ロマック獲得でDeNAスカウトは無能か?この4年間の助っ人を評価する


昨日の朝報じられたようにベイスターズはバルディリスの後釜としてロマックを獲得した
参考記事:バル退団で新助っ人ロマック獲得

獲得が決まった以上
三振が多い・サードほんとに出来るのか?など多くの不安はあるが
ファンも腹を括って応援していかなければならない

しかしそれでもこの選手が活躍できるか不安でしょうがない
そこで活躍できるかを測るためにも
DeNAになってからのこの4年間の助っ人たちを振り返り評価しながら
DeNA外国人発掘のスカウティング力を考えてみたい
「DeNAは外国人の補強は成功ばかり」という人も失敗と考える人も
読みながら考えてみて欲しい

2012年~2015年までの4年間
DeNAが獲得した助っ人外国人を出来るだけ全てを振り返り評価してみた
もし抜けている助っ人がいたらコメントその他で指摘していただけると助かる

☆DeNA4年間の外国人助っ人通信簿
評価は100点満点、()内は在籍年数、△…他の球団からの移籍、無印はDeNAの発掘

□2012年シーズン助っ人 評価□
DeNA1年目のシーズン、最下位で終わったシーズンの外国人を評価してみよう
・△ラミレス(2012年~13年、2年間) 90点
巨人との契約が切れて移籍、村田が移籍したことで新4番候補として期待された
開幕直前の怪我の影響で初本塁打が開幕してから1カ月でなかったが
移籍1年目は19本塁打で打率.300を残す
しかし守備での緩慢なプレーが監督中畑の怒りを買い2年目のシーズンではベンチ扱い
2年で球団を去る、それでも2年目に外国人初の2000安打達成
選手としての成績だけなら評価は低いがここで獲得したことが
監督になる逸材を捕まえることができたと考えれば評価を高くしていいだろう
2012年:試合137 打率.300 本19 点76
2013年:試合56  打率.185 本2  点14

・△ジオ(2012年、1年間)  30点
広島との契約が切れて獲得、この選手も自前発掘ではない
開幕から先発ローテもわずか1勝に終わり、戦力にはならなかった
2012年:試合8 勝1負6 防御率3.92

・△ルイーズ(2012年途中、1年間) 15点
11年に戦力外になった楽天から半年後12年シーズン中に
現場の「外野ができる右の大砲」という要望に応える形で獲得するも
楽天時代を通じてもほぼファーストしかできなかったのになぜ…
獲得したことが無駄だった、個人的には彼の本塁打を見たが
2012年:試合32 打率.210 本2 打点5

・サラサ-(2012年、1年間) 20点
DeNA独自のスカウトでの初助っ人
春季キャンプで入団テストとして参加しながら獲得
セカンド候補で獲得するも守備、打撃ともに結果は残せなかった
2012年:試合13 打率.222 本0 打点1

・クレイマー(2012年、1年間) 15点
投壊した投手陣の強化でシーズン中に補強、しかし制球が悪く今年のビロウ状態
全くといっていいほど働かなかった
2012円:試合2 勝0負1 防御率10.80
※12年他の助っ人のワンイイゼン、ブランドン、ハミルトンはTBS時代に獲得したので対象外

□2013年シーズン助っ人 評価□
・△ブランコ(2013年~2014年、2年間) 85点
中日との契約が切れ、獲得
「言い訳のできない補強」第1弾として獲得した
1年目は春先から本塁打を量産し、最下位脱出の原動力となる
しかし2年目は怪我の影響もあり
本来の力を発揮できず、守備も精彩を欠いたことから14年シーズンで自由契約
13年は首位打者と打点王を獲得しDeNA最初の打撃部門タイトル保持者
2013年:試合134 打率.333  本41 打点136
2014年:試合 85 打率.283 本17 打点60

・△ソーサ(2013年~2014年、2年間) 75点
ブランコと同じく中日より移籍
移籍1年目は山口の不調で守護神として19セーブをあげるも
2年目は不調で数字を残せずシーズン終了後に戦力外
2013年:試合55 勝3負4S19 H11 防御率1.79
2014年:試合27 勝0負3S3 H12 防御率4.94

