティンがいない山田も本調子とは程遠い
さらには捕手中村は離脱中
調子がいいとは言え
鵜久森を5番で起用しないといけないヤクルト打線に
多くの失点を許すわけにはいかない
表ローテを下位球団相手にあてるならば
負け越しは許されない
どんな形でもいいから勝利が絶対条件の試合となる

6番嶺井起用の意図は

今日の試合先発は今永
ここまで10試合に登板し3勝4敗で防御率は3.64
完投は2つある
基本的に10試合中9試合戸柱がマスクを被っている
1試合は5月14日に嶺井と組んでいるだけである
その日は相手の先発が阪神藤浪で
指揮官が「藤浪は右打者に四球を多く出す」という
データーを持ち出して嶺井を起用した
しかし昨シーズンも基本的に戸柱とマスクを被っているので
今日も先発マスクは戸柱であることに疑いを持たなかった
ましてやここ2週間6番戸柱の打撃はチームの得点力を上げている
チャンスで今期待できるのは5番宮崎6番戸柱
チャンスの強さで言えば4番筒香など比ではない
しかし指揮官はスタメンで6番嶺井を起用した
左投手の石川に対して右打者の嶺井を起用したかったということだろうか
しかし石川は今年対左打者の被打率は356で右打者は.266
指揮官が藤浪起用の時重視した四球にだけフォーカスすれば
右打者に対して13個、左打者3個と右打者の方がいいが
戸柱の状態と石川の被打率を見ても
わざわざ嶺井を起用する必要性は感じない
それとも戸柱の好調で
捕手2人制を考え始めた中での
嶺井の降格試験起用だろうか

初回の機動力野球は積極性か暴走か

今日も先頭打者の桑原が好調だ
昨年のような思い切ったスイングが出来るようになったのだろう
好調時の桑原であれば確かにこれくらいできるだろう
今日も石川からポテン気味であったがヒットで出塁した
しかし何度も記事にしてきたが
積極的な打撃と何も考えずにスイングして野球をするのは違う
桑原が前者なのか後者のなのか
判断するのは難しいが紙一重である
一部の方は
彼が4月5月と不調だった時にも
我慢強く使った結果だと誉めて讃えるが
もし指揮官が今年の目標を優勝に置いているなら
3カ月我慢して起用することは決して賞賛していいものとは思わない
白星を諦めてまで育成するのは一軍の舞台でやることではない
ただ、あくまでこのチームは選手の育成が第一で
勝敗は二の次であると言うなら私も支持するが…
試合の話題とはずれるのでここで戻すが
桑原は出塁すると梶谷の打席3球目でスタートを切った
昨日、同じような展開で盗塁成功したから仕掛けたのかもしれないが
前日に走られまくった西田が舐められぱなしで終わるわけはない
ましてや石川は原とは違いクイックも巧い
セカンドへストライク送球で刺されて失敗
ちなみに梶谷はここでもスイングをして盗塁を助けるようなことはしていない
梶谷がその後ヒットで出塁して
ロペスの強いあたりも併殺打になってしまって
得点にはつながらない
初回の攻撃の仕方をポジティブに捉えるなら
失敗を恐れない果敢な機動力野球と
言えるのいかもしれないが
桑原の盗塁成功率の悪さ
梶谷の状況を見極められない打撃と
まだ課題は多くある1,2番としか言えない
本当にこの1、2番でこのままいくのだろうか
特に2番梶谷の良さが全く見えない

結果論の梶谷の犠牲フライ

この2番梶谷ついては3回表の攻撃でも私見がある
先頭打者の倉本がイレギュラーなヒットで出塁
桑原が高めの変化球をツーベースにすると
次の梶谷の場面でヤクルト石川は
アウトロー一杯にコースに球を集める
スライダーもカットボールも巧く集まり
精密機械と言われた
小宮山のようなコントロールだった
それでも今日の球審がアウトコースにやや辛かったのと
5球目のハーフスイングを
スイング判定されなかったことで助かった
そして6球目の外角のボール球を踏みこんで
外野まで運び
犠牲フライとなり先制点をあげた
梶谷はこの打席で仕事をしたと言えるのだが
あのアウトコースに手を出すくらいなら…
見逃して歩いく選択肢はなかったか
次の打者はロペスだっただけにチャンス拡大といきたかった
7回は梶谷が四球を選んでチャンス拡大となっただけに
このイニングは結局この1点で終わった

