1998年4月10日 対巨人戦1回戦 大魔神危険球退場の緊急事態 


「大魔神危険球退場!!」

2015年交流戦直前絶好調だったベイスターズに起きた不吉な予感がした試合

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守護神山崎康晃が阪神上本に対して危険球を投じて退場してしまう

この危険球退場が翌々日からはじまる交流戦の低迷を匂わせていたのかもしれない

しかし絶対的守護神が退場しようと優勝した年があった

17年前この日と同じようなことがハマスタで起きていた

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絶対的守護神の退場で大ピンチとなったベイスターズの4月10日の試合を振り返る

98年の巨人は開幕カードでヤクルトに3連勝し次のカードの広島にも連勝
開幕5連勝と波にのった
前日初黒星を喫するも
開幕ダッシュに成功した勢いで横浜スタジアムに乗り込む

一方ベイスターズはヤクルトに7日に負けた後
2日雨で流れ3勝1敗で地元ハマスタに帰ってきた

両チームのこの試合のスタメン

ベイスターズ
8中根
6石井琢朗
7鈴木尚典
4ローズ
9マラべ
3駒田
5進藤
2谷繁
1川村

オープン戦好調だった井上だが開幕戦で2安打を打って以降3試合連続ヒットなし
この日初めて中根が1番センターで出場する
先発は開幕完封の川村が先発する

ジャイアンツ
4仁志
7清水
3清原
8松井
9高橋
5元木
6川相
2杉山
1ガルべス

このシーズンは開幕から4番は松井
ルーキー高橋が5番に入る
谷繁をFAで獲得できなかった捕手には杉山を使ったりと苦労が見える

試合経過

先発川村は立ち上がり先頭の仁志にセンター前にヒットを許すと
2番の清水にライトスタンドに一発を浴び、あっさり2失点
2回にはピッチャーのガルべスにも一発をあび
序盤で3失点
一発病の川村の悪い癖が出る

打線はホームランを打ちのってるガルべスに7回まで2安打に抑えられて得点できない
しかし8回にようやく反撃の狼煙をあげる

先頭の谷繁がレフト前にヒットで出塁すると
代打新井幸雄がセカンド内野安打で続き
中根のあたりは打ち取られた打球に見えたが
センター松井、ライト高橋、セカンド仁志の間にポトリと落ちるヒットで出塁し無死満塁
このあたりでガルべスの集中力が切れると

ここで2番石井琢朗がライトフェンスに当たるタイムリーで1点を返すと
尚典三振の後
4番ローズが右中間にタイムリー
高橋の悪い守備もあって走者一掃で逆転
インハイの難しい球を巧く流したローズらしいタイムリーだった

1点リードの9回
佐々木が登板する
先頭の5番高橋はストレートに振り遅れファールフライ
次の元木は落差抜群のフォークで三振
2死ランナーなし
ベイスターズの勝利そしてこの日巨人を倒しての首位浮上は目の前だった

ここで巨人は川相のところで代打石井浩郎
昨年6月に佐々木のストレートをスタンドに運び同点にした男だ
ファンも少し嫌な雰囲気を感じていた

佐々木は3球続けてフォークを投げるも
すべて抜けてスリーボールとボール先行

4球目は真ん中にストレートでストライク
5球目のフォークで空振りを誘い
フルカウントとカウントを整える
勝利まであと1球
ここで信じられない結末となる

内角高めに直球が外れて石井の左肩にボールが当たり死球
そして球審は危険球退場を宣告
「(頭じゃなくて)肩でしょ?」という佐々木の抗議も受け入れられない

ブルペンでは完全に休んでいた島田が緊急登板
わずか5球の投球練習でマウンドにたつ

そして代打はダンカン
ここまで本塁打だけなら3本という正に本塁打か三振の助っ人打者
肩ができていない島田が抑えるには酷だったかもしれない

しかし、そこはリリーフで百戦錬磨の島田と相手データはバッチリの正捕手谷繁
変化球が外れていた島田の球は甘く高めに入るもセンターフライに打ち取り
佐々木の緊急事態を勝利で飾った

強いチームと言うのは負け試合をひっくり返すことができ
思いがけない緊急事態でもしっかり勝ちゲームを作ることができる

優勝を本気で目指しているチームはこの日首位にたった

次回は翌日の4月11日の巨人戦にPLAY BACKします

4月10日
ベイスターズ4-3ジャイアンツ
勝;河原1勝
負;ガルべス1勝1敗
S;島田1S
観客数 30,000
試合時間3時間6分

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