ベテラン捕手がいないベイスターズの懸念、実松・鶴岡の獲得を本気で検討してみては…


シリーズ出場経験のある捕手3人がいる中で

来シーズンのベイスターズに大きな期待を持っているファンは多いだろう
昨シーズンCS敗退した時正直私は
「来年<2017年>は苦しいシーズンになるだろうな」と思っていた
それはルーキー捕手戸柱に通年頼らざるを得なかったことが理由だ
嶺井、高城といった既にプロの世界で2年以上経験のある捕手が
簡単にルーキーに正捕手を奪われてしまったことにがっかりしたこともあった
翌年戸柱は2年目のジンクスもあるし伸び悩むだろう
ベイスターズ捕手陣がこのチームのガンになるのでは…と思っていた
しかし戸柱は
2年目で打撃面はかなり苦労していたが前半戦は
得点圏では打率が高く、満塁の場面では特に結果を残した
そしてその戸柱に負けず劣らず奮闘した嶺井
さらには濱口専用捕手として上手くリードした高城
打撃面、肩や守備でまだまだ物足りなさは残ったが
この3人の捕手は非常に頑張ったシーズンと言える
特に日本シリーズで3人共スタメンで試合に出たということが大きい
歴代の名捕手である野村克也、古田敦也そして谷繁元信…
彼らみなが口をそろえて言うのが
「捕手が一番成長するのが日本シリーズ」
シーズンの数倍は神経を使うシリーズの戦いは
捕手のリードが勝敗をさらにはシリーズの結果を分ける
かつての98年のシリーズも
ハマスタで連敗した西武はベテラン正捕手伊東を
第3戦からスタメンから外し
中嶋を起用し西武ドームで連勝し2勝2敗の五分に戻した
捕手の起用がシリーズを分ける
その大舞台であり成長する日本シリーズに3人の捕手が
立つことができたことは大きいだろう
シリーズの舞台にたったという経験は糧になるだろう

正捕手を決められていない10年

その一方で今年も正捕手は決まらなかったといっていいだろう
昨シーズン“メイン捕手”として戸柱が124試合に出場した
今シーズンは112試合に出場
オールスターに2年連続で出場したことも考えれば
正捕手は彼で決まったと謳っていいのだろう
しかし一方で
彼は正捕手にはまだなっていないと私は思っている
捕手というポジションである以上全試合出場は難しいが
やはり濱口など相性で捕手を変えられてしまっていては
正捕手と呼ぶには相応しくない
また日本シリーズでも嶺井、高城にスタメンを譲る機会が多く
まだまだ“メイン捕手”と言うレベルであろう
ただ彼が正捕手不在の10年の
ベイスターズの歴史に終始を打つ選手である第一候補であることは変わらない
思えば手塩にかけて育てた谷繁を率いて1998年優勝、日本一
彼は名実共にセリーグを代表する捕手になりチームの正捕手だった
しかし01年にFA宣言で中日に移籍し
再び正捕手の育成が急務となったが
中日から移籍した中村武でとりあえず穴埋めしながらも
若手の相川が直ぐに正捕手となりアテネ五輪、第1回WBCにも選出される
球界を代表する捕手に成長した
ベイスターズは捕手の育成が上手いとまで他球団から誉められたが
育成はうまくても慰留が下手くそな球団は相川も手放し
その直前に第2捕手鶴岡もトレードで出すという失態をし
相川、鶴岡を失った2008年オフにはFAで阪神からベテラン野口を補強する事態に…
そこから橋本の補強、細山田武山論争、黒羽根の台頭…と歴史は混迷し
親会社が変わった2011年オフには再び鶴岡をFAで出戻り
その後も鶴岡、黒羽根、高城の3つどもえ…
再びの鶴岡放出・今度は人的補償で…それからのドラフトでの嶺井、戸柱獲得
混迷の正捕手不在の10年ここで簡単に書いているだけでも
負の歴史の繰り返し、出しては獲得出しては出戻り…
昨日書いた遊撃手問題とよく似たようなところがあり
正捕手不在の10年はまさに遊撃手不在の10年…
この球団が暗黒時代をさ迷っていたのは
正に10年間センターラインが固定されていなかったことが原因だった

