自分本位の初代スーパーカートリオを反面教師に!!


ラミレス監督より求められた来シーズンの目標「盗塁数80~100個」という数字は、あまりに非現実的

チームで57盗塁しかできなかった今シーズン
梶谷、石川、荒波など走れる選手が揃っていながら
この数字は確かに寂しすぎる

いや、あまりにお寒い数字だったとも言える

しかし、私は盗塁数を目標を掲げるのはあまり意味がないとも思う
実際今シーズンも昨シーズンもその前のシーズンも
同じように「スーパーカートリオ」やらなんやら言って
同じように目標を掲げ
終わってみれば「今年も走らなかった」というシーズンが続いている
もはや盗塁の数字を目標に掲げることにあまり意味はないのではないだろうか

 

▼梶谷、石川、荒波にこれ以上盗塁を増やすのは酷だ

チームの盗塁数を中心を担うとされる梶谷、石川、荒波
今シーズン
梶谷28個 石川6個 荒波4個 と合計38個
チームで100盗塁を目標にするには
3人で最低でも70個はしないと届きそうにないだけに
あまりにも少ない数字と言える
しかし、現状梶谷は別にしても
私は今年の3人で38個という数字が大幅に増えるというのは
現実的ではないと思う
来シーズン梶谷は良くてせいぜい35個前後の盗塁は記録できるだろうが
もう2011年に二桁盗塁を記録したのを最後に1ケタしか残していない石川は
頑張っても10個前後
同じくこの2年怪我の影響で一桁しか残せていない荒波も
フルに出場しても15個前後だろう
3人で60個前後…現実的な数字としてこの程度だ
こう考えると30代にも突入するこの3人に求められることは
もはや盗塁数ではないだろう

 

▼盗塁より内野安打を増やせ

盗塁以外に彼らに求められているのは、出塁率だろう
今シーズンベイスターズの得点源ともいえる筒香が
イニングトップで登場することが何度もあった
これは、明らかに筒香の前の打者達が出塁できなかったからだ
来シーズンは、筒香の前にどれだけランナーを貯めらるかが勝敗を分ける
得点圏にいる必要はない
とにかく筒香の前に1塁に一人いるだけで構わないからランナーを置くことだ

その前を打つことになるであろうこの3人の出塁率を高めることは
盗塁の数字以上に重要
現状出塁率が3割前半の数字しか残せていない彼らは、1割近く高める必要がある

それには
石川、梶谷、荒波は三振数を減らして内野安打を増やすこと
大振りを止めてバットに当てて三振していたのを
同じ凡打でも内野ゴロにすれば
左打者の彼らには内野安打になる確率が増える
投手のモーションを盗むことなどを要求される盗塁よりは、難しくないことだ

梶谷自身来シーズンの目標について
「3割打ちたい。2割5分よで20発より、3割で一桁のほうがチームにプラスになると思う」
と話した

それがわかっているなら来シーズン
あの無様な三振は減り内野ゴロそして内野安打が増えるものだと思いたい

 

▼1番打者の条件
そしておそらく梶谷・石川・荒波から
来シーズンチームを引っ張る1番打者が選ばれるのだろうが

1番打者に置いて重要なのは何か?
私はこれは出塁率や安打数、盗塁数などではなく
どれだけ相手投手に球を投げさせることができるかだと考えている

先発投手と1番対戦するであろうトップバッターが粘り、多くの球を放らせることができれば
それはそのまま、その投手を早く降板させることにもつながる
特に中畑体制の4年間は早打ちが目立った

早打ちすることが必要な場面や早打ちした方がいい投手もいるのは確かであるが
この4年は粘ったことがあったのかというくらい
早打ちで相手の投手にテンポよく抑えられた試合が多かった

来シーズンは相手投手にテンポよく投げせないそして多く球数を放らせるために
1番打者には粘れる打者を置いて欲しい

2013年、この前身のブログで私は
「ホークスの中村晃ほど粘って相手投手を困らせる理想的な1番打者はいないのではないか」
と書いたことがあったが

彼のような選手がベイスターズに登場すること、育成することが急務だ
1番打者は3打席回ったら最低でも合計15球は投げさせて欲しいと思っている
盗塁以上に、そして出塁率以上に球数を投げさせる打者が必要だ

 

▼筒香の前の盗塁必要か?
盗塁のことで言えば、梶谷が今年4番筒香の前で何度も失敗したシーンが目立った
今シーズン前半盗塁王のトップを独走していたにも関わらず
5月に足を痛めて以降は盗塁失敗が目立った梶谷
成功率が低くなったにも関わらず
夏場、チームが低迷していた頃も筒香の前にランナーとして出ると
盗塁を試み失敗し、安易にチャンスを潰したケースが目立った

今のベイスターズ打線でに頼れるのは筒香のみ
逆にいえば筒香の前では余計なことをしない方がいい
打撃に集中させるべきだ
100%成功しないなら走らない方がいい

「チョロチョロするな」とかつての近鉄の本塁打王が言ったのは
決して理解できないことではなかったようにも思える
(もちろん、間違っていなかったとは言わないが…)

