今シーズン3年目を迎え活躍できなかった選手達 DeNAのドラフトは機能してない?


DeNAとなって4シーズンが終わり2012年に初めて参加をしたドラフトから4回参加した
11年のドラフトは、身売り直前でDeNAとしては参加していない

4年間のドラフトを振り返ると球団が目指す方向性もわかってくる
参考記事:
今シーズン2年目の選手達は期待外れだったか!?
←2014年度新人選手評価
今シーズンのルーキーの活躍をどう評価するすべきか?
←2015年度新人選手評価
また、使い捨てで即戦力を獲得する高田GM、評価は50点
←2016年度新人評価(今年のドラフト)

以前に更新した3年分のドラフト指名選手の現状の評価も合わせて読んでいただけると嬉しい
今回紹介する2013年度の新人選手達は、実質DeNAドラフト1期生とも言われる選手達で
即戦力であれば本来ならもうチームの中心選手になっていてもおかしくない
そして逆に即戦力で指名されながら
3年間全く戦力になっていないようだと戦力外を受ける時期だろう
今年3年目を迎えた2013年度新人選手達を評価してみたい

★2015年3年目選手選手一覧(12年ドラフト指名組)評価は100点
年齢は15年シーズンのもの

◆ドラフト1位 白崎浩之  25歳  50点
50点でもかなり甘くつけたつもり、本来はドラフト順位などを考慮すれば30点以下
しかし本人も慣れない遊撃手を守らされていることもあるので多少同情して50点とした
東浜を抽選で外して指名した選手ではあるが
当時のチーム力を考えれば彼の1位指名は納得が未だにいっていない
やはり、即戦力投手を外れでも1位指名して欲しかった
現状2位指名を受けた三嶋も期待外れと言わざるを得ないだけに
囲い込みなどもあったとは言うが、楽天則本・ヤクルト小川そして巨人菅野
強行指名をしてでも欲しかった投手の逸材が多かったドラフトだけに
中畑監督の気を使ったようにも見える白崎の指名は納得いかない
本人もそういう意味で実力とは違う部分で
評価を落としているようなところがありやや可哀想な気もする
今シーズンは倉本とショートのレギュラーを争ったが、守備面・打撃面共に不満が残る
6本のホームランを放ち、パワーもついたようには見えるが得点圏打率が終盤まで.000
もはや技術面より精神面の脆さを露呈してしまった
今年打順は1、2番を任されることもあったが
第1打席の打率が1割台とチャンスメークを出来るタイプでもない
来シーズンはバルディリスが退団するがロマックがサード候補に入り
遊撃手も即戦力で守備の名手と言われる柴田が指名された
26歳を迎える4年目のシーズンの結果は、プロ野球人生を大きく左右することになる
中畑清という保護者がいなくなって出場機会も減ってしまうかもしれない
来シーズンは相当のレベルアップが必要
13年成績:試合47 打率.212 本0 点1
14年成績:試合101打率.234 本1 点11
15年成績:試合81 打率.225 本6 点9

◆ドラフト2位 三嶋一輝  25歳  59点
13年のシーズンオフに行われた台湾との親善試合で侍JAPANに入った男も
今や代表候補にも名前は上がらない
1年目に完投2つを含む6勝をあげ期待を受け
中畑監督の“作られたエース起用”14年開幕投手を務めたが
滅多打ちを喰らい、わずか1勝で終わり期待を大きく裏切った
3年目のシーズンとなった今年は春先ローテの一角に食い込み勝ち星をあげ
4月、5月を4勝2敗と結果を残したが調子の波が激しく
6月7日の西武戦で6失点するとファームに降格し
8月まで1軍に昇格せず9月には中畑監督はリリーフでの起用に変えてしまった
先発で結果を出せていなかったわけではないだけに、個人的に不満が残る
今シーズン結果がなかなか出なかった山口を夏場まで我慢して先発で使ったのとは
対照的な三嶋の起用法であった
しかし三嶋はこの3年間納得いく結果を残せていないだけに
来シーズンは起用法がどうだろうと結果が必要になる
先発でも中継ぎでも敗戦処理でも打たれるわけにはいかない
大学の後輩石田をはじめ三嶋以上の若い先発候補がベイスターズにはたくさんいる
13年成績:試合34 勝6負9 防御率3.94
14年成績:試合 8 勝1負2 防御率10.88
15年成績:試合20 勝5負5 防御率4.81

参考記事:悪いのは三嶋!でも首脳陣の中継ぎ起用に疑問

◆ドラフト3位 井納翔一 29歳 79点
この年のドラフトで1番結果を残している選手、いや唯一結果を出しているのが井納と言える
3年間で21勝をあげているのだから、文句言うことはできないだろう
昨シーズンの2ケタ勝利、今シーズンも怪我で夏場離脱したが
それでも春先はしっかり踏ん張ってくれた
ただ、彼はあくまでローテの3番手あたりで投げさせてこそのタイプだと個人的には考えている
年齢的にもこれからチームのエースになるタイプではない
彼をローテの柱として起用せざるを得ない間ベイスターズが上位になることはないだろう
逆にいえば井納をローテ3番手あたりで投げさせても大丈夫な先発陣の厚みが求められる
もちろん、井納個人にはエースをねらってもらわなければ困るが…
中畑監督は100球を越えても続投させてしまって壊してしまった感があるので
ラミレス監督は球数を考えながらうまく起用して欲しいと思う
4年目でありながら30歳を迎える来シーズンは10勝はしてもらわないと困る
13年成績:試合18 勝5 負7
14年成績:試合25 勝11 負9
15年成績:試合21 勝5 負8

