今年“も”絵に描いた餅のむなしい目標、“ラミレス流機動力野球”


今年もむなしく響く指揮官の恒例目標

長年ベイスターズファンをしている人にとっては
「また今年もか…」と思ったことだろう
18年春季キャンプ前
スタッフ会議終えた指揮官ラミレスは囲み取材でこう言った

-盗塁は(チームで)今年は40個程度だったので、今年は70~80個できる能力はあると思う

毎年毎年このチームの指揮官は同じようなことを目標に掲げる
しかしその一方でキャンプで具体的な練習や戦略を立てずに
シーズン終わってみれば12球団で1番盗塁しなかったチームで終わることもある
ここ10年まで遡らずも
横浜ベイスターズ崩壊末期2011年の
尾花時代も『新スーパーカートリオ』と言って
キャンプ前森本、石川、荒波に100盗塁を目標にしたが
終わってみればチームの盗塁数は31個
翌年代わった中畑清も梶谷を中心に機動力野球を掲げ
チーム盗塁数は倍に増え61個となったがセリーグ5位だった
現在の指揮官も2年前監督就任当初
2016年シーズン盗塁の目標を80個~100個と掲げたが67個に終わった
そして昨シーズンはほぼ半減の39個…
指揮官の『今年“は”70-80個出来る能力はある』という言葉に説得力はない

機動力を使えなかったこの2シーズン

指揮官ラミレスはこのチームの監督に就任した当初から
機動力野球を掲げていた、走れる野球を目指していたはずだ
しかしこの2シーズン我々がラミレスベイスターズに持つ印象に
“機動力野球”をあげるファンは少ないだろう
先にも書いたが
この2年間、16年シーズン67個、17年シーズン39個
就任当初100個を目標に掲げたが
2年のシーズンを通算して106個とようやくその数字に届くレベルだ
17年優勝した広島カープが1年で112個もの盗塁数を稼ぐのだから
この数字の悲惨さがよくわかる
昨シーズンベイスターズの39個の盗塁数の個分けは
梶谷21個、桑原10個、倉本3個、田中2個…後は他3個
梶谷や桑原はグリーンライトだったと話もあるのにこの数字である
また1番を打つ桑原にいたっては11個の盗塁失敗もあり
少ない盗塁数だからといって成功率が高いわけでもない
この戦力でなぜ80個もの盗塁数を目標に掲げられるのか
このチームのどこに70-80個出来る能力があると言えるだろうか
それともその能力を生かし切れていない首脳陣に問題があるのだろうか

走ることを教えられるコーチはいるのか

そもそも指揮官がどんなに声高に“盗塁数倍増計画”をキャッチフレーズにしたところで
その機動力を選手に教えられるコーチがいない
今シーズンの首脳陣の中でもそのようなタイプがいるようにも思えない
3塁コーチャーの上田も走塁コーチの肩書はあるが
中日時代も“壊れた信号機”扱いで
今のベイスターズにおいても
彼のコーチングがミスを犯した場面は多くあった
8月の広島とのサヨナラ3連勝の時は見事なコーチングもあったが
現役時代守備の名手ではあったがやはり走塁のイメージはない
それはヘッドコーチで98年優勝時代3塁コーチャーをした青山にも同じことが言える
今年から1軍の内野守備走塁コーチになった永池も同様だ
機動力野球を掲げるならばやはりそれだけのコーチも必要になる
特に走ることの土壌がないベイスターズには特に必要になる
前々回の記事でコメンテーターのFOXさんもその辺りを指摘している

その反省があり、犠打、盗塁を増やさないと勝てないとやっと理解したようだが、キャンプでどう実践していくか、とくと見せて貰いたい!
私なら世界の盗塁王福本を臨時コーチとして呼び教えを請う、意気込みだけで、盗塁は増えるものではない。時のごとく、投手の癖、配球を盗み塁を奪う。

「機動力野球をする」「盗塁80個目標」
その意気込みは、我々はラミレス指揮官就任前から知っている
しかし今年の至上命題が“優勝”であるならば言葉だけでは足りない

“機動力野球”でない“気力野球”はもういらない

昨シーズン19年ぶりの日本シリーズの舞台を味わせてもらった
しかしこのチームは優勝したわけではない
オールドファンの中には
「やはりペナントを制してこその日本シリーズ」と考える人も少なくない
私も正直その1人だ
だからこそ、王者広島との14.5ゲーム差をこの1年で埋めなくてはならない
「熱いぜ、DeNA」「勝!」「心」
元気を全面に出して弱さを克服しようとした
数年前の中畑野球…
あの頃とはチームの雰囲気も実力も違う
既に意気込みだけの“気力野球”を目標に掲げる状況ではない
それよりも一つも二つもステージは上がった
スローガンも
「VICTORY is within US」と本気で“優勝”を目標にしている
気力野球ではもうない
20年前ベイスターズが優勝する少し前の年、96年頃だろうか
ベイスターズのスローガンは「Spirit NO.1」だった
それがその2年後には「GET THE FLAG!」と
“優勝”を本気で目標にした

