このままでは2流選手に終わる可能性もある梶谷にレギュラー確約するな


日本シリーズも終わり、コーチ陣も固まってきた

いよいよ秋季キャンプもはじまる
2016年シーズンのスタートも目の前だ

新監督ラミレスは梶谷を来年期待する選手の一人にあげ

「3割20本30盗塁」をノルマに課した

梶谷という選手を考えた場合、これぐらいは期待したいところだ

しかし、私は梶谷という選手をもう一度
1から起用法を含め再考するべき時が来ている思う
今回はそこを考える

▼2015年最大の期待外れに終わった成績
今シーズン野手陣で期待値が高かった分
最大の期待外れで終わったのは梶谷だったといえる
以前、敢えて言おう、今年の筒香は期待外れに終わった
と言う記事も書いたが
筒香の場合はもっとやってくれという大きな期待を込めて期待外れといったが
(表現が良くなかったのかコメントでお叱りも受けました)
梶谷の場合は正真正銘の期待外れに終わってしまった

試合数134  打率.275  本塁打13 打点66  盗塁28 出塁率.342
梶谷自身にとっても最低ラインの成績すら残せたといえない数字だろう

出塁率を多少評価していいかもしれないが、それ以外は酷い数字と言える

▼本塁打を捨てろ
今シーズン、梶谷はほぼ3番打者として固定され筒香の前を打った
しかし、前記の数字からもわかるように
筒香の前にチャンスを作ることは少なく打点の多い筒香を生かすことはできなかった

そもそも梶谷に求められている数字はどのくらいのものなのか
大半のファンの方、そして梶谷自身も
「打率.300 本30 盗塁30」
といういわゆるトリプルスリーを目標にし、期待もされているのだろう
私も2013年の夏場の活躍を見た時は「次のトリプルスリーは梶谷かもしれない」と期待した

しかし
2年後球界に2人のトリプルスリーを達成選手が登場したが梶谷ではなかった

私はこの2年間の梶谷を見ていると目指すべき数字は
トリプルスリーより
「打率.333 本3 盗塁33」のトリプルスリー?でいいのではないかと思う

そして3番打者ではなくて
トップバッターとしてチームをけん引することがチームも梶谷も大きく飛躍させるのではないか

どうも近年の梶谷は本塁打への意識が強すぎて
それが却って本塁打を減らしてしまい
そして本塁打が出ないことが
さらに梶谷の本塁打への意識を強くし
悪循環に陥ってしまっているように見える
この際本塁打を狙うことを捨ててみて欲しい

▼三振が多くて内野安打の機会を減らしている
梶谷が本塁打への意識が強すぎると思うのは三振数のとんでもない多さからもわかる
今シーズンは132個 セリーグ3位の数字だ
昨シーズンは135個でわずか3個少ないが
昨シーズンは142試合に出場し今シーズンは134試合
相対的に三振の数は減っていない

梶谷の三振の多さは、自身の最大の魅力である足を殺している
左打者で足も速い梶谷であれば、内野安打を多く稼げるはずだが
今シーズンの内野安打の数は18個
リーグ7位の数字ではあるが
上位の川端、大島、雄平、亀沢、立岡、鳥谷という選手の名前を見れば
梶谷はもっと稼げるはずだ
ちなみに首位打者を獲得し、1番内野安打を稼いだヤクルト川端31個

梶谷の三振が半分減り同じ凡打でも内野ゴロであれば
彼の足なら内野安打にもできる可能性がある
現状で出塁率が.341なら内野安打が増えればもっと数字はよくなる

そして出塁率でいえば、四球の数も物足りない
今シーズンは54個
これは巨人阿部・ヤクルト畠山よりも少ない数字
選球眼の良さを測る指標として知られるIsoDは0.067 リーグ15位

