1998年4月30日 対広島6回戦 不調の4月を5割で乗り切った権藤の手応え


就任した権藤博は開幕前こう言っていた

「オールスターまでは5割でいけばいい。本当の勝負は残り20試合になってから。」
前半戦5割を目標に掲げていた

2015年現在のベイスターズも
前半戦5割であったわけだから、権藤であれば計算通りだっただろう
残念ながら、残り20試合で最下位に転落したが…

さて、それでも5割でオールスターを迎えるには
開幕直後の4月に出来れば借金をしないで終えたいというのが本音になる

特に前年も夏場に大型連勝をした
夏に力を発揮するベイスターズにとっては
春先に借金を作らなければ勝負はできる

ここまで8勝9敗
負け越しはわずか1

5割をかけた大事な4月最後の1戦
30日の広島戦を振り返る

両チームのスタメン
ベイスターズ
6石井
5進藤
7鈴木尚典
4ローズ
3駒田
9佐伯
8井上
2谷繁
1戸叶

マラべが2試合連続でスタメン落ち
前日と変わらない打順
ここまで3連敗の戸叶が背水の陣で臨む

カープ
6野村
4正田
9前田
5江藤
7金本
8緒方
3浅井
2瀬戸
1紀藤

先発はベテラン紀藤
この前年はわずか3勝で終わっているが
93年連続から3年連続で二桁勝利をあげている

試合は立ち上がりから戸叶が崩れる
初回に江藤が2点タイムリーを放ち先制を許す
それでもその裏
カープのまずい守備でチャンスを作ると
尚典、ローズの連続タイムリー逆転に成功

2回にも追加点を加えると
3回には谷繁のチーム単独トップとなる3号スリーラン
序盤で7-2と大量リードする

しかし、5回に駒田と尚典のエラー絡みで3点を失い
この回を投げ切って戸叶はマウンドを降りる
6回は代わった河原が失点し
1点差まで追い上げられてしまう

権藤は翌日が移動日であったことから
投手をつぎ込み
「中継ぎローテション」「佐々木は9回限定」
という自らが決めた掟を早々と破り
島田-横山-阿波野と繋ぎ
連投の佐々木に8回途中から登板させ
何とか勝利

権藤博が4月を5割で終えたかったことが伝わる執念の継投だった

この勝利で
ベイスターズは4月
9勝9敗
セリーグ3位で終える

この時点でセリーグの順位は
首位;広島
2位;中日
3位;横浜
4位;巨人
4位;阪神
6位;ヤクルト

CSなんかない時代、目指すは優勝しかない時代
3位でチームは満足していない

5月2日から始まるビジターで迎える6連戦
中日、巨人相手に横浜は苦しい試合を強いられる
98年奇跡が起きるにはまだ、高い壁があった

4月30日横浜スタジアム
ベイスターズ7-6カープ
勝;戸叶1勝3敗
負;紀藤2敗
S;佐々木4S
観衆;23000人
試合時間;3時間49分

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