梶谷2番構想で見えたラミレス監督への期待と不安、まだ土台のない球団だぞ…


昨日、スポーツニッポンでラミレス監督のインタビュー記事が掲載された
そこで気になったのはラミレス監督が来季の構想としてあげた
①梶谷2番構想
②打線を60パーセント固定

どちらも正直、悪くない考え方だとは思う
個人的には梶谷を起用するなら1番として使いたいところだが
2番梶谷の案はラミレス監督ならではで期待できそうである

しかしそこにはまた不安もある
今回は梶谷2番構想で見えたラミレス監督への期待と不安を考えてみたい


◇ラミレス監督の考える2番打者◇

梶谷2番構想で見えてくるのはラミレス監督が求める2番打者像だ
今年まで監督を務めた中畑監督は、2番打者にはつなぎ役を求めていた
初回から1番が出れば、定型作戦のように2番はバント
繋ぎ役と言うよりバントマンとしての2番打者
14年シーズンの7月21日の中日戦で山崎が1試合4犠打の記録を残したことからもわかる
参考記事:歴代0番紹介 山崎憲晴 器用貧乏選手の泥臭い生き方

決して中畑野球はバントありきの野球を就任1年目からやっていたわけではなかったのだが
1年目にあまりにチームの打線が機能しなかったことが頭にあったのか
2年目からは犠打を多用している
これには、14年からコーチを務める進藤の意図もあるというファンの方もいるが
中畑体制ではおそらくコーチに采配、作戦、継投面を任せることは
個人的には3年目以降はほとんどなかったと思うので
中畑清監督の意図で初回からバントのサインを出していたと考えていいだろう
これは、中畑清という人間が常勝巨人で自己犠牲でチームを勝利に導くという中で
野球をやっていたために、2番に繋ぎ役を求めたところがあったと思う

一方でラミレス監督が2番打者に求めていることは安打の量産打線のキーマンとして
考えている、いわゆる攻撃的2番打者というところか
このインタビュー記事ではヤクルト川端を例にだしているが
かつてのベイスターズでいえば、山下大輔監督時代の2番鈴木尚典構想というところだろうか…
確かに今年は先頭打者が制球に苦しむ投手から四球で出塁したのに
2番がバントで送り相手を立ち直らせてしまったことが多くあった
イケイケ野球に見えながら実は管理野球だった中畑野球より
バントをさせない98年権藤のような野球の方がこのチームにはあっているかもしれない

◇梶谷に求める数字は3割20本より3割3分3本◇
しかしラミレス監督は梶谷に求める数字を3割20本と言う
もし、ヤクルト川端のような選手を、首位打者を獲るような安打を量産する打者を
2番に、梶谷に求めるなら
20本の本塁打は必要ない!10本でいいから、いや5本で…いや3本でいい
ホームランは3本でいいから、3割3分の数字を目標に置くべきだ
3割20本を目指し
もし2割8分20本を残したとしよう
数字としては決して悪くないかもしれない
しかしそれは梶谷が目指すべき数字ではない
梶谷の三振の多さは、ホームランを狙いすぎていることからきている
ホームランを狙わず三振より内野安打になる可能性のある内野ゴロでの凡打が増えれば
打率も上がってくる、それだけ梶谷の足は安打製造機なはずだ
それには梶谷が嫌がるの覚悟でアッパー気味のフォームを矯正するなど
荒療治をするのも一つの手ではないだろうか
梶谷の意識を変えて3割3分3厘3本33盗塁
6つの3並びのセクスタプルスリー?を残してほしい
参考記事:このままでは2流選手に終わる可能性もある梶谷にレギュラー確約するな