筒香の前のグリーンライトはベンチも考えなければならない

 

▼梶谷1番、2番荒波、6番石川が理想的
それでも、このチームで1番走れるのは梶谷だ
梶三振数の多さ、出塁率の悪さ、球数あまり放らせないなど
トップバッターとして欠点は多いが

彼を1番に置くことで打線は機能しやすくなるだろう
そして2番に荒波を置くことで梶谷が凡退した時も1死からトップバッターの役割ができる
石川は6番もしくは7番に置き下位打線を打たせた方が期待できそうだ
ベイスターズは今シーズンも下位打線が全く機能していなかったことが問題にもなった
それならば、上位打線の打った経験もある石川を下位打線に置いて厚みを持たせるしかない
もちろん、これには石川程度打てる6番を任せられる遊撃手の登場と

梶谷を1番に置いても問題ない3番打者の補強が求められるのではあるが…

 

▼自分本位の初代スーパーカートリオはいらない
盗塁数100個
確かに目標になる数字を置くことは理解しやすいが
はっきりいって現状この数字は絵に描いた餅以上に実現性は乏しいと言って良い
目標の数字置くことよりラミレス監督は
各選手にもっと来シーズンの役割を明確にさせてあげたほうがいい

そして、梶谷・石川・荒波それぞれが盗塁以上に粘り、内野安打を増やし
本当の意味でチームの勝利のためのスーパーカートリオになって欲しい
今でも持て囃されるあの初代スーパーカートリオ
実は自分本位で盗塁だけを増やしたので多くの失敗もあり

勝ちに繋がらなかった
当時弱くて話題性にも乏しかったホエールズを世間に注目させる意味では
近藤貞雄監督のスーパーカートリオ戦略は成功したが

高木豊、屋敷要の自分本位の考えがここで増長し
大洋が優勝できなかった遠因になった
と個人的には思っている
梶谷、石川、荒波には初代スーパーカートリオを敢えて反面教師にして

勝てるスーパーカートリオを目指すべきだろう
それでも私は初代スーパーカートリオの加藤博一好きでした

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  1. >QuWA田ベイスけさん
    >>ベイスターズに欠けているのは相手へのプレッシャーとか相手が嫌がる間の取り方

    まさにこの通りですね!ほんとにそうです
    記事では駄文になってしまいましたが、まさにこれが言いたかったわけです
    なんか弱いチームのくせに馬鹿正直というか
    これでは上位に行くのなんか無理ですよね…
    ラミレス監督にどこまで出来るかわかりませんが、ほんとに脱皮して欲しいですね

  2. >30年目のファンさん
    いつもコメントありがとうございます

    博一さんの引退試合を観に行っているんですね
    私のようなファンからするとホントに
    まだまだ自分はファン歴が浅いのだと認識します(笑)いや~ほんとに凄い

    さて、毎年のように出てくるスーパーカートリオの話
    おっしゃっるように、尾花時代も中畑時代も出ていた話ですね
    新人監督が登場するとこのチームはこれをネタにマスコミに話さないといけないんでしょうかね…
    結局いつも頓挫するんですが、今回もこの話が実現することはないんでしょうが、むしろこの話
    石川、荒波、梶谷はレギュラー確定されたように報じられてしまっている事の方が問題ですよね
    彼ら3人とも、レギュラー白紙で争わせなければならないはずです。
    そして秋季キャンプに参加しなかった荒波
    やはり足が万全でないのか…それとも
    結局来年も石川にしても荒波にしてもチームを引っ張ることは出来そうにないのかもしれません…
    初代スーパーカートリオもなりふり構わず盗塁を企図しチャンスを潰し続けた負債がありました
    それでもスーパーカートリオ時代85年も86年も4位なんですよね…
    確かにこの中畑体制4年間よりは強いチームだったかもしれませんね…(苦笑)

    それにしても博一さんに一度はベイのコーチをやって欲しかったです
    またコメント下さい

  3. >樹龍氷さん
    お久しぶりです
    前身のブログの時は、
    ほんとにお世話になりました
    三浦の本のイベントの時にコメントいただいた事覚えております
    また最近初めましたのでぜひ、またご覧になって下さい

    早打ちの件
    確かにヤクルトのように後ろがしっかりしていて
    さらに配球パターンがわかっているなら
    球数を無理に稼ぐことが仇になるケースもありますよね
    それでも自分は近年あまりに早打ち選手が慣れ過ぎて攻撃が淡白になることもあったので
    球数を稼ぐという作戦を
    もっととってもいいかなと思っています
    でも、確かにこればっかりは色んな意見があるでしょうね

