巨人の天下り球団脱却と真のファンサービス 中畑野球とDeNA4年間の通信簿~


この記事は中畑野球とDeNA4年間の通信簿です

第4回 「巨人の天下り球団脱却と真のファンサービス~DeNAの未来~」

 3回に渡って書いてきた中畑野球とDeNA4年間の通信簿

今回は、その最終回DeNAの未来を考えていきたい

▼巨人の天下り球団、DeNA

先週、高田GMは巨人から戦力外通告を受けた久保の獲得を検討する旨をコメントした

もし、久保を獲得となれば2012年からのこの4年間で

藤井、ラミレス、鶴岡、林、高橋尚、東野、岡島、ロペスに次いで9人目となる

監督中畑、GM高田が元巨人であるせいか

巨人の天下り球団のように見えてくる

巨人の情報でも集め、戦略に生かすのか…

その割にはこの4年で巨人に勝ち越したシーズンは2014年だけだ

ホエールズ時代からアンチ巨人の意識を持つファン

東京への反骨心を持つハマっ子

巨人の天下り球団となるベイスターズの姿に拒否感を持つ方も少なくないだろう

しかし、ベイスターズが巨人の天下り球団になるのは

既に4年前の中畑監督就任前から決まっていたことかもしれない

 

▼中畑監督就任が最初から約束されていたDeNA球団譲渡

高田GMは無能か?有能か?でも書いたが

DeNAの初代GMに就任した高田の最初の仕事は

春田オーナーが水面下で監督の就任を要請していた工藤公康監督を切り

中畑清を監督に就任できるかだった

 これは、工藤との交渉破談から1週間もしないうちに

中畑清の監督就任会見が開かれていることからもわかるが

中畑清自身が著書でそれを匂わしている

-もともと新生DeNAベイスターズの監督は工藤公康が第一候補として話が進んでいたが、それよりずっと以前から高田さんは、私を監督にできないかと考えてくれていたのだ

(諦めるな―中畑清)より

そう、高田の頭には中畑を監督にすることしか頭にはなかった

さらに、2010年の参議院選挙で国政進出にあまり積極的でなかった中畑を

なんとか説得し「立ち上がれ日本」から立候補させるも落選させてしまった読売新聞の親玉が

中畑に悪いことをしたとせめてプロ野球の監督にさせてあげようと

ミエナイ力を働かせたという話もある

これが本当なら

はなからDeNAベイスターズは、巨人の天下りとして始動していたということになる

 

▼天下りも理解できる

冒頭でも書いたようにこの4年で巨人から多くの選手が移籍してくるが

私はこの編成自体必ずしも反対ではない

万年最下位チームの中では

その雰囲気に慣れてしまい堕落的になり

監督室で寝る選手が出るような状態になる

そして野球に高い情熱を持っている選手は

この球団をいち早く出ることを考えチームの堕落を脱出できない

そこで常勝を意識つけられているチームで野球をやってきた人間を入れることで

雰囲気を変えるきっかけにもなる

だからこそ

ここ数年のベイスターズに多くの巨人の選手が入団したことは

ある意味必然だったかもしれない

しかし、現状巨人の選手を獲得したからといってチームは浮上していない

高橋尚に至っては2年で1勝もできず戦力にすらならなかった

 

▼巨人OBに優しく、横浜功労者に厳しい

そしてその巨人OB高橋には引退試合を用意した

もちろん日本球界、メジャーリーグと彼が残した実績には敬意を払うが

その一方で横浜の功労者の多村をシーズン中干して

戦力外にした上でファンの前で

最後の打席にすら立たせる配慮を払うことすらなかった

高橋には古巣巨人のファンの前で投げるチャンスを与え

巨人の天下りらしい配慮だ

DeNAが12年に新球団となった時に唄った球団スローガンが

「継承と革新」

継承したのはジャイアンツ魂だろうか…

▼真のファンサービス

それでも観客動員を倍近く伸ばした球団のファンサービスはじめ鋭意業努力は素晴らしいだろう

参考記事;ハマスタに客を呼んだのは中畑ではない!!

しかし、DeNAが本当の意味でファンサービスを考えるのなら

まだまだ余地がある

たとえば、ファンクラブの特典チケット…

今年このチケットを全て使い切った会員は少ないかもしれない

(8000円コースの会員)

一般発売日に並ばなければチケットが交換できないケースが増えた

ファンが増えたとはいえもう少し交換できる席を増やさなければ

「特典チケットが最大10枚つきます」という唄い文句が虚しい

そしてさきほどの多村の引退試合の例を出さないまでも

功労者への扱い

昨年の金城そして多村…

彼らがベイスターズのユニフォームを脱いだから

ファンを辞めようと決めた方も少なくないはずだ

金城や多村のファンじゃなくても毎年のように起きる功労者と球団の

綺麗じゃない別れ方は見ていて気持ちいいものではない

事情があったにしろ退団するにしろ

金城にも多村にもファンとお別れできる場所があれば

ファンも純粋に出ていかせるチーム出ていく選手も応援できる

これも立派なファンサービスのはずだ

ここまで4回にわたり

中畑野球とDeNAの4年間を勝手に振り返ってみた

批判的な言葉ばかり書いたが

今後のDeNAベイスターズについて若干楽観的に私は考えている

98年のチームを壊した02年オフ

鈴木尚の引退、琢朗の退団でファンを辞めかけた08年オフ

横浜に残るのかどうかもわからない10年オフ

次の身売り先が怪しい携帯ゲーム会社という不安な11年オフ

ここであげた4年のオフに比べれば

何百倍も楽観的になれる

優勝は遠いかもしれない

CSはまだ厳しいかもしれない

来年も最下位かもしれない

それでも、また球場に足は向かうのだろう

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  1. >1984年からの大洋ファンさん
    確かにその通りですね
    ベイスターズが優勝する時も
    大矢、権藤は他球団でしっかり実績のあった指導者ですし駒田も巨人の生え抜きでしたよね

    若いチームが強くなるには他球団からの
    強い野球を知っている監督を連れてくることは必要ですよね
    ただ、中畑監督は新人監督であり指導者経験もあまりなかっただけに、強いチームをプランニングする意味で果たしてどこまでそれができる指導者だったのが疑問がでる選択だったような気もします
    今も新監督選びは難航中ですが、どこまで10年後15年後の強いベイスターズをシュミレーションできているか心配です

    貴重なご意見ありがとうございました

  2. ある程度チームが強くなるまでは、強いチームから勝ち方を知っている指揮官に来ていただく必要があると思います。黄金時代の西武でさえ、監督は広岡、森といった巨人OBでした。今や無敵のソフトバンクも礎を築いたのは王氏です。
    それによりチームが強くなり、そこで育った生え抜きが監督に昇格するのがベストでしょう。
    今や西武も、東尾、石毛、伊東、渡辺、秋山、田辺、大久保、工藤と多数の監督を輩出するようになりました。
    そのくらい長期的視野にたってチームのプランニングを行う必要があると思います。

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