三振の数を減らす意識をして
同じアウトでも足で安打にできる可能性のある内野ゴロでの凡打にし
そして四球を増やすことを考える

これは現在の梶谷の魅力を半減させるかもしれないが
チームを勝たせるためにも、意識をかえて欲しい
かつてヤクルト池山が野村克也監督が就任したことで
ぶんぶん丸と言われた打撃意識を変え、チームは黄金時代を迎えたが
梶谷にもそういう時がきたのではないだろうか

▼内野再コンバートを考えてほしい
梶谷の打撃が伸び悩んでいる原因は個人的には守備が外野になったこともあると考えている
これはこのブログで参考記事;失敗に終わった梶谷外野コンバート
でも書いたが
外野にコンバートさせた中畑前監督自身が自著で懸念してことだ

2013年梶谷は内野守備で緊張感の中で結果を出した
選手の緊張要素を取り払った時底なしに延びる可能性もある一方
それで今度は打撃が落ち込む可能性もある。
緊張感の中にいてこそ、いい打撃ができるということも考えられるからだ
<諦めるな 中畑清より>

この2年間内野守備での緊張感がなくなった梶谷
打撃に対する微妙な気持ちのずれがでているようにも思える
今年の梶谷の成績では外野コンバートして打撃に専念させた意味がない
はっきりいってこの成績であれば梶谷をレギュラー確約する必要もない

外野には筒香という唯一のレギュラー固定選手以外に
関根、荒波、乙坂など同じ左打ちの選手がいるが
彼らを使っても近い成績を残すことができるかもしれない
喩え残せなくても伸びシロを考えればそれもありだろう

だからこそ
もう一度梶谷は内野手、遊撃手に再挑戦させていい
倉本、白崎あたりなら
はっきりいって梶谷が今からもう一度遊撃手に挑戦しても勝負でき充分勝てる選手達だ

13年までの内野手梶谷は
確かに消えたセカンド事件や消えたサード事件など
奇想天外奇妙キテレツな守備もあったし
決して遊撃手の守備も上手くはないが
遊撃手に限れば
奇想天外四捨五入(それはドラえもんか?)程
酷い守備ではなかった

梶谷は決して器用な選手ではない

だからこそ、サードやらしたりセカンドやらしたりすればエラーが多くなる

しかし遊撃手だけをやらせておけばそこまで酷い守備になるとも思えない

 

もちろん、梶谷の外野手としての素質の高さもわかるし
何より梶谷自身がもう一度内野をやることに拒否感はあるだろう

しかし、梶谷自身が将来球界を代表する選手を目指すためにも
もう一度内野手、遊撃手に再挑戦することは決して悪くないことだ
年齢的にも再コンバートは今年が最後のチャンスにもなる

正直遊撃手としてなら、今年の梶谷成績でも決して悪かったともいえない
(もちろん、最低ラインの数字だが)
ただ、打撃に期待し外野手に転向した数字と考えれば不合格と言える数字だ

ラミレス監督や新首脳陣に内野手に転向する考えはなさそうだが
梶谷に関してはもっと柔軟に考えてみて欲しい

▼2016年のシーズンのためゼロベースで全て考えてほしい

本来梶谷は3番より1番打者として起用し
球界一のトップバッターになって欲しい
その潜在能力は充分あるはずだ
首位打者を目指してほしい
そのためにも
本当は首脳陣は梶谷に「ホームラン禁止令」でも出して
徹底的に打撃意識改革して欲しいところだが
考え過ぎてしまう梶谷のことだ
その指令が梶谷を不調にさせてしまうリスクもある
2012年、オープン戦で活躍した梶谷が開幕レギュラーを勝ち取ったものの
打撃不振に陥った時