ベテラン捕手不在の懸念

それでも遊撃手に倉本セカンドに柴田
さらには球団がここをさらにレベルアップをはかろうと
昨シーズンは田中浩康を今年は大和の補強に動こうとしている
桑原がセンターの定位置を奪取したこともあり
センターラインは固まり、さらに強化されようとしている
そして正捕手候補の3人もより高いレベルの競争に
来シーズンもなっていくだろう
その一方でやはりこの球団に足りないのがベテラン捕手が不在であることだ
これは既に2年近く前に記事にしたベテラン黒羽根利規の存在証明の中でも
触れたがこの球団は確かなベテラン捕手がいなかったことで
若手捕手がうまく成長しなかったと思っている
かつて谷繁が正捕手を掴もうとしている時に
ライバルであり先輩であった市川、秋元がいたように
相川が正捕手を争っていた時に中村武がいたように
ベテランでありライバルである存在がいることは大きい
技術面精神面含め教えを乞うことも出来る
そしてベテランが試合に出場した時に学ぶこともあるはずだ
もし鶴岡一成が人的補償で移籍することがなければ
今のベイスターズには確かな正捕手が既に生まれていたかもしれない
またベテラン捕手が引退しそのままうまく指導者になれば
もっと捕手の育成はうまくいったのかもしれない
野口にしても橋本にしても三顧の礼で獲得したのであれば
ユニフォームを脱いでもらう時
なぜ指導者のポストをしっかり用意出来なかったのか
個人的には野村克也のヤクルトでビックバン野球の日ハムで
そして星野阪神で優勝も経験した野口は指導者として
ユニフォームを着て欲しかった
暴言を承知で書くが新沼なんかよりは価値があっただろう

ベテラン捕手の補強を考えてはどうか

少し話が本筋からずれてしまった気もするので話を戻すが
今チームで正捕手に成り得るのは若い3人の捕手しかいない
さらにコメンテーターFOXさんはじめ多くのファンの方が指摘しているが
このチームは今慢性的な捕手不足
そうなると捕手の補強は本来必至ともいえる
それならばベテラン捕手の補強を考えていいのではないか
ベテラン選手が只でさえ少ないこのチームにおいて
優勝を目指す上でも貴重ではないだろうか
さらにベテラン捕手がいればそれは捕手だけでなく
投手陣にも大きな影響をもたらしてくれるだろう
現在移籍市場でベテラン捕手として獲得できそうなのは
FAを常に宣言している鶴岡慎也
さらには巨人を戦力外になった実松がいる
現実的にもし補強するなら実松だろうか
小粒な感じは否めないが私は手を上げてもいいのではと思っている

捕手競争も来年決着をつけて欲しい

遊撃手、二塁手問題もそうだが
正捕手競争も来シーズンには完全に決着をつけて欲しいと思っている
そのために今必要なことは何のなのか

昨日の大和補強もそうだが
球団には確かな戦力補強が求められる

既にこの球団は優勝を目標にしても
恥ずかしくないチームなのだから

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  1. まず、今年レギュラー固定で批判があった中で唯一捕手に関しては特に後半、終盤レギュラー争いが
    繰り広げられよかったと思います。
    これは来年も続くと思うので3者一長一短のなか、誰が正捕手になりうるのか切磋琢磨していただきたいですね。
    捕手は全試合出場等は、体力的に難しいと思うのでこの3人で争うのがやはり基本ですよね。
    よっぽどの1流捕手がいるのなら別ですが、現状実松ですとやはりファーム用ですよね。
    そういう意味での補強はいいと思います。
    本当は、谷繁が監督とかヘッドコーチとか就任するなら捕手への影響はいいと思うのですが、
    1軍監督コーチ留任ですから、光山コーチで3人で頑張ってもらうしかないですよね。
    ただ、光山コーチってラミちゃんへの助言が当たってたりするので、けっこういいコーチかもと
    思っている今日この頃ではあります。

    1. コメント返信2カ月遅れました
      昨年はとらたろうさんも、ほぼ連日記事にコメントを下さりありがとうございます
      FOXさんとこのブログをきっかけにお二人が親交を持ったことも非常に嬉しく思います
      今年こそいよいよ優勝を口に出して、いや出さなければいけないシーズンです
      共に応援し、必ずハマスタで会いましょう!
      さてコメントの返信させて下さい
      レギュラーを固定せずに3人の捕手を競わせたことは昨年のラミレス采配の中では光ったところだと思います
      また3人の捕手がシリーズに1試合は出られたことは大きかったですね
      個人的には高城が昨年何か掴めた気がするので期待しています
      この3人が今年もシーズンで切磋琢磨して戦うのでしょうが
      やはり優勝さらにその先の常勝チームにしていくには
      3人の中で正捕手になるべき実力を発揮して誰か1人が抜きんでなくてはいけないとは思います
      競争は必要だがいつまでも競争していてはいけないのが捕手というポジション
      今年3人の中で誰が正捕手を獲るのか
      楽しみですね
      今年もよろしくお願いします

  2. 先ずは昨日の大和の見解は以外でしたか(笑)
    阪神戦で私が一番嫌だった打者は福留でも、糸井でも無く大和で苦手阪神から抹消したかったのと、今の柴田をレギュラー扱いされたら困るから競わせ、かつ、内外野共通のリザーブになるから億単位🆗欲しいです!でも私もですがダミレスも倉本とは競わせないと
    思います。それと大和が契約の中にレギュラー約束を求めるなら不要です。柴田と競い合いお互いのレベルアップのため=優勝です。

