15年日本シリーズ批評 全てはホークス武田の好投で決まってしまった… 


シリーズ直前、ヤクルト真中監督は予告先発を拒否した
工藤監督が巧みな話術で「じゃんけんで決めません?」と誘惑しても
それにはのらず
自分の意見を貫き
予告先発はこのシリーズでは採用されないことに決まった

実に野村ID野球の継承者らしい、戦略家である

私も近年「予告先発はファンサービス」
というよくわからないおかしな風潮大嫌いであるし
(球場で初めて先発を知るドキドキも野球観戦の楽しみのひとつ)

先発をお互いに明かすのが
真っ向勝負とかいう考え方は好きではない
(これと同様直球勝負が真っ向勝負という考えも好きでない)

実際先発に左投手がいるヤクルトと
右しかいないホークスという戦力を
考慮しても
真中監督は勝負に徹する作戦にでることができた

本来日本シリーズは
始まる前からこういう監督同士の探り合いも
ファンは楽しむものであって
そういう意味では
(98年に権藤監督が東尾監督と申し合わせ予告先発を採用したことは少しがっかりした

しかし、もしかしたら真中監督にとっては
この予告先発拒否は裏目にでてしまったのかなと思う

それは、ホークスの武田
何戦目に投げるか確実に知りえることができなかった点だ

今年武田は13勝をあげチームのエースと呼んでいい活躍をした
もちろん普通に考えれば第1戦に先発すると読めただろう
しかし、予告先発でない以上バンデンバーグや中田もありえる…
ヤクルトは充分な武田対策ができたのか…

結果論ではなく
シリーズの流れを考えた場合
ヤクルトが一番大事だったのは
武田を打つこと
武田におさえられないことが

絶対条件だった

そう私が考えるのは今から4か月前に遡る
今シーズン
6月4日のホークスとの交流戦
ベイスターズが
武田相手に完封負けを喫した後
知人の西武ファンの方に言われた言葉がある
「武田にやられると
抑えられた敵チームの打線は数日不調が続くよ。
それだけ、武田のカーブは
打者がタイミングも調子も崩すんだよ。
パリーグのファンの間では有名な話だけど…」

その言葉通り
ベイスターズは打線に元気がなくなり
結局そこから1度も交流戦勝つことなく
シーズンを終えた

そう、武田のあのカーブに味方打線が翻弄されてしまうと
後遺症でその後、数試合打線は不調に陥る可能性が高いのだ

長いシーズンなら取り返せることもあるだろう
しかし短期決戦の日本シリーズとなると
これはシリーズの敗退そのままを意味する

ヤクルトは絶対に武田に抑えられてはいけなかった…

第1戦は武田のカーブにやられて8回まで無失点
9回に畠山が一矢報いたツーランを放ったが時すでに遅し

予告先発を採用して
武田対策にだけ集中できれば
もっと勝機があったと思ってしまうのは結果論か
(もちろん、武田対策としてヤクルトは追い込まれる前に早打ちをしたようにも思えるので対策はしていた可能性は高い)

結局悪い予感通り
今日の第2戦のハンデンハ-クの好投
言い換えれば
ヤクルト打線が不調のまま終わったの
初戦の武田の好投が作ったものと大いに言える

第3戦神宮に戻ってきて
策士真中監督はおそらく色んな作戦をしかけるだろうが

ただ、山田の復活に期待するとかバレンティンの打棒を信じるとか
シーズンと同じ戦いが出来るよう待っていたらシリーズは終わってしまう
大幅な打順の入れ替えなどもするだろう

しかしこうなった以上
シーズンであまり使われなかった
ラッキーボーイにシリーズの命運を賭けるのもいいかもしれない

以前
短期決戦で天国と地獄を見た2人の山田
という記事でも書いたが
シリーズの流れを引き寄せるには
普段シーズンで結果を出している選手に頼るより
そういったラッキーボーイに博打をするのもいいだろう
(博打という言葉は今使うのはよくないか…)

前年最下位だったチームが日本一になった例は
1度しかない

それは1960年の大洋ホエールズ

ベイスターズファンとして
ヤクルトには1960年以来の奇跡を起こしてほしいと思う

ここまで読んでいただきありがとうございます
最後に応援クリックお願いします! (※ブログ村に移動します)
にほんブログ村 野球ブログ 横浜DeNAベイスターズへ

記事更新時に通知を受け取ることが出来ます。

関連記事

  1. ブログを拝見して武田のカーブにこんなに触れてらっしゃる方がいらっしゃる方がいることに感動しました。
    自分はロッテファンですが、これからもコメントさせていただければと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。