◆ドラフト4位 赤堀大智 28歳  30点
26歳でプロに入団したため、3年で結果を残さなければ厳しい世界
掛川西高校で20本塁打以上をマークしたスラッガーだけに
大学・社会人と経験を積んでプロでも躍動するかと思えたが
若い外野手が多いベイスターズではチャンスも少なかった
ルーキーの年にプロ初安打となる二塁打を打ったことで
彼がプロ野球選手である証は残すことが出来たが、今シーズン戦力外通告を受けた
13年成績:試合5 打率.143 本0 点1
14年成績:試合出場なし
15年成績:試合1 打率.000 本0 点0

◆ドラフト5位 安部建輝 29歳  30点
今シーズン戦力外の危機だったが、首の皮一枚つながった形だろう
春先に敗戦処理、ロングリリーフ要員として昇格し
4月29日の広島戦で3イニングを無失点に抑える結果を残したが
5月に登板した3試合中2試合は失点をし
5月23日の阪神戦では3つの四球でゲームに水を差した
その試合でベンチとファンの信頼を失い
8月に1度登板しただけでわずか5試合の登板で今シーズンは終わってしまった
4月29日の広島戦を見る限り躍進する可能性もあったシーズンだっただけにもったいない1年だった
来シーズンは、30歳
今年程度の成績であれば戦力外通告を間違いなく受けることになる
オープン戦から結果を残し、開幕1軍に入り
開幕から結果をださなければ、秋までチャンスは与えられないことになる
オフ休んでいる暇はない
13年成績:試合1 勝0負0防御率9.00
14年成績:試合4 勝0負0防御率5.79
15年成績:試合5 勝0負1防御率2.89

◆ドラフト6位 宮崎敏朗 27歳 45点
正直、私個人的には多くのファンの方が期待するほど評価していない選手
荒い打撃をするのに、パワーが思ったほどないのが不満である
ルーキーの時に感じた荒々しさもない
代打の切り札で使うには怖さもない後藤より一回り二回り小さい選手に見える
守備も上手くないので使い勝手も悪い
梶谷や筒香を外野にコンバートするくらいなら、宮崎こそ外野にしたいが…
中畑前監督は期待をかけていた選手だが
もう1段階も2段階もレベルを上げないとレギュラーを掴むことはできないだろう
ただ、来シーズン28歳になる年齢的にも飛躍的な成長が見込めるかどうか
ラミレス監督が宮崎をどう育成するか期待するしかない
13年成績:試合33 打率.250 本2 点5
14年成績:試合5 打率.154 本0 点0
15年成績:試合58 打率.289 本1 点10

◆育成1位 今井金太 21歳  30点
もう1年見てみたかったが、育成契約であるし仕方がない
翌2013年ドラフトで育成で指名された砂田、萬谷が支配下登録されて結果を出しているだけに
本人にも焦りがあっただろう
14年に派遣選手としてBCリーグ群馬で7勝をあげたが、防御率6点台では苦しい
今オフ戦力外通告を受けたが、トライアウトでは結果を出している
まだ若いので、野球をまだ続けてベイスターズを見返して欲しい
13年~15年:1軍出場なし

2年前のシーズン、この年のルーキーであった選手が全員1軍に出場したことが
最終戦のセレモニーでのVTRのテロップで流れた
「やっぱ、DeNAになってドラフト戦略がうまくなった」と思ったファンの方も多かっただろう
実際、その日現場にいた私も「高田GMの眼力は凄いな」と賞賛していた
しかしこの年のルーキーは2年後、15年のルーキーに比べると結果がでていない
井納以外は、来シーズンの結果次第ではトレードや戦力外も考えなくてはいけないかもしれない
(既に2人戦力外を受けているわけだが…)
特に1位の白崎、2位の三嶋は16年度のルーキーたちもライバルになる
14年~16年のドラフト指名選手を見れば
この球団は即戦力で獲った選手を育成するつもりはない使い捨ての駒としか見ていない
だからこそ、この年白崎を指名しておきながら
14年で倉本15年で柴田と同じようなタイプの内野手が指名されている
三嶋のような投手であれば尚更だ

過去3年のDeNAのドラフト戦略を必ずしも否定するつもりはない
何年も低迷を続ける球団だからこそ
即戦力を指名し使い捨てするように起用していかなくてはならないことも理解できる
しかし、この2012年からの4年間ドラフト上位3位指名までに高卒選手を指名したことはない
これでは、5年10年先の球団編成を考えていくことは厳しいような気がしてならない
98年ベイスターズが優勝した時のメンバーの多くは高卒選手だ
高卒選手を上位で指名することに慎重になりすぎてはもったいない

そこに不満がたまるのも即戦力で指名した選手達が伸びない悩んでいるからだ

白崎、三嶋、柿田、平田このあたりの選手が結果を残していないことが
今シーズン最下位になった原因にもなっている
彼らには奮起して欲しい

◆過去3年のドラフト指名選手を評価したこの企画は今回で終わります
ブログで書くネタがなければ、2011年の指名選手をまたどっかで評価する記事で書きます

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