ドラフト前日、初心忘れた賭博連中は球界を去れ!ベイよ、対岸の火事ではないはずだ


ドラフト会議の朝

例年であればスポーツ新聞各紙の1面は

各球団のドラフト指名予想で賑わっていたはずだろう

しかし、今朝は決してそういうわけにはいかなかったようだ


▼初心というドラフト会議

「初心忘れるべからず」
日本には物事に慣れてきても慢心せず
初めての時のような新鮮で謙虚な気持ちを忘れるな

という格言がある

プロ野球選手にとっての初心は今日夕方行われるドラフト会議

ドラフトにはさまざまなドラマがある

まだ18歳の高校生が、行きたい球団に行けず、くじ引きで人生が決まってしまう

せつなさと言うべきか残酷と言うべきか、非常に見ているものには心苦しいドラマがある

それでもプロ野球選手になれたという感動は

その選手が喩えその後大活躍しメジャーに行くなどしても

あの感動に勝るものはないという

だからこそ、この時にプロに成れた初心

全てのプロ野球選手は忘れてはならない

今朝スポーツ新聞の1面を飾った2人の現役選手も

ドラフト指名された時の感動は忘れられないだろう


▼初心を忘れた松本

讀賣巨人軍、2011年ドラフト1位選手 松本竜也

彼は、4年前菅野の抽選で日ハムに敗れた讀賣巨人軍が外れ1位で指名した

そしてこの選手はベイスターズにも縁がある

現在ロッテに在籍する藤岡投手を外した横浜ベイスターズも彼を外れ1位で入札した

結果、彼は外れ1位ながらくじ引きとなったのだ

自分の名前が重複したドラフト会議中継を見ながら

松本は興奮しながらチームメートに言う

「まじで、まじで」

そして巨人に決まった松本は記者会見でこう言った

「巨人は1流の選手が集まっている。この中で野球ができることは素晴らしい。早く1軍に上がって頑張りたい」
「目標はダルビッシュ投手」

これが彼のプロ野球の「初心」表明だった

彼の指名を受けて母は言う
「人に好かれ1年目から頑張って欲しい」

その4年後…

彼はドラフトの時以上に注目されてしまった

野球賭博に関与したとしてドラフト指名を受けた時すらならなかった

NHKのトップニュースに扱われてしまった

ファンはこのニュースを見て4年前の彼のように言っただろう

「マジで、マジで」

プロ野球選手になって大好きな野球を職業として稼ぐことができる

甲子園で2試合完投、20奪三振を奪った彼はそんな夢のような職業に就くことができたのだ

金を1円でも多く稼ぎたいなら1球で多く投げ、1分でも長く練習すれば
いくらでも稼ぐことは可能だったはずだ

少なからず、野球賭博やバカラなどで稼ぐ程度の金額
ファームの試合ですら精一杯投げれば可能だった

しかし、彼は母の「人に好かれ…」という言葉を裏切り

自らの「この中で野球が出来ることは素晴らしい」という発言も裏切ってしまった

彼にとっては巨人という1流選手の中賭博が出来る素晴らしさを知ってしまったのか…

そしてそれは、同じく今回実名の出た笠原、福田にも言えることだ


▼対岸の火事に出来ないベイスターズの過去の脱税事件

この賭博問題がどのあたりまで広がりを見せるのか

もしくはどのあたりまでで広がらないように隠すのかわからないが

ベイスターズにとっても対岸の火事とは言えない

かつて、97年にはプロ野球選手大量脱税事件

この事件に多く選手が関わっていた

脱税と賭博問題を同一には語れないかもしれない

しかし、結局プロ野球選手がグランド以外不法に金を稼ごうとした点では同一であるし

この問題ではベイスターズの選手は起訴され、執行猶予はあったが懲役刑を受けた選手もいる

本質は今回と同じところにある

また、今回のこの賭博問題に
ベイスターズの選手が現役退団選手含めて一人も関わっていなかった
と考える方が残念ながら難しいと思う

プロ野球全体で蔓延していたものであったと考えるべきだろう


▼プロ野球が汚れれば、高校野球、少年野球も汚れてしまう

これだけ、穢れているプロ野球界は

今日高校生も含めた多くの新人選手を受け入れようとしている

本来ならば
巨人がドラフトに参加すべきでないというレベルの話ではなく
プロ野球界でドラフト会議、日本シリーズを中断、延期もしくは中止しても
徹底的に解明しなければならない問題

今日指名を待つ新人選手の親御さんは
ひょっとしたら

非社会的組織と深く関わっているかもしれない文字通りブラック企業
息子を預けることになるのかもしれない

プロ野球が夢だった、綺麗な目をした純粋な高校球児達の夢の舞台は
もしかしたら悪夢の世界の入り口なのかもしれない

もちろん、私は高校野球そのものも綺麗なものとは思わない
高野連の大人、テレビ・新聞主催メディアの大人などの
利益渦巻く世界で球児達も踊らされ、時には無理を強いられている
そして残念ながら、それは球児達そのものも汚してしまい
さまざまな事件を犯すことがある

高校野球までもが穢れてしまえば
その下のシニア・中学野球、リトル・少年野球までも
その汚染は広がりを見せてしまう時がくるかもしれない

そうなれば野球人口がサッカー人口にまた後れをとる原因にもなってしまう


▼「初心」を忘れず、新たな舞台で

野球に夢見る少年達にさらに大きな夢の舞台を提供する予定であった
2020年東京五輪の追加種目にソフトボール・野球が決まりそうな大事な時期に

夢の舞台にいる当事者達たちが未来の主役達泥を塗ってしまった

今回賭博に関わったとされる巨人松本は
小学校時代から「夢はプロ野球選手、メジャーリーガー」だった
笠原にしても福田にしてもきっと松本のような夢を抱いていただろう

この3選手は、かつての自分と同じ夢を見ている少年達の夢を汚してしまった
初心を忘れた彼らは、責任をとって球界を去るべきだろう

しかし、この「初心」と言う言葉
実は、元々能楽の言葉である
今とは少しニュアンスが違う
室町時代の能の大成者世阿弥は「初心」をこう説く

「初心とは初心の頃の未熟さ」
つまり
「初めて舞台にたった時の下手くそな姿を忘れずにもう2度と見せないように精進しろ」
という意味で「初心」という言葉を使い
それが「初心忘れるべからず」という言葉として残ったようだ
(実は私は学生時代、能を少し噛んだことがある。しかし残念ながら「初心」のまま成長しなかった)

それならば、この賭博問題で身にしみた未熟さ、恥ずかしさを3選手は忘れず
今回の「初心」を胸に抱いて
新しい人生にもう一度立ち上がって欲しい

そして、今日ドラフトで指名を受けた選手は
今日の涙と笑顔を、そして「初心」を忘れずに
夢であったプロの舞台に立って欲しい

現役プロ野球選手には年に一度「初心」を思い出すチャンスがある

だからこそ、今日の新人選手の「初心」を見て
自分を思い出し
道を間違って欲しくない

ファンにとって応援している選手が罪を犯すほど辛いものはない

ドラフト会議での涙と笑顔をファンは信じ続けるしかないのだから

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