    今日のテーマ捕手はファームの投手の育成のためと佐野を捕手からきっちり外して欲しいからベテラン捕手は必要と考えていますか、あくまでもその二つの為でいわば縁の下の力持ち的存在をやってくれる人材。
    となると、レベルアップ希望の鶴岡は無理で実松しかターゲットはいないかもしれません!
    ファームの投手を育成するのにキャッチング不安定で、ポロポロやられたら育たない。
    かなり、都合良い話になりますが実松来て黒子として頑張ってくれたらうれしいです。

    1. コメント返信遅れてしみ大変申し訳ありません
      そしてブログ休止中も温かいお言葉いつも助かっています
      昨年はシーズン通じて全ての記事にコメント頂き本当にありがとうございます
      本当に勉強になっています
      今年も拙い私の記事に的確に評論お願い致します
      そして必ず共にハマスタで応援しましょう
      さて、コメント返信させて下さい
      大和の補強はFOXさんは反対するかなと私は勝手に思っていました
      「サブでしか使えない選手を大金叩いて獲って若手選手の育成の弊害をするな」と思われるかなと
      しかしコメント見て納得しました!
      確かに私も阪神戦でチャンスで大和を迎えると非常に不安を感じていました、
      苦手阪神から大和という戦力を削ぎ落しさらに若手と競わせるならば
      大金叩いてでも獲る選手でしたね
      そして何より今のベイスターズは育成も大事ですが優勝が大事なシーズンですね
      今は優勝のためにあらゆることをしていかなくてはいけませんね
      捕手のバックアップは獲れませんでしたが、大和の加入がベイスターズを優勝させてくれると信じています
      一方で尾仲の流出…これは近きうちに記事にしたいと思います

  3. 2夜連続で補強についてとくに今晩は捕手の補強について論じられていますが、この10年の正捕手問題をベテラン捕手一人の補強ではたして解決できるのかという問いも新たに生まれてきます。紙面に挙がっているのはGの實松とSDの鶴岡ですが、鶴岡は出場機会を求めてのFAですからDeNAの補強に合わないと個人的に思います。迷走し続けてきた捕手問題だけに市場に出回るベテラン捕手に飛びつくのも早計かなと。むしろ光山C率いる捕手3人体制は今後どうなっていくのか、そこが肝要だと思うのです。ただ、今季一軍が3人体制であったために二軍の捕手がまもなく30歳になる西森と20歳の網谷・亀井(育成)の三人と少しキャリアが劣ります。實松ならば人的補償もないし遠縁の山下和彦がいるDeNAだけに良い効果を生むかもしれないと考えています。

    「捕手が一番成長するのが日本シリーズ」という言葉は名言です。激戦続きの中、目を見張るリードも数々見られました。捕手3人体制に反対であった私は一人を二軍に降ろすべきだと言ってきましたが、快星会様も指摘されたように苦しんだ戸柱も含め3人が経験値を積んだことは来季の飛躍に直結すると思います。昨日も申しましたが、もしFAに参戦するならばこの3人をプロテクト漏れのないようにして頂きたいと関係者には強く要請します。

    1. え~年をまたいでの返信になってしまい本当に申し訳ありません
      やっとコメント返信できることができました
      今年も今日よりブログ再開致します
      昨年はほんとうに私の記事に的確なコメントを頂きブログを盛り上げて下さりありがとうございます
      今年もどうか私のブログに気が向いた時にでもコメントを頂けると嬉しいです!
      今年もよろしくお願い致します
      さて、この記事のコメントの返信をさせて下さい
      記事本編では大和をFAで獲得するかどうか不明な時期の話であり
      プロテクト外の選手含めどうなったいくか不安もありましたね
      大和を予想通り獲得することが出来ました、そして人的補償
      私や東北ベイ党さんが心配していた捕手の流出は防ぐことができましたが
      まさかの若手超有望株尾仲の流出となってしまいました
      これが果たして吉と出るのか凶と出るかはわかりません
      この辺のことは明日明後日あたり記事にもしたいと思います
      そして私が指摘していたベテラン捕手の不在
      この点については東北のベイ党さんのおっしゃっる通り
      今までのこのチームに正捕手がいなかった原因がベテラン捕手不在だけにフォーカスしていいのかというところ
      それでもベテラン捕手、生きた教科書的な選手がいればとは強く思うところです
      それが今の若手3人にとっても成長するために必要だったと思います
      高田GMがベテラン捕手の補強を今オフ行わなかったことには少し残念な気持ちがあります
      とにかく、今年は心から優勝を選手もファンも目標にしていい年です
      我々も熱く冷静に時には厳しく応援していきましょう

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