20年前
今より試合数が10試合以上少ない中でベイスターズは70個弱盗塁をしている

優勝をするには機動力野球でない
意気込みだけの甘い“気力野球”はもういらない

もう口だけの目標はいらない

ここまで読んでいただきありがとうございます
最後に応援クリックお願いします! (※ブログ村に移動します)
にほんブログ村 野球ブログ 横浜DeNAベイスターズへ

記事更新時に通知を受け取ることが出来ます。

関連記事

  1. このチームで一番というか唯一と言っていいほど盗塁をできるのは、梶谷だと思います。
    ポストシーズンでは盗塁失敗もありましたが、梶谷は非常に盗塁成功率が高かったです。
    過去に盗塁王を取っていますし、私の印象では、梶谷の盗塁から得点に結びついてることもあった記憶があります。ただ、下位打線に梶谷を置いていると、梶谷の脅威は半減しますよね。

    そこまで盗塁にこだわるなら、梶谷のバッティングスタイルは変えてもらうしかない。
    理想は1番または2番に梶谷を置くことだと思います。
    それができないなら、盗塁を増やすなんて言うのは無駄かなと思います。

    個人的にはこのチームに盗塁はそれほど期待していません。
    ただ、盗塁はともかく、相手のスキを突くあるいはそつのない走塁をしてもらえればいいかなと思います。

    1. コメントありがとうございます
      私もジョニーさんのご意見同様梶谷を生かさない限り盗塁数は増えないと思っています
      そして仰るように梶谷がバッテイングスタイルを変えて本来の1番打者としての役割を担える選手になって欲しいところですが
      もう今の梶谷それを期待することは出来ないでしょうね
      私も今のチームスタイルにもう盗塁を求めるのは残念ですがナンセンスなのかもしれないと考えています
      ただ、首脳陣が機動力特に盗塁に拘るのならそれなりのものを見せて欲しいですね

  2. セリーグ制するなら機動力無しでは難しいですね。
    盗塁増やすと言いながら先日の開幕スタメンメンバーを照らし合わせたらダミレスは何も考えていないことが明白です。
    私の記憶に間違いなければ倉本の3盗塁は4月?
    9番になる前!そして梶谷は7番起用になってからの夏場以降は1,2盗塁かと思います(大きな間違いはないと思いますが間違っていたらm(_ _)m)
    言いたいことは、梶谷7番、投手8番だと梶谷は走れない、倉本も9番では走らない。エンドランで桑原空振りで、倉本アウトになった記憶あります!要は次のバッター気にせず走れるのは桑原のみ。これで70、80盗塁出来る訳が無い。大和も3番筒香だと走りにくいと思います!大和に盗塁望むなら宮崎が3番の方が走りやすいでしょう。
    少なくとも機動力使える打順を再考しないと論外です。

    福本難しいならとらたろうの意見だと屋鋪か高木豊ですが盗塁技術教えて貰うなら高木豊ですね。屋鋪は球界一の俊足で稼ぎましたがリード、スタート、スライディングも上手いとは思えなかったです。
    でも、本当に屋鋪のスピードは魅力的でした!

    あっ、反対コメントありましたが気にせずに承認の貴殿はいいですね。色々な意見が聞けます!
    私も良き采配は、認めるし、駄目と思えば言います。

    1. コメントありがとうございます
      そうなんですよね、このチームがもし盗塁数を増やしたいのであれば、3番ロペスだったり9番倉本だったり
      打順を再考していかなければいけないでしょうね
      梶谷が盗塁できずに足をいかせない打順にいるようでは増えるものも増えないでしょうね
      さらに臨時コーチを雇う形を何とかとって欲しいところですね

      私としてはやはり石井琢朗を呼び戻して欲しかったですが今はそれは無理でしょうね…

  3. おっしゃる通りですね。
    桑原には30盗塁をノルマ化しているようですが、いきなり盗塁技術が高まるはずもなく
    監督に言われたからといって、どうやって盗塁数増やすのよ???ってことですよね。
    キャンプ中に臨時コーチを雇うのは当然の事ですよね。
    FOXさん曰くの福本招聘は、実現出来ればいいのですができないのであれば
    OBのスーパーカートリオがいるのだから博一さんは他界されてますが、高木豊氏、屋敷氏いづれかに頼めば
    来てくれると思うのですが……….。
    高木豊氏なんてベイスターズをいつも気にしているんだから、プロ野球ニュースの収録位調整できるだろうに。
    この辺も監督とGMの間で話がどうなっているんだか、よく分からないところですよね。
    単純に大和も加入したから、盗塁数増えるだろうなんて安易な考えだと今迄と同じ結果ですね。

      1. 全然気にされずに(笑)呼び捨てで大丈夫ですよ〜。
        高木豊氏、取材時でも盗塁教室やってくれませんかね〜。

    1. コメントありがとうございます
      桑原は盗塁の成功率も高くないですから、余計に30盗塁という目標は絵に書いた餅になってしまいますよね…
      臨時コーチを雇うのは技術的なことを教えてもらうこともそうですが
      チームが本気で盗塁数を増やすというのを意識するためにも必要なことだと思うんですが…
      昨シーズンの盗塁数+大和+αでの皮算用ではうまくいかないでしょうね

  4. 批判ばかりなんですね。貴方のブログは?そうやって批判してたら、ラミレス監督は何も発言出来ませんよ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。