「ファームで何も考えずにフルスイングしたら本塁打になり
それからバッティングに悩みがなくなった」

それが2013年の夏場の覚醒(実は確変?)につながったという

それでも高木豊のつけてきた背番号3に求められることは
本塁打20や30打つことより
本塁打10以下でいいから
打率を3割以上できれば3割3分あたりまで残すことだ

梶谷がそういう打者になることができれば、チームは浮上できるだろう

梶谷のことに限らず
ラミレス監督含めた
今日発表されるであろう新首脳陣達には
チームが浮上するために
徹底的なチーム改革が求められる

中畑野球の継承もいいが
最下位という成績を継承されてしまっては困る
全てをゼロベースで考え直してチームを改革すべきだ

セリーグは新人監督が3球団
6球団全員40代と若いリーグになった
だからこそ、新人監督だから、若い監督だからという言い訳は通用しない
ラミレス監督には直ぐ結果が求められている

そして
日本シリーズも終わり
FAも今日から解禁だ
最下位の責任は何度も言うがフロントにも球団にもある

好き嫌いでコーチを選ぶ余裕があるなら
そろそろ言い訳のできない補強を完成させてもいい頃だ

ファン感謝祭で金を獲り、FC特典チケットを改悪するぐらい
利益第一主義なら
チームを強くすればファンが多く球場に来るのがわかっているはずだ

日本シリーズもCSもテレビ観戦するものでないこと
球団も選手も自覚し
ファンにそろそろいい思いをさせて欲しい

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  1. >QuWA田ベイスけさん
    ほんとに仰る通りで
    秋季練習も非常に短いですよね
    選手も「あ、ラミちゃんが監督だ。楽そう」と思ってそうで不安ですね
    他球団で才能が開花した選手は、みなベイスターズに在籍していた時ファンがその才能を信じて疑わなかった選手ばかり…
    FAで出た村田、内川はまだ仕方がないにしても藤田なんかほんとになぜ出したか理解できません
    ラミレス監督に多くは望みませんが、せめて結果を出してる選手はベテラン若手問わず使うというプロでは当たり前の
    競争させる采配をみせて欲しいです

  2. >30年目のファンさん
    コメントでの鋭い指摘と考察、まさに「30年目のファン」のお名前の通りの方とお見受け致します。
    本当に勉強になります
    梶谷が万永に憧れていたという話は私の勉強不足で知りませんでした
    だとすれば、今回1軍のコーチに復帰したことが梶谷の何かを変えるきっかけになればいいですよね
    梶谷が内野に拘っているのは、私も思っていました
    元々背番号が3に変わったのも「内野手高木豊」の番号ということでつけたと本人も言っていました
    ところが、その時同時に高木豊がコーチを辞めたこともあり、中畑監督の外野手転向を受け入れてしまいました
    高木豊がコーチで有ればこのコンバートは反対され実現されなかったでしょうね
    ほんとに残念です
    2013年の夏場の爆発もあり、本来なら、せめて翌年1シーズンは遊撃手として勝負させてあげるべきだったと思います
    梶谷の外野転向を急いだのには、白崎を正遊撃手にしようとする意向が強く働いたものだと理解していますが実に不可思議でした

    筒香のレフト固定も正直、いいことはないように思うのですが、どうもラミレス監督自身現状を変えるつもりがない、リスクを冒してでも勝ちにいく感じではないようにも見えてしまいますね
    田代を2軍監督に据えることでほんとは色々チームも変わると思ったのですが、それも巨人にやられてしまいました
    チームの編成、GMの方向性が見えてきません

    ぜひ、また参考になるコメントいただきたいと思います
    P.S.横浜スタジアム買収の記事でのご指摘は助かりました。ありがとうございます

  3. >ぬまつだちゃんさん
    秘密結社湾岸クライシス主筆からコメント頂き恐縮です
    3年前少しだけ私がブログやっていた時期があったのですが
    その頃から湾岸クライシス
    ずっと読ませていただいております

    ユーモアを利かせながらも鋭い分析をする記事の数々は読み応えがあって勉強にもなります

    さて梶谷は、もっと磨けば光るものがあるだけにこの2年非常にもったいない成績で終わっているだけに
    どうにか、来年は文句ない結果をだして欲しいですね
    2番センターというのも梶谷に何かきっかけを与えるものとしてはいい方法なのかもしれないですね
    いずれにしろ、仰るように守備位置を固定してあげないと彼本来の良さは半減してしまうでしょう