6番嶺井の起用成功

そして先に書いた嶺井の起用が当たった
4回ヤクルト石川の唯一の失投と言ってもいいのが
嶺井がレフトスタンド中段に運んだ1号本塁打
石川のカットボールが高めに入った
好調の戸柱を休ませた嶺井を起用した理由は今ひとつ理解できないが
起用された嶺井が結果を出すとなると采配に一定の評価は
与えざるを得ない
今永の好投を生み打撃でも1本塁打含む
4打数2安打となるとベンチの時の代打での起用も考えたくなる

筒香に少々期待したくなった一発

さて攻撃面の今日のハイライトは
7回表だろう
桑原がヒットで出塁し梶谷も四球を選んだ
ここでロペスがらしい
3塁線へのタイムリーツーベースで1点追加した直後だった
今日は球が全部甘くなっていたヤクルト3番手近藤
4番筒香の打席でも
ド真ん中の「打って下さい」という失投を投じ
筒香は見逃さずにバックスクリーンへスリーラン
一昨日の試合の本塁打より完璧だった
今日の本塁打である程度自信がついたような気もする
今シーズン同一カードでの複数本塁打は初めてとなった
筒香の本塁打で「復調だ」一喜一憂するのは
裏切られ続けてきたのでまだ言わないが
少々期待してきてもいいのではないだろうか

今永の完封が払拭したもの

それにしても昨日の石田に続き
今日の試合も先発今永の好投に尽きる
四球4つ被安打4と四球の多さは相変わらずだが
1イニングで2人の出塁を許したのは4回のみ
連打はなかった
7回を終わって球数103球と
100球信者のラミレスが続投させるかが注目だった
しかしリリーフ陣の疲労もあり明日が移動日であろうと
リリーフ陣を休ませることを優先させた
ましてや今シーズン2度完投経験のある
今永であれば尚更1試合任せたくなるだろう
8回坂口に粘られたことで球数が増えたしまったが
9回は危なげなく141球で完封勝利
今永の完投はリリーフ陣の疲労を軽減し
一昨日の嫌な敗戦を払拭した
今エースと呼べるのは今永なのかもしれない
余談ではあるがなぜ9回完封をかけて今永がマウンドに上がった時
ロペスより守備がうまいわけではない
白根を守備固めで起用したのか意味がわからない

計算通りの2勝1敗、しかし…

今日の勝利は非常に大きい
冒頭でも書いたように表ローテを
最下位チームにあてて勝ち越すことが出来なければ
はっきりいって3位死守も危ない
中日が好調でその中日とは
対戦成績はほぼ5分
ましてや今は4月5月の時と中日とは雲泥の差
ゲーム差も2ゲームといつ逆転されるかもわからない
勢いから言えば中日の方がある
だからこそ
表ローテで最下位チームとやるなら
勝ち越さなければならなかった
今日の試合で勝ったことで
2勝1敗と
とりあえず最低限の成績で終えることはできた
しかしやはり初戦勝ち切れなかったことや
多くの反省点はある
もし初戦を勝っていれば
3連勝で今日負けた中日とのゲーム差も広がり
3位の地固めが出来た
しかしとにかくこのカードを勝ち越したことは
充分評価に値する
4番筒香にカードで2本の本塁打が出たのも
今後の活躍に期待を持てる
阪神が首位広島に負け
2位を狙えるモチベーションもある
次は広島とのカード
対戦成績は勝ち越している
広島がセリーグでマークしているのはベイスターズという声もある
裏ローテになるので1勝2敗が最低限の目標となる
それでもまだ優勝が目標と言う指揮官の
采配に期待してみようと思うが…

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  1. 今永、調子の良くない中で完封とはナイスピッチでした。しかしながら140球も投げただけに次のG戦が少し心配です。
    快星会様は中日の好調をとくに注視しているようですが、やはり先発で勝ち星を計算できる選手が少ないことが低迷の原因と思います。自慢のリリーフ陣も決して盤石とは言えません。打線は水ものと言われますし、ビシエドや平田を欠いた打線には怖さも半減します。時々爆発的に打つことがありますが、DeNAもチームが好調ですし広島や昨季までのヤクルトに比べると今はそれほど怖い相手でもないかと。抜かりは禁物ですが3ゲーム離れた中日をマークするよりは次週ホームで対戦する少し勢いの落ちてきた阪神を叩くことに注視したいですね。
    次のカード広島戦はホームで2連戦のようですね。1勝2敗の目標が1勝1敗になれたら御の字です。