・△ソト(2013年~2014年、2年間)  65点
ブランコ、ソーサと共に中日から移籍し、左の先発として開幕ローテ入りも成績を残せず2軍降格
2年目は中継ぎとして結果を出すも、シーズン終了後に自由契約
先発での起用法に問題があった気もする
2013年:試合8  勝1負3H1   防御率9.68
2014年:試合26 勝1負1S1H8 防御率1.57

・△ゼン・カイウン(2013年、1年間) 35点
育成契約で阪神から移籍するも、開幕前に支配下登録
開幕ローテにも入り、3戦目に先発する
しかし、結果は残せずルーキーの三嶋、井納の台頭で2軍降格して結果を残せず戦力外
2013年:試合6 勝0負2 防御率7.29

・モーガン(2013年、1年間) 65点
人気面ではわずか1年ながらもファンの記憶に残した
開幕直後は不調だったが、5月に1軍に再昇格後は1番や3番で結果を残し
本塁打11、打率も3割近くを残すも期待された盗塁は3個
さらにセフティーは出来るも普通のバントが出来ないなど使い勝手の悪さもあった
元々外野手が豊富な中、補強する必要があったかは疑問もあったが
人気面・キャラクター面で悪い評価をするファンは少ないだろう
DeNA独自のスカウティングで初めて成功したと言える助っ人
2013年:試合108 打率..294 本11 打点50

・コーコラン(2013年、1年間) 35点
シーズン中に補強
阪神能見に投げ勝って来日初勝利をあげるなどのファンを驚かす勝利もあったが
その1勝のみ、家庭の事情で帰国するなどもありオフに戦力外
シーズン途中で獲得するもDeNAのスカウティング力がないことを証明する補強
2013年:試合7 勝1負3 防御率5.61
※モスカテルは育成で評価対象外

□2014年 助っ人選手評価□
・△バルディリス(2013年~2014年、1年間) 70点
オリックスでキャリアハイの結果を残し、打撃面守備面と大いに期待されて獲得
久々のセリーグの野球に戸惑ったのか成績的には助っ人としては物足りない成績に終わる
練習態度も野球に対する態度も真面目ではあったが
1軍特約など契約面でDeNAの編成の失敗と呼んでいい補強になってしまった
今オフ自由契約
2014年:試合139 打率.255 本17 打点52
2015年:試合139 打率.258 本13 打点56

・グリエル(2014年、1年間)  50点
キューバの選手獲得解禁で高田より池田社長の意向で獲得
これを独自のスカウティング力と言うべきかどうかは難しいところではあるが
十分戦力として活躍した
2年目も5億円で契約延長という話であったが、これが契約破談となり
開幕前の現場の戦力構想を破壊したことも考えると
大失敗の補強ともいえ大きくマイナス評価とする
グリエルを成功と評価するのはちょっと違うと思う
2014年:試合62 打率.305 本11 打点30

・モスコーソ(2014年~ 3年間)  75点
DeNAの独自のスカウト力で最大の成功と今のところ言える選手だろう
DeNAでは初めて3年目のシーズンを迎える助っ人でもある
今シーズンの怪我の影響で成績を残せなかったが
来シーズン心配であるが
モスコーソをリリーフで起用した現場の起用法にも大いに問題があるので
16年シーズンは先発として期待できるだろう
2014年:試合24 勝9負9  防御率3.39
2015年:試合15 勝3負6H2 防御率5.19

※2015年の助っ人の評価は今シーズの補強選手は働いたか?
でも書いたので割愛
△ロペス85点、エレラ80点、ビロウ10点、LグリエルJr0点

【4年間の総評】
・2年で使い捨てする外人補強・
以上4年間でDeNAが獲得した助っ人を簡単に評価しながら振り返ってみたが
基本的に獲得した助っ人はそれなりに結果を出しているともいえる
しかし残念だが、獲得している選手の大半は他球団から獲得したお古ばかりである
さらに彼らはみな活躍しても2年で解雇している
言い方は悪いが使い捨てで補強している
3年目を迎えるのはモスコーソが初めてだ
助っ人を獲得しては捨てる戦略自体は必ずしも間違いとは言えない
飽くまで助っ人である以上、使い捨てでの補強は仕方がない部分もある
しかしやはり球団が上位を目指すには
長くベイスターズで活躍してくれる選手を補強しなければならないだろう
98年優勝時の助っ人ローズは8年間ベイスターズに在籍した