    マホームズ代走の試合生で観戦していたのですか!?
    歴史の証人ですね!!
    私はTVKで見ていました
    テレビで見ていても「何が起きたかわからない」状態だったので、スタンドからはもっと衝撃的だったことでしょうね

    コメントありがとうございます
    更新の励みになりました

  4. ここ何年も 才能ある選手を甘やかして潰し 一方では才能が開花した選手はFAやトレードで手放す また呆れるほど明る過ぎる某元監督は競争と言いながら偏った選手起用しかしない
    見事なまでに フロント 首脳陣 選手に厳しさや徹底と言うモノがない甘ちゃん球団
    梶谷もその中の犠牲者になってしまうんでしょうかね…
    いやホント 呆れるほど練習し 試合内容なんかつまらなくていいからしっかり勝つチーム 選手に育てて欲しい

  5. 以前埠頭の件で書き込みさせていただいた者です。その節はお手数をおかけしました。今回の記事に大変共感したため(梶谷再コンバートを唱える方に久しく巡り合えなかったので)、再度コメントさせてください。
    私はコンバート以前の梶谷が内野、特にショートというポジションに拘りを持っている選手とみていた為、現状に非常な違和感と疑問を抱いています。この秋から万永が1軍コーチになりますが、この万永に梶谷は強い憧れを抱き、目標としていました(かつてオフィシャルリポートで言及されていました)当時新人の山崎が万永の0を着けていることをを羨ましがっていましたから。そして、琢朗の自主トレに彼の移籍まで参加していたのも、内野に対する拘りゆえと理解しています。
    私は梶谷が内心で中畑のコンバート命令に不満を抱き、自分からそれを拒否してくれることを期待していました。しかし、ただ同然でレギュラーを与えられる魅力には勝てなかったのか、まるで無抵抗にそれを受け入れてしまったことに、失望しました。管理人さんのおっしゃるように、今の梶谷の成績は求められていたものにはほど遠く、しかもそれが「打撃に専念できる」としてコンバートされたポジションで、2年連続というのは期待外れ以外の何物でもありません。
    彼に緊張感を与えたいというなら、管理人さんのおっしゃる通り、レギュラーを確約せず、内野で勝負させるべきと私も考えます。白崎・倉本などより、2013年の梶谷の方が上だと、私は確信しています。元よりメンタルに問題のある選手ですが、グラウンド内での悪態が多数のツイ民によって報告されていること、内野手時代から一転した身なりの乱れなど、かつての梶谷に期待していた者として、残念で仕方ありません。万永が一時コーチを退任する際、そのことに涙していた、だからこそショートで成功したいと言っていた、あのひたむきな梶谷にもう1度会いたい。今も、外野手・梶谷には魅力を感じません。
    この記事とは別の話ですが、「筒香を日本一のレフトにする」と言った時点で、ラミレスへの期待は急速にしぼみました。田代が巨人に獲られたこと、非常に痛いです。
    過去の記事を遡らせていただきましたが、私の思うところと驚くほど合致する点が多く、非常に共感しています。また、お邪魔させていただくかもしれません。長文になり、失礼いたしました。

  6. 梶谷はまだまだ一年間フルに出続ける体力と集中力がない印象があります。
    退屈なライトの守備が打撃にも悪影響を与えている可能性もありますな。

    そんな意味でも、自分は守備位置はセンター推し。打順は攻撃的かつ、頭を使う必要のある2番がいいと思ってます。

    もっともっと梶の才能をシャブリ尽くすべきですね。

    優勝への軌跡も楽しみに読ませて頂いておりますよ!マホームズが代走に出た試合は内野自由席の上の方で観てました(笑)

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