    1. いつも東北ベイ党さんのコメも勉強させて貰っています。私同様に横浜とは遠い場所からの応援頑張りましょう。
      中日は、もともと戦力的に言ったらセ・リーグ最下位だと思っていますし、最初は森采配も上手く機能していませんでしたが、最近の勝利に拘る采配に私も注視しています。
      ただ、投手に関しては多少無理があるから夏場に崩れるとは思いますが今は注視すべきチームだと私も思っています。

      1. FOX様
        古参のコメ主からご挨拶を賜り恐縮の限りです。また野球経験もないど素人の戯言にまで目を留めて頂きありがとうございます。かつては投手王国と呼ばれ鉄壁の守りを誇った盟主ドラゴンズを知っているだけに客観的に見ても戦力はダウン、DeNAにとっては酌み易い相手と見えます。もちろん伝統的に試合巧者であることは侮れません。森監督の采配もDeNAに比べ機能していると評価できますが、如何せん戦力が弱いので夏の後半から秋にかけて失速していくと思います。Sルーキー京田もその勢いがいつまで続くのかと静観しています。
        低迷期から上がってきたばかりのDeNAが他のチームを見下ろせるほどの地力を持っているとは思いません。どのチームもDeNAにとっては難敵・強敵です。しかし監督の采配もあまり期待できない中、ヒロインのコメントを観察しているとここまで健闘している若いDeNAの目標は下位からの逃げ切りよりもあくまで上位への挑戦と感じます。苦手意識のある阪神から幾つ勝ち星をさらえるのか、そこに照準を絞りたいと私は思います。

      2. コメントありがとうございます
        中日ヤクルトにいくつ貯金できるかがCSに出れるかどうかだと思います
        ここにもし負け越しが続くと最下位だってまだあるだけにやはり注視したいですね

    2. コメントありがとうございます
      中日を注視しているのは、4月あれだけ調子の悪かった中日に5分の戦いしかできなかったことが何となく私の中で
      必要以上に不安を増大させています
      しっかり勝ち切れば何も問題はないんですが…
      阪神に関しては何となくですが直接は叩けない気がするんです
      これは阪神の好不調関係なくチーム全体でどこか阪神に対して苦手意識を持ってしまっている気がします
      阪神戦では敢えて拘る打順を代えるなど根本的なところを変えて采配して戦っ欲しいですね
      広島は2連戦でしたね、3連敗はないわけですね
      それだけで気持ちが楽になりました笑
      1勝1敗なら大合格点です

  2. お疲れ様です。先,番の
    日、交流戦対オリックスに行って来ました。戸柱の勝負強さが発揮し始め決勝3ランが出ました。相変わらず桑原、梶谷の1.2番はチグハグな印象はありました。、ふと思ったのが柴田をセカンドのレギュラーで2番、もしくは倉本を2番というポジションは無理なのでしょうか。特に前者、柴田はキーマンとしての資質があるような気がするのです。なかなかパンチ力もありますし。倉本にしても先々目指すポジションは中軸よりリードオフマンタイプの所でしょう。しかし困った事にラミレスは柴田より田中に拘るのでしょうね。完全に『大人の事情』的なものが起用方法を左右してる感じを受けます。これから旬を向かえる選手より、力が落ちてきた大した実積のない選手が優先起用されるのだからどうかしています。性格的に『オーソドックス』を嫌いつまらない拘りが優先するようです。愚痴っぽくなり申し訳ありませんが、ツッコミ所満載の戦略はもう勘弁です。

    1. コメントありがとうございます
      交流戦での観戦お疲れ様でした、素晴らしい試合を観戦されましたね
      さて倉本の2番起用は私もまた他のコメンテーターさんも提案される方多いですが
      確かに今試して欲しい起用ですね、決してラミレス野球でも2番倉本は出来る采配だと思いますが…
      柴田のセカンド起用は試して価値あると思うのですが、田中やエリアンそして石川とセカンド専門の内野手がいると
      ラミレスの中ではその考えはないようですね、もっともセカンド専門内野手が3人も一軍に必要かというと怪しいですが…
      怪我で離脱中の柴田ですが育成しだいでは素晴らしい内野手になる可能性を秘めているだけに
      控えの選手で終わらせて欲しくないですね

