大和を獲って尾仲を出した馬鹿げた補強の意義…


大和補強が“めでたしめでたし”で終わらなかった

休んでばかりの快星会がこのオフに記事として書かなければならなかったのが
“大和のFA補強”
シリーズ直後にも記事を書いたが
今回は大和の補強について少し書く
昨年日本シリーズ進出という夢を叶え
戦力も整いつつあるベイスターズにとって
セカンド・ショートという内野の要に不安の解消が必要だった
18年是が非でも“優勝”そして“日本一”を果たすためには
守備に文句がつけようのない“確かな選手”の補強が必要だった
大和は正に合致する選手だ
彼の守備力は12球団でも有数
在籍球団の阪神はもちろん、オリックスも彼に触手を伸ばすも
見事に補強に成功した
しかしシリーズ直後から報道されていた大和の補強に
獲れるかどうかということより別の不安を抱いていたのは
私以外のベイスターズファンにもいただろう
それは大和が補償を伴う選手であったこと
下手すれば
ベイスターズは貴重な人材をタイガースに引き渡すことになるという大きな代償
予想通り大和の補強は“めでたしめでたし”では終わらなかった

4年前の人的補償…

阪神からのFA補強による人的補償と言えば
4年前のオフのことが思い出される
久保康友を獲得した後
ベイスターズはプロテクト漏れにしていた
当時の“メイン捕手”鶴岡一成を失った
2013年シーズンの阪神には
前年FAで補強した日高、メイン捕手だった藤井らベテランに
小宮山、清水、岡崎といった中堅捕手に加え
日ハムから補強した今成もいた
正捕手不在を何とか補強で乗り切ろうとしていただけに
捕手の頭数は多かった
それだけにベイスターズフロントも鶴岡をプロテクトから外しても
補償選手に指名されないと思っていたのかもしれない
実は私自身も当時のベイスターズが鶴岡を外したことを
それほど責める気にはならなかった
この戦略をそこまで悪いとも思えなかったからだ
阪神フロントが毎年ベテラン捕手を補強するような
いきあたりばったりのことはしないだろうと思っていた
しかし蓋をあければ鶴岡を阪神は指名した
当時ベイスターズに負け越していた阪神にとって
「苦手球団の戦力を削ぎ落し、情報まで取れる」
そんな選手をみすみす見逃すわけがなかった
その後の正捕手争いが混沌としてしまった原因に
ベテラン捕手の不在をあげる私には
鶴岡の放出は結果的にベイスターズにとって大きな痛手になったと
未だに思っている
だからこそ、大和の人的補償選手が誰に成るかは非常に注目していた
そして運命の12月10日大和の人的補償は尾仲祐哉に決まったと発表される

尾仲の損失は大きかったのか

尾仲と発表されたのをネットで知った私は
「お、捕手じゃなくて良かったな…尾仲か…?尾仲?尾仲!?」
そんな気持ちだった
当時ネット上では自作のプロテクトリストを作っているファンの方も多かったようだが
その方々のプロテクトリストには尾仲の名前をあげていた
つまりほとんどのファンの方が尾仲はプロテクトされ
補償選手に指名されることはないと踏んでいたようだ
私も尾仲がプロテクト外になるとは想像していなかった
今シーズン1年目からイースタンではリリーフで好成績を残し
あの広島との奇跡のサヨナラ3連勝の立役者にもなり、プロ初勝利を奪っている
間違いなく3年後、4年後ベイスターズの投手陣の中心選手の1人になるだろう
いや、リリーフに苦労したベイスターズにとっては
18年シーズン救世主になる可能性もあった
しかしその選手をベイスターズはプロテクトから外した
それは阪神にとっても青天の霹靂だったのだろう
プロテクトリストが届いてすぐに阪神は尾仲を指名した
阪神にとっては「迷う必要なし」という感じだったのだろう
高宮、桑原とベイスターズブランドがリリーフの屋台骨になることが続くだけに
今回の尾仲補強は阪神にとっては大和とのトレードと考えれば
悪くない、いや良かった補強とも言えるのかもしれない
一方でベイスターズにとっては貴重なルーキーリリーフを失った
パットン、山崎以外は決して今年も計算できるリリーフを上げられない
左の田中はおそらく今がいっぱいいっぱい
三上も昨年ははっきりいって試合を壊したシーンの方が目立つ
リリーフとして踏ん張ってきた砂田やエスコバ―は先発としての可能性もある
昨年あまり働けなかった須田や三嶋が大車輪的な活躍を見せない限り
リリーフは今年以上に厳しく、崩壊する可能性もある
だからこそ尾仲はその救世主になりうる存在だった…
この損失は大きいのかもしれない