    石川の件は、私の場合もう盗塁をする走力は衰えていると感じています
    やはりここ数年一ケタ盗塁しか出来ていない現状を見ると盗塁数を課すのは苦しいでしょうね

    しかし一方で盗塁以外の走塁に関しては梶谷にひけをとらないと思うので、内野安打含め盗塁とは違う部分での走塁意識は今まで以上に持って欲しいです。そしてもちろんヘッドスライディングは厳禁。彼のヘッドスライディングはほんとに危険なのでコーチが禁止しないと本人はしてしまうでしょうね…気をつけて欲しいです
    また、興味深いコメントいただけると嬉しいです

  4. 鋭い指摘ですね 素晴らしいです

    勿論 公になる監督のコメントとなれば 盗塁数何個とか 三割30本とか 本塁打何本とか具体的な方がウケもいいし記事にもなる
    しかしながら ベイスターズに最も欠けているのは 相手へのプレッシャーとか 相手が嫌がる間の取り方とか そういう部分だと思います
    いくら個の技術が上がっても 繋がりが悪かったり空気読めなかったら本末転倒です
    試合運びが拙いのは伝統ですが ホントもうそろそろ脱皮していただきたい
    切に願っております

  5. おはようございます。また、前の記事での返答、有難うございました。
    私はスーパーカートリオ2年目の頃に大洋ファンになりましたので、今も当時のことは懐かしく思い出します。しかしながら、スーパーカーは「面白かったけど、勝てなかった」時代の象徴でもありました。過去が美しく見えるのか、何故か「スーパーカーの頃の大洋は強かった」と証言するファンは意外と多いようですね。
    そのスーパーカーを持ち出す…過去の例に照らせば危険な兆候のように感じますね。尾花が島田誠主導のもとでその話を持ち出した時も頓挫しましたし、中畑に至っては1年目にやはり今回名の挙がっているメンバーでのスーパーカートリオ復活をキャンプ取材に来た赤星に自慢げに宣言しましたが、水泡に帰しました。監督が、自分が現役時代にやらなかった野球を打ち出した時、それは大概頓挫しますね。
    首をかしげるのは、そのスーパーカートリオのうちの2人を奄美キャンプに連れて行っていないことです。石川は肘の手術を控えているのでともかく、荒波はまだ公表されていない故障でも抱えているでしょうか。「ベテランだからキャンプ免除」になる年齢でも今季の出場試合数でもないのに。それ以前に石川も荒波も故障が多すぎる(しかも脚の)という現状も踏まえると、そもそも現状レギュラーとして計算してはいけない選手ですが…
    「盗塁」という特技を持っていても、その選手が塁に出られなければまるで意味はなく、まずそこをクリアできるかどうかがずっと問題ですね。かつてのスーパーカーの中でも、特に屋鋪は年を追って打率や出塁率が顕著に落ちていき、不良債権化してしまった感がありました。
    それから加藤博一、私も好きでした。大洋ファンになった頃には彼はすでに大洋にいて、生え抜きと信じて疑わなかったため、わりと直近まで阪神にいたということを知った時には驚きました。
    彼の引退当時は埼玉県に住んでいましたが、雨の中引退試合に駆け付けましたよ。私にとっては初めて生で観た引退試合でした。あの3人の中で1番好きな選手だった彼が、1番早く逝ってしまったことが今も残念です。

  6. 何年ぶりにコメントするのかな?

    細山田捕手のファン感での記事(確か三浦投手が、本を発売する時のイベントに行ってからなどのやり取り以来な気がします。)以来かな?

    お久しぶりです。

    おはようございます。

    この記事の件は
    人それぞれ好みや個性があるので、いろいろな考え方がありそうな気がします。

    自分も石川選手の場合は、積極盗塁するのはよくない気がします。

    なぜなら
    石川選手はベースへ頭から突っ込む

    よく石川選手は接触プレーで、リタイアが多い感じで足にネズミがあって、盗塁時にそこへタッチされて、暫く起き上がれないシーンを何回か見かけたような…

    なので故障等でのリタイアはチームにとっては、痛いので無理にしなくていい気がします。

    早打ちの件は
    自分は早打ち賛成派です。

    特にヤクルトさんは、後ろがしっかりしてるので、先発投手時で試合を決めるのはありだと思いますよ。

    ヤクルトさんは
    同じ配球で攻めるのが多いんですよね。
    ヤクルトさんの石川投手は、ロペス選手に対しては毎打席必ず1球は内角高めにカットボールでストライクをとったり

    小川投手は、倉本選手に対して高めストライクから低めのストライクになる落ちるフォークで、カウントを必ず1球投げていたのでそれを狙い
    ロペス選手や倉本選手は打ち損じてアウトになってました。

    ヤクルトさんは
    先発投手が打者に4周り目は少なく
    3打席目前に交代するので、配球パターンがわかってるなら、ヤクルトさんの先発投手がいるうちに試合決めたいですね。

    このような意見とか、人それぞれな考え方がある気がします。

    来季は
    横浜にとって、いいシーズンになって欲しいですね。

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