  3. ダミレスが成長した?
    サインか否かわからないが、機動力野球をやったと思ったら、昨日は今永140球越えて完投させた!
    大リーグの中4日のローテーションとは違う日本でも馬鹿の一つ覚えで100球を目処に変えるダミレス采配には猛反発していたが、良く投げさせた!
    その理由が貴殿のコメとは違い、下記を言ったことに素直に評価したい。

    完封というのは、なかなかチャンスが来るものではない。簡単なものではない。チャンスが来ていたので、最後まで投げさせてあげたいという気持ちがすごく強かったです」

    投手の心理など、全く理解していない発言、起用と思っていたが、この気持ちがあるなら嬉しい!
    投手経験もある私からしたら、完投、完封こそが、投手の醍醐味、ロマン!(^^)!
    変わってきたダミレス采配に少し期待をしてみようと思い始めています!

    1. コメントありがとうございます
      昨日の野球を見る限り少しラミレス采配に期待を持たせてくれました
      今永を140球越えても完封させてくれたこと、機動力野球に近いものを魅せていること、そして送りバントも多くやりはじめています
      3位死守もしくは本気で優勝を諦めていない姿勢かもしれません
      広島とはゲーム差は凄い離れていますがこれを縮めるためにも指揮官の采配が変わることが大事ですね

  4. 最下位ヤクルト相手ですので、確かに大喜びはできませんがとりあえず最低限ですね。
    今永、嶺井のバッテリー今日よかったですね。
    山田の盗塁も、変化球ながらちゃんと刺しました。
    おそらく、左だからと嶺井起用したのでしょうが、思惑以上の働きだったのではないでしょうか?
    もともと、バッティングは悪くない嶺井ですがホームラン前なんかバットくるくる回し打つ気満々!
    そして、打撃もさることながらよくリードできてましたね(逆球多かったけど笑 キレがよかったから)
    打率は戸柱よりも残せると思うので、うまく第二捕手として併用して欲しいですね。
    たいした監督でなくても、起用された選手が頑張れば勝てるものです。
    打順6番は、セカンド田中だったからでしょう。
    左でもエリアンでいいと思うけど。
    1回のまずい攻撃がありましたが、投手が踏ん張ると点は取れますね〜。
    筒香もうちょっとまで来ましたね。
    あとは1線級のピッチャーからインコースをライトスタンドに、放り込めればついに復調なのですが
    その日が近い日にくるのか???
    相変わらず打線、打順にはいろいろありますが、筒香、桑原にこのまま当りが戻ってくると打撃には期待できますね。
    そして、今永をよくぞ9回迄投げさせてくれました。やっとだーーーー。
    今後も先発投手をなるべく引っ張って(むやみにではないですが)役目を果たしてもらうよう起用してもらいたいですね。
    さて、カープとの2連戦。
    あちらも裏ローテだから、そんなに(熊原とっても不安だけど)差はないでしょうから
    どういう戦いができるのか、今後の試金石になるのではないでしょうか?
    まずは、濱ちゃんにカープ打線を牛耳っていただきたいですね。
    2戦目、熊原より飯塚試して欲しかったな〜。
    連勝できると貯金もできて、いい流れだけど〜、カープ強いよね〜。
    その次の裏ローテには、ウイーランド帰ってくるのか?オールスター明けなのか?
    分かりませんが、これからの暑い季節、勝負の時期が来ますね。
    やっぱり野球は楽しい〜。

    1. コメントありがとうございます
      昨日の嶺井起用は戸柱の休養と嶺井の打撃を買ってということのようですね
      ただ、こうなると嶺井にも戸柱にも代打を起用する必要性は感じないので
      第3捕手が必要ないのでは…ともなりますね
      そうならないためにも高城も打撃を期待されるし
      西森や黒羽根も打撃をアピールすれば昇格もあるかもしれませんね
      それにしてもここで完投完封のできる投手が生まれたのは非常にいいことですね
      後はウィーランドの復活が待たれますが、こっからどうなるでしょうか…」

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