大和が痛手を失ってまで獲得すべき選手だったか

その一方で考えなければいけないのが
尾仲という選手を失ってまで大和を補強するべきだったのかという点である
ベイスターズは大和に対して4年契約4億の条件を提示したという(4年目は球団オプション)
私は正直、プロ入り後サブとして起用されることが多かった来年31歳になる選手に
ここまでの大型契約することが果たして良かったのかは疑問がある
彼の守備力やしぶとい打撃は評価しているが
果たして補償を伴ってまで獲得するべき選手だったのか
高田GMやラミレス監督は
彼の守備力なら打率は240程度でも満足だと話すが
実際彼がその程度の打率でいればスタメンで使う我慢はないだろう
大和の補強と尾仲の放出
天秤にかけた時どっちが得したのか…と思ってしまう

3年後損だとわかっていても来年の栄冠のために

ベイスターズがなぜ尾仲をプロテクトしなかったのかを
ファンの方がどう考えているのかはわからないが
私個人の考えとしてはおそらく高田GM含め編成は
誰が人的補償に指名される以上に
人的補償の指名が越年されることを嫌ったのだt5お思う
つまり2017年内である程度来季の戦力を整わせたかった
放出選手が決まった上で18年の戦力を決めておきたっかのだろう
以前ロッテがFAで阪神に移籍した小林の人的補償で
高浜を指名した際はキャンプ直後であったことがあった
ベイスターズとしては戦力整備のためにも早めに指名して欲しかったのだろう
そのためには阪神がすぐに喰いつく選手をプロテクト外にしたかった
それが、たとえ大きめの痛みを伴う選手であっても…

断言するが間違いなく
我々ベイスターズファンは大和の契約が切れる3年後
このFAを人的補償の尾仲の放出を天秤にしたことも踏まえ
「失敗だった」とまでいかなくても「勿体なかった」と嘆くことになるだろう
3年後おそらく阪神尾仲は
ベイスターズの打撃陣をキリキリまいにしているだろう
その時横浜大和がレギュラーバリバリと言う事は考え辛い
しかし3年後そう嘆くことになるとわかっていても
今シーズンの“至上命題”が優勝なら
この大和の補強に異議はない

4年後の後悔も今年の“歓喜”があるならば…
そう信じるしかない

大和の
“優勝するために来ました”

この言葉は、“言葉”以上に重い

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  1. 私は大和加入したとき、1億の価値あるかな?とコメントしていたと思います。
    そして人的保障が誰なのか、そこまでして必要なのか。
    確かに大和の加入は、プラスでしょうが尾仲と聞いて…………..
    私は真っ先にFOXさんが怒っている姿を想像しました(笑)
    将来有望だった人材だけに惜しく、近々尾仲に恩返しされるベイスターズを想像してしまいました。
    プロテクトリストは公表されないだけに、どういうプロテクトだったかは不明ですが
    有望な若手は極力プロテクトしてほしかったですね。
    確かに今年優勝するには、大和の加入は必要だったのでしょうが……….。
    有望な若手が増えているベイスターズ。
    今後も安易なFAは、なるべく避けるようお願いしたいですね。

    1. コメントありがとうございます
      私もとらたろうさん同様大和に1億の価値があるかどうか気に成っていました
      やはり人的補償を伴ってまで獲るべき選手だったのか…という点ですよね
      もし大和が補償を伴わないCランクの選手であれば私は1億出して獲得する意味はあったと考えますが…
      大和の補強は今年優勝するかどうかで価値が変わってくるでしょうね
      今年のキーマンは大和なのかもしれません

