1998年4月12日 対巨人3回戦 隆のプロ初セーブの日、チームは首位にたった


優勝するチームには、必ず復活するエースが帰ってくるものなのだろうか

今年はヤクルトスワローズが館山の帰りを待っていたかのように
14年ぶりの優勝を決めた

そう、この年のベイスターズは前年離脱した斎藤隆を待っていた…

4月5日に初登板した隆に求められるのは、先発に耐えうるスタミナがあるかどうか…

それが試されたのかがこの日だった

前日三浦の乱調で試合を落としたベイスターズ
この日、首位には中日と巨人が同率で並ぶ
98年のライバルがペナント奪取に名乗りを上げる中
何としても勝ち越したいベイスターズは左腕エース野村に第3戦を託す

スタメンは
ベイスターズ
8中根
6石井琢朗
7鈴木尚典
4ローズ
3駒田
9マラべ
5進藤
2谷繁
1野村

ついにマラべが6番に降格
尚典、ローズ、駒田とクリーンアップの並びが揃う

ジャイアンツ
4仁志
7清水
3清原
8松井
5ダンカン
9高橋
6川相
2村田真
1斎藤雅

サードが決まらず昨日は元木、今日はダンカン状態
捕手は斎藤と息がピッタリの村田真一

試合は2回に動く
ヒットの駒田をランナーにおいて
進藤がド真ん中にきた斎藤雅の失投をとらえて
2点を先制

3回には3つの四球で満塁のチャンスを作ると駒田の当たりが清原のエラーを誘い1点追加

しかし4回表に先発野村が松井、ダンカンに連続安打を許し
川相の犠牲フライと村田真一のタイムリーで2失点を喫す

しかし、5回裏琢朗、尚典、ローズの3連打に相手の2つのエラーが重なり2点を追加して
5-2
すると6回表、スタジアムにコールされたのは
一週間ぶりにマウンドに立つ元エース斎藤隆
大歓声の中リリーフカーで登場

権藤監督がここで斎藤隆を起用した意図を
「きのう巨人に勢いつけさせたんで、振れる相手には力しかないと思って使った」

その言葉通り先頭のダンカン、高橋を連続三振
7回に1安打を打たれるも無失点に抑えれば
8回も三人で抑え
点差が5点と離れていたこともあり
9回もマウンドへ

過去プロ118試合の登板一度もセーブがなかった斎藤隆
プロ初セーブをかけて
9回先頭高橋をフォークで三振
最後の打者、代打村田善をファーストゴロに仕留め勝利
4回1安打5三振で初セーブ
先発として充分やっていけるだけのアピールをする

駒田からウィニングボールを受け取った隆は次回の先発での登板の自信を聞かれると
「僕が先発に指名されるほどウチのスタッフは弱くありません」と謙遜し
そのボールをスタンドに投げ入れた

チームは再び首位にたった

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エースの復活
優勝から遠ざかっていたチームが
奇跡を起こすにはそういった感動的要素も必要不可欠なのか

しかし、98年のベイスターズには
まだ帰ってきてない選手がいた

1番センター
ここにきちっと埋まるはずの
元気印が帰ってこないうちはこの首位も簡単に明け渡してしまうだろう

その予想通りチームはここから苦しい試合が続いていく

次回は広島市民球場での広島1回戦1998年4月14日にPLAY BACKします

斎藤隆選手、24年間現役生活お疲れ様でした

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