・スカウトが無能だから、他球団の選手を獲得する戦略・

TBS時代の外国人発掘があまり失敗続きだっただけに
球団譲渡されたDeNAが他球団である程度実績を残した外国人選手
優先的に補強するやり方は決して間違っているとは思わない
実はこの件に関しては前身のブログでは12年オフの頃
「かつての牛込さんのような外国人スカウトを育成するまでは他球団で実績ある選手を獲得しがら、補強をして時間をかけるのは仕方がない」と書いた

しかし、残念ながらそれから3年経ち
DeNAが独自で獲得した助っ人選手の低落を見ると
球団の外国人スカウト部門がまだ完全に育成できているとは思えない
モスコーソ、エレラまあ甘くみてモーガンぐらいまで
DeNA独自で見つけて成功してきた選手といえる助っ人で
キューバルートのグリエルは後の契約破談を考えれば成功とは言えない
他の助っ人に関しては箸にも棒にもひっかからない選手ばかり
さらに、チェン・グァン・ユウのように自由契約にした助っ人が
他球団でCS進出の原動力にまでなっている

DeNAの外国人スカウティングの眼は節穴な方々が多いのだろうか

・ロマックに感じる三振の多さ、梶谷・石川と共に扇風機打線?・
新助っ人として獲得するロマックにも大きな不安が残る
大砲候補として大きな期待を持っているようだが
3Aでシーズン中三振の数が多いのが気になる
ただでさえ、このチームには梶谷、石川と三振が多い選手がいる
打線に同じような扇風機を増やしても仕方がない
ましてや100キロで体も大きい
梶谷や石川のように足や守備面でチームを助けることもできないような選手であれば
ファンのヘイトを集めるだけになってしまう
外野とファーストが主なポジションの選手をサードとして起用できるのか
もしこの選手が結果を残してしてもファーストしか出来なかったら
ロペスとの兼ね合いでラミレス監督も頭を悩ませるだろう
まあ、そうなるくらいならむしろいいが…
気になるのは、あの阪神でさえ補強リストから外した選手だ…
何か大きな不安があると懸念しない方が無理な話だろう

この4年間の助っ人の活躍を振り返れば、他球団のお古以外信用できない
そう考えるとロマックにも不安を感じる
しかし、まだチームの選手枠にも余裕がある
このオフの高田のさらなる手腕に期待するしかない
今年もダメでしたでは、DeNAに未来はない

ここまで読んでいただきありがとうございます
最後に応援クリックお願いします! (※ブログ村に移動します)
にほんブログ村 野球ブログ 横浜DeNAベイスターズへ

記事更新時に通知を受け取ることが出来ます。

関連記事

  1. >柊二さん
    コメントありがとうございます

    おお~さすが助っ人博士ですね!笑
    ロマックの動画を既に何本も見て研究なされているんですね
    私はまだ1、2本さらっとしか見ていないので情報としては非常に勉強になります!
    確かに3Aの選手は必死さが違いますもんね
    サード守備も日本に来て上達するかもしれませんね、勉強熱心であればラミレス監督の下飛躍できるかもしれませんね
    もし、ロマックが3番もしくは5番いやいや筒香から4番を奪うくらいの活躍をみせてくれれば
    上位にチームも食い込むでしょうね
    ちょっと期待でてきました!
    また情報をいただけると嬉しいです!
    ありがとうございます

  2. いつも辛口のご発言を楽しみに拝見しております。
    ホエールズ時代からのファンで、「助っ人マニア」の私は、ロマック獲得の報道を知ってからアメリカの動画サイトで彼の映像をかなり見ました。
    体重100キロというのが信じられないほど、体型は普通です。ブランコ、ロペスと比べればはるかに細い。顔もそうですが、R・ローズっぽい感じです。
    だからなのでしょう、足はバルさんより全然イケてる。
    ボテボテの内野ゴロを打った時、取ったショートが素手でノーステップ送球したのにセーフでした。
    3Aでは外角球でも引っ張って、左翼場外弾というのもありました。でもドジャースやダイヤモンドバックスに上がった時は、逆らわずに逆方向にヒットを打てています。
    サード守備も近年コンバートのようです。必死になってメジャーに上がろうとアピールしているのが判ります。その向上心とラミレス監督の修正力が重なれば、大化けする可能性もあります。
    以上蛇足ながらコメントさせていただきました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。