  2. 先ずは前回ブログの倉本ショートへの拘りですがダミレスは大和獲得時からセカンド要員として期待していて、倉本ショートを外す訳無いという推測です。
    実は私はショート、セカンドも何年かやりましたが動きは全く違います!セカンドは三遊間の打球には一歩目はベースカバーのために1塁にスタート切ります。
    セカンド長くやっていて、ショート守るとサードゴロで一瞬、1塁にスタート切る癖が抜けずサードのカバーと違う報告に走ってしまいます!私が下手だからかもしれません!言いたいことはセカンドならセカンド、ショートならショートで固定すべきがベストということです。

    前段長くなりましたが、貴殿は私が尾仲が1軍デビュー前から高評価していたし、夏にリリーフで4回投げさせファームに落とした時の怒りを知っているからわかると思いますが、尾仲をプロテクトから外した首脳陣には失望していますし、大和獲得の喜びが消されました。尾仲の大学関係者にも1年でプロテクトから外すは信頼欠く、犯罪に近い行為とすら思います!
    セリーグの金満球団と変わらない失礼な行為!
    三上、田中、須田、関根が持って行かれるより痛みを感じます。(4選手、すいません)

    最終的にプロテクトから外したのは誰の決断か?
    不信感しか芽生え無い状態です。
    その分大和には頑張って貰いたいし、尾仲もベイ戦以外で活躍して欲しいという心境です。

    1. コメントありがとうございます
      私もセカンドとショートのポジション役割はしっかりわけるべきと考えるタイプなのですが
      やはりショートに関しては一番内野で上手い人間を守備に就かせたたいと思ってしまうところがあります
      もちろん、広島菊池など今では決してそういうわけではないのですが…
      しかしセカンド、ショートの動きの違いは経験者だかあらこそのご意見ですね、ありがとうございます

      さてシーズン中常に尾仲に関して評価の高かったFOXさんは補償決定後もずいぶん怒っておられましたね
      確かにやっていることは巨人と同じですね
      プロテクトから外した決断は私は高田がしたのだと思いますが
      現首脳陣もあまり彼を評価していなかったようにも思います
      私も三上や田中をプロテクトするよりも尾仲を守って良かったと考えます
      さて、大和は我々のこの気持ちを忘れさせてくれる活躍をして欲しいですね

  3. いつも楽しく拝見しています。私の考えと異なる事が多く、参考にしています。
    私は自分でプロテクトリスト作った際、尾仲を最後の最後に外しました。笠井がいるからなんとかなると思ったのもありますし。尾仲が選ばれたのは残念ですが、それでも守備の名手大和が加入し、それに刺激を受けて二遊間がレベルアップするのは大変有効なことだと思います。
    尾仲はタイガースのキャンプで一軍メンバーには入れませんでした。その程度の扱いかととてもガッカリしました。その方が残念です。

    1. コメントありがとうございます
      私の記事は暴論的な記事も多いだけに気分を害してしまっていたら申し訳ありません
      ただ、熱くなったゆえの記事だと理解していただけると幸いです
      なるほど、みかんさんのリストでは尾仲を外していましたか…
      私の中では尾仲は外すことはないと見ていました
      いずれにしろ大和の活躍如何そして記事にもしましたが今年の優勝がないと
      この尾仲の放出、大和の加入は失敗に終わってしまうと思います
      それだけに今年は優勝を絶対にして欲しいですね
      阪神も決してリリーフが充実しているわけではないので必ず尾仲は今シーズン頭角を現すでしょうね

      記事の反論でも私も参考になるのでまたいつでもコメント下さると嬉しいです

  4. おかえりなさい!
    興味深いコメントありがとうございます!自分も尾仲勿体無いなあと、まだ三上の方が良かった!

    1. コメントありがとうございます
      帰ってまいりました、またよろしくお願い致します
      尾仲の放出がベイスターズにとってどう影響でるのか心配ですね

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