◇リードオフマン石川と決めてはダメ!石川含めて争わせろ!◇
梶谷を2番に起用した場合、3番打者を誰にするのかという問題が残るが
(現にラミレス監督は梶谷2番起用は3番候補が見つかった上でと限定している)
3番以上にリードオフマンを誰にするのかという問題がある
この問題に対して先のインタビューでラミレス監督は石川が1番に適任と話す
梶谷を2番にすることで1番に対して相手投手もしっかり勝負してくるから
石川も結果を残せるのではと見立てている
この構想に関しては、私としてはやや疑問
石川を評価していないわけではないが、リードオフマンとしては四球があまりに少ない
過去の成績を見て1番四球を選んだシーズンでも13年の51個
チームではブランコに続く2番目の数字ではあるが、セリーグでは10位
翌14年は32個と打席数は増えているにも関わらず数を減らしている
そして盗塁の少なさだ
「新スーパーカートリオ」を掲げたラミレス野球で
ここ4シーズン一桁しか盗塁を残せていない選手を1番に起用することは
走る野球を早くも否定したことにもなる
10年で怪我をして以降、石川は盗塁を稼ぐ選手ではなくなっている
ましてや、ここ近年の怪我の多さも問題だ
怪我で離脱する選手に1番を任せることは難しい
リードオフマンには全試合1番としてチームを牽引するだけの体力と精神力が求められる
98年リードオフマンだった石井琢朗は全試合出場している
参考記事:石川は過大評価?過小評価

かと言って石川を使うなと言っているわけではない
石川はレギュラーという固定観念、先入観を持たず
しっかり山崎、内村、宮崎など若手中堅ともう一度1から争わせるべきだ

贔屓の方には申し訳ないが
石川はこのチームでレギュラー定着させるだけの実績を残してきたとは思わない
そしてルーキー時代からここまでのシーズン
他のライバル内野手と対等の立場でレギュラー争いをしてきたとようには見えない

だからこそ、石川はこの程度の選手で終わってしまっていると思っている
彼をこの年齢でもう一度飛躍させるには
温室で育てず敢えてもう一度0から勝負させるべきだ

その意味で
14年、15年とレギュラーをはく奪され今シーズン終盤奪い返した形の荒波なんかは
競争の中で成長をみせてきたのでリードオフマンとして期待をしてみたいが…
(私は今年まであまり荒波を評価していなかった)
これまた、まだまだ潜在的に能力を開花させていないか

とにかく石川だろうが、荒波だろうが、他だろうが1番打者を本気で争わせて欲しい

◇この球団に60%打順を固定できるほどの土台はない◇
そしてラミレス監督のインタビュー記事で気になった冒頭に書いた2つ目のポイント
打線を60%は固定したいという話
もちろん、これが出来れば選手にとっては非常に楽だ
ラミレス監督の言うように選手は自分の役割を知りたいと思っている
だからこそ、打順を固定できれば選手の意識もついてくる

98年マシンガン打線を順番通り
ファンがお経のように掛け算九九のように言えたのも固定されていたからだ
打線が固定されたチームほど強いものはない
しかしこれは強いチームだからこそ打線が固定できるいう話

そもそもこのチームには打線を、そして打順を、そもそもレギュラー選手を固定出来るほど
確固とした選手が少ない

その意味では
本来なら、たとえばラミレス構想が石川1番梶谷2番と決め
必要となった3番にハマりそうなピースを補強してもいいだろう

確かにロマックを確かに獲得した…しかし実際どの程度活躍できるかはまだ未知数だ
参考記事:ロマック獲得でDeNAスカウトは無能か?でコメントを頂いた柊二さんの話によると意外にいい選手のようなので個人的には期待感が出てきています、情報ありがとうございます)

やはり、それでもある程度計算できる選手を補強して欲しい
本来ならまだ去就が決まらない川崎なんかを本気で獲得に動いてくれれば
あらゆる問題に方が付くのだが…現実的ではない
戦力外の目ぼしい選手は他球団が獲得に動いてしまった…
どうするのだろうか?サプライズ補強はあるのだろうか?

ここにきて私自身はラミレス監督に期待感は強くある
しかしラミレス監督が思うほど、彼が考えている以上にこの球団はまだまだ発展途上
前任者の監督は球団が言うほど、メディアが持ちあげるほど
残念ながら戦力の土台を作ってはいない
最下位という結果で終わったことが全て物語っている
ラミレス監督には土台作りから求められている
しかし、時間